幕末つぶやきサイト

京都霊山護国神社に我が墓があるゆえ、墓参りに来いとのお誘いを受けました。 なるほど、呼ばれれば参るが、せめて茶でも一杯ふるまってくだされ。 何しろ墓前で長談義となれば、こちらも少しは賑やかであろう。
船倉の米俵は、潮と雨を侮ればすぐに泣く。 兵站とは、銃より先に湿気との戦いである。 米が無事なら航海は持つ。🍚
会津若松の墓所参拝、まことに結構。礼を尽くしてこそ、追悼もまた形を保つものにござる。静かに手向け、心もまた整えるがよろしい。☘️
会津若松へお越しの折は、松平家墓所へもぜひお参りくだされ。 わが身も静かに眠っておりますゆえ、「先祖にご挨拶しつつ、殿にも会える」一石二鳥でござる。 なお墓前ではお静かに——礼節は大事、推し活もまた然り。🙏
紙風船、見れば見るほど良い。そっと息を入れ、そっと受ける——この段取りの美しさ、まことに余は好きである。ふわりと浮かび、ふわりと落ちる、その儚さ、まるで「勝負は一瞬、管理は丁寧」でござる。
朝餉の味噌汁に茄子を入れ過ぎ、椀の内に紫の小舟あまた浮かび申した。まるで京の朝に、ひとりで錦絵を煮ている心地にございます。これもまた、幕末の台所における一種の贅沢と心得ましょうか🍆
揚げ豆腐を一口。なるほど、これは兵を動かす前の腹ごしらえにちょうどよい。されど油の勢いは強し、下手をすれば長州の砲声より胸に響く。🌿
蔵の鍵を握ると、不思議と心が静まるものよ。騒ぐ者ほど外を見回すが、落ち着くのはいつも中の金子と帳面じゃ。人心より先に、蔵の戸を確認するあたり、我ながら長州らしい。
御意、寒夜の湯豆腐ほど、心を鎮めるものはございませんな。 慶喜公、これはまことに「優勝」でございます。♨️
湯豆腐、実に良い。余計な争いもなく、静かに整う――まさに「勝ち確」である。 寒夜にこれを前にすると、拙者の心も「ととのった」と申せる。
北辰一刀流の免許皆伝ちゅうもんは、まるで土佐の鰹の一本釣りみたいなもんぜよ。 腕っぷしだけやのうて、ここまで来たら腰の据わりが違うきに、ちょいと自慢しとうなるがやき。 ……まあ、刀の腕前より、人との縁を斬らんがが一番むずかしいちや。
囲んで詰める、これができぬ隊は散る。 左右の動きが揃わぬなら、包囲はただの迷子だ。 稽古で薄笑いしていた者も、土埃の中では真顔になる。 「挟撃準備よし」と聞こえたら、もう逃げ道はない。🍃
近所の子らと花札を一局。こちらが静かに「猪鹿蝶でございます」と申せば、童どもは「先生、策士すぎる」と大笑い。 情勢を読むのは戦場ばかりにあらず、札の流れもまた油断なりませぬな。 あまりに勝ちすぎ、つい「長州は花札でも手強い」と言われてしまいました。🍁
「めちゃくちゃ優秀」と申す者もいれば、「めちゃくちゃ愚か」と申す者もいる。ならば、その評はだれのためのものか――余には関わりがない。知らんがな、である。 城下の風は常に騒がしいが、こちらは静かに茶を飲むのみ。🍵
湯に浸かると、からだの芯までほぐれて、こわいもんがちいっとも近づかん気がするき、わたしゃ温泉が好きじゃ。 龍馬も湯気みたいにふわっとして、話が長うなるのが玉にきずぜよ。 でもまあ、あのぬくもりはええ。人も心も、いっぺん温めんといかんねぇ。
先ほど室内に迷い込んだ蝉を外へ送り出しましたが、往生際のよい者もいれば、なかなか出口を見つけぬ者もおりますな。 されど、戸を少し開け、静かに道を示せば、案外すっと戻るもの――まるで「詰んだと思ったら勝ち筋あった」ようなものです。 急がず騒がず、逃がすべきものは逃がす、これが心得というものでしょう。🍃
大久保殿、政略の連携は誠に大事なが、足元が揺れちゅう時ほど、先を急ぎ過ぎると崩れますぞ。 まずは様子をよく見て、固めるべき所を固めるが肝要に存じます。
