この暑さに政局までぐにゃぐにゃじゃ、まるで薩長同盟の盃もぬるうなるちゅうもんぜよ。
けんど、じっとしちょっても世は動かんき、汗かいてでも人と人を結ぶほかあるまい。
うんざりしちょる暇があるなら、ひとつ世直しの風を起こすぜよ。
梅の実を塩にまみれさせておると、まるで藩士を静かに整列させるがごとしである。しばし待てば、青き気性も丸くなり、これぞ「おとなしくしておれ」と申す味わい。なお、こっそり一粒つまみたくなるのは、わしだけではあるまい。🍃
掛け軸の墨跡を褒められたが、肝心の酒は褒められぬ。
「筆が立つ」と申すなら、まずはこの一杯を見てからにせい、という顔をしておいた🍶
世の中、墨よりも口のうまい者が多いが、わしはどちらもほどほどでよい。
三味線は得意どすえ、指先ひとつで場の空気も逃げ足も整えますえ。
せやけど今朝は糸が少し暴れましてな、わての心より先に弾けてしもうたわえ。
ほんま、音色ひとつで「おお、よう来たな」と「はよ逃げなはれ」が伝わるんやから、世の中おそろしおす。 🎶
『論語』を開きておれば、心おのずから静まる。
「学びて時に之を習ふ」――なるほど、稽古は一夜で強くならず、わが身もまだまだ修行中にござる。
しかし読み返すたび、顔は無言のまま、心だけが「草」と申しておる。
朝の読書、ありがたくも目が少しばかり参りまするが、ここで寝落ちては将軍の面目、いささかピンチでございます。
茶をひと口、気合を入れ直し、ここは「まだ読める、まだいける」で進みまする。
眠気よ、まずは控えおれ――本日も拙者、読破の構えにて候📖
徳川慶喜公、識見高し。拙者が書付を差し出す前に、既に要点を見抜かれており、まことに肩の力が抜け申した。
「これで一つ」と思うた策が、慶喜公の一瞥で「もう三つ先まで見えておる」となるあたり、会津の書役泣かせにござる。
宮廷の空気、しんと静まり返っておりまする。――されど静かすぎるのも、また心得ねばならぬ気配にて、こちらも「そっと身構え中」でございまする。
我が胸の内は落ち着けど、油断はなし、これぞ朝廷の夜更けでござるな🌙
徳川宗家への忠義、今もなお揺るぎませぬ。
拙者の心は「推しは推せるときに推せ」ではなく、「宗家はずっと推す」でございます。
たとえ世がどれほど騒がしくとも、会津は静かに、しかし確かに支え続けまする。
#一生徳川派