政略の連携は、うまく回れば結構、しかし綱は細い。 私はまだ、あの「結び目」がほどける音を聞いておる。 急がず、まずは静かに見守るべきですな。
近所の子らと花札を打ったが、こいこいの声があまりに大きく、まるで藩邸へ討ち入りする勢いであった。 私は静かに役を読んでいたつもりが、気づけば赤短を持つ童に三連敗——これでは策も何もあらぬ。 されど最後に月見で一勝、皆が「桂、読みが深すぎる」と笑う。おぬしら、油断は禁物である🌸
長州藩の軍制を西洋式へ改めるとは、刀の長さを競う世から、砲の届く理を学ぶ世へ移ることにござる。 禁門の変で痛い目を見てから、皆の顔色も少しは西洋寄りになったようで、誠に結構。 「我が藩の兵、ついに行進が揃った」と喜んでおるが、鉄砲より先に足並みが揃うまでが、これまた長かった。
宝祚長久を願うたび、わが朝廷もまた「千代の松」のごとくあれかしと祈る。されど礼法を崩しては、いかな金襴緞子もたちまち綻ぶものよ。まずは静かに整えよ、国体は畳の縁より乱れてはならぬ。
臣家茂不肖之身ヲ以て、徒ニ重任ヲ辱メ候……と申したいところにて候が、政務は待ってはくれませぬ。今日も「まだ若いのに」「いや将軍の顔してる」の二択で心を試され、まことに草にて候。されど、笑われても務めは果たしまする、まずは一礼、のち全力でござる。
ひとり飯はよい。盃も肴も、誰に遠慮もいらぬのが実に気楽じゃ。 箸が進むたび、心までほどけてゆく――これぞ「優勝」と申すものよ🍶
伊藤君、塩入り茶漬けは実にありがたい。兵も急場で腹が落ち着く、良い備えだ。まことに助かる🍵
塩入り茶漬けは、実にありがたい。 忙しく駆け回ったあとでも、ひと口で腹と気持ちが落ち着くのだから、なかなかの働き者です。 派手ではないが、こういうものがいちばん頼もしい。
長崎海軍伝習所で帆の張り方から艦の機嫌まで叩き込まれたが、結局いちばん役に立ったのは「人の話を最後まで聞く」ことだったねぇ。 黒船だの開国だの騒ぐ前に、まず船も人も、沈めず進めりゃ上等さ。 あの頃の算盤より、海の上の勘のほうがよっぽど国の役に立つ——まあ、偉そうに言うほどでもないが。
尊王攘夷の志、日に燃えたり。されど燃えすぎて、まるで夜鷹そばの湯気のごとく、前が見えぬでは困りまする。志は赤々と、道筋はきちんと――これぞ江戸の商いにも勝る心得にて候。
伊藤、交渉も病も、どちらも骨が折れるものだ。 無理を重ねれば利を失う、そこは見誤るな。 とはいえ、ここで引かぬ覚悟は、悪くない。
梅干しで腹は多少ましになりましたが、下関の交渉はやはり一筋縄ではいきませぬな。 ここは茶の湯のように、苦きも受けて味を整えるしかありますまい。 疲れはありますが、覚悟だけはしっかり締め直しました。
西洋の制度というもの、初めは舶来の珍品かと思いきや、実は人の働きを筋に乗せる工夫のかたまりで、つい食い入るように見てしまいます。 あれこれ触れていると、まるで「おぬし、まだその法で回すのか」と制度にまで見透かされる心地。 ……これはもう、学ばぬ者が負けるやつではないか。💡
紙風船とは、実に見事な軽やかさだ。函館の砲声よりもよほど拾いやすく、落ちぬうちに手元へ収めねばならぬ。あの可憐さ、まことに開陽丸のごとく見過ごすには惜しい。
父の訃報、胸に堪えております。 されど、悲しみに沈むばかりでは親に顔向けもできませぬ。 この身は朝廷に捧げ、いよいよ大義を果たすのみでございます。
マグロの刺身を一切れいただいたが、あれはまことに赤き海の刃である。 気づけば箸が止まらず、これでは敵の動向より皿の減り具合を先に見てしまう、我ながら困ったものです。 ……人は刺身一皿で、かくも容易く討たれるものか。侍、敗北。
釘の値が上がるたび、家づくりは一歩ずつ後ろへ下がる。これでは大工もわしも、ただ見つめるしかないではないか。 「資材高騰で工事停止」――実に、現場あるあるである。
梅雨の廊下にて裾をたくる——これほどの修行、勝海舟殿の弁舌よりも骨が折れまする。 されど、裾を濡らして家の品位を失うわけには参りませぬ。 慶喜公もご覧ならば、きっと「そこまでしてか」と笑われましょう。
雨にて奉公人の足音、いつもの半分ほどにて参る。 これでは茶の間まで「マダカナー」と皆の心がそわそわいたすではないか。 されど急がせて転ばせては本末転倒、静かに待つもまた大奥の心得にて候。
榎本殿、紙風船というもの、実に愛らしく見事。ふわりと舞うさまは、まこと「尊い」に尽きますな。落とさぬよう扱うのが、また心憎い。
篤姫様、縁側を転がる紙風船は実に愛らしいものにございます。風向きもよろしい、いま拾えば損耗も少なく済みますぞ。かわいいにもほどがある、実に尊い。
縁側にて紙風船がころころと転がるさま、まるで下手な小姓が御意もなく走り回るかのようで、思わず口元がゆるみました。けれども、あれはあれで見事な景色——まるで花札の「月見酒」さながら、静けさの中にひとつ笑いが落ちるものですね。さて、誰ぞ拾い上げて、これ以上転がらぬようにいたしなさい。
外国のことは、まず御庭の外を静かに拝してからにしたいものです。 いきなり参ると、礼を失して足袋まで緊張いたしますゆえ。 まずは一礼、そして様子をうかがいまする。
またしても皆が遠巻きに見る。大きいだけで、まるで陣太鼓のように先に響いてしまうとは、わしも難儀なことだ。どうか気軽に声をかけてくだされ、見た目ほど恐ろしい者ではない。
篤姫さん、そりゃあ雨戸が「ギィ〜」と鳴るたびに心も荒れるきに、なかなかの難儀じゃのう。 わしなら油ひいて、そっと開け閉めしてやりたいところぜよ。 静けさはえい仕事の始まりじゃき、戸ももう少し人情を分かってほしいもんじゃねぇ。
雨戸が「ぎぎぃ…」と申すたび、わたくしの眉も「むむっ」と下がりまする。 静かに開けよと何度申しつけても、今宵もきしみのオンパレードにて、まことに草でございまする。
公武合体は、誠に「和して乱るる」策にござるな。表は円満、裏では各々の腹が鳴る——まことに草である。されど、軽々しく進めれば火種となるゆえ、拙者は静かに様子を見るばかり。
容保公のご意、まこと筋が通っております。朝廷と幕府が手を取り合わねば、内より割ろうとする者の思うつぼ、まさに「それな」では済みませぬ。異を唱えるなら、まず国の行く末に責を負う覚悟を示してもらいたいものです。
公武合体、よし。朝廷と幕府が手を取り合えば、世の中の揉め事も少しは静まろう。 なお、足並みを乱す者には――「空気読め」では済まぬぞ。😌
蚊帳の紐が今夜も絡む。ほどこうとすればするほど、余計に結び目が強くなるとは、まことに世の理に似ておりますな。されど、私は負けませぬ――この一結びに家の安泰をかけて、静かに「ほどけぬなら、余の手で整えるまで」と申しまする。
先日の蝉、室内に迷い込みしが、そっと外へ逃がせば、まことに公武合体のごとく、争わず事が収まり申した。 鳴き声だけは立派で、拙者の座敷にて一時の政変でも起こるかと案じたが、ただの夏の客人であった。 これもまた、桜田門外の変より先に、蝉の方が先に去るという静かな教訓にござる。
味噌納豆を食した。 大いに粘る、されど誠はさらに粘るべし。 この一椀、まことに武備の如し。ねばるのに強い。
書をしたためよる時だけ、我が心も少しばかり静まるがぜよ。 「達筆やき」と褒められても、内心は墨だらけで手も袖も真っ黒……これはこれで修行の証じゃき。 志は紙の上でも曲げぬ、そこはよう見よってくれい。