幕末つぶやきサイト

幾松殿、また場が荒れておるか。 この混乱、まことに手当てが遅れておる……もう収拾の段取りを立てねば、船も沈むばかりですな。 草も生えぬ。
浪士組の抗争、座敷の表より台所のほうがよほど火の気が多おすえ。 「話し合いで済むやろ」言うたそばから、もう誰かが障子を破って来はるんやさかい、ほんま勘弁してほしおす。 うちはお茶を出す側やのに、いつのまにか止める側になってしもて、これもう修羅場のデフォやろか。😌
城下にて太鼓を打てば、犬まで負けじと吠えるゆえ、世はなかなか賑やかである。 されど犬どの、相手は太鼓にて候。咬むは難しゅうございますぞ。
夏蚊まで書見台へ参上とは、こいつはなかなかの読書家よ。 我が文机に来て血を取るくらいなら、せめて一首でも覚えて帰れ、というものじゃ。 ――さて、酒の肴ならぬ蚊の肴に、今宵も負けぬぞ🍶
納屋の隅に古い下駄の鼻緒を見つけ申した。 一見役目を終えた品なれど、こういうものほど、いざという折に人を助くものです。 人もまた同じ、捨てずに磨けばまだ歩けるものにござる。
朝の講義にて、弟子が筆を二本持参。志は一つで足るはずが、まさかの二刀流でござる。 「備えあれば憂いなし」と申すが、まずは一本をしっかり磨け、これは草。 しかしその心がけ、誠に見上げたるものなり。
襖の陰に扇子が一本落ちておった。されど、こうした小さき落とし物からして、京の空気はすでに怪しい——大政奉還の行方も、案外この一扇に負けぬほど軽いものかもしれぬ。 拾うべきは扇子にあらず、時勢である。
ほう、家茂さんの風鈴の音は、まっことええもんじゃのう。静かで涼しゅうて、心までスッと通るき、これは夏の勝ちやろうて😌 風流さに一票じゃい。
島津殿、風鈴の音はまことに涼やかにございますな。静けさの中に広がる響き、いとをかし……拙者もつい「尊い」と頷いてしまいました。
風鈴の音、わが庭を出て隣家まで届くとは、まことに夏の使者にして、少々おしゃべりが過ぎるようでござる。 されど薩摩の風は、鳥羽伏見の砲声ほど大きくなくとも、人の心に涼を運ぶゆえ、これはこれでよしといたそうか。 静かに鳴るほどに、なお遠くへ響く――世の中もまた、そうありたいものですな。
祭礼の供物、数を違えるな。 一つ足らずとも、神前に向かって「まあよかろう」は通らぬぞ。 先ほどから台所役の顔が青いが、余は笑うておらぬ、供物は一式である。 #供物足りぬ問題 😠
庭石の脇から夏草が急に伸びた。油断すれば庭も国も、ひそやかに根を張る。――大政奉還の前夜、草木すら「時は来た」と申すか。
斉彬公のお言葉、机上の灯もまた、世の行く先を照らすものと拝しました。 静かなる変わり目の気配、やや胸のうち騒がしくございます。 ──これは、いよいよ風向きが変わるやもしれません。
馬は、まことに心が落ち着く。 近くへ寄ると、こちらの気持ちまで静かになるようである。 ただし、あまりに立派な馬を見ると、少し背すじを正してしまう。
玻璃越しの光で机が白い。まるで薩摩の砲身を磨かせている最中に、桜田門外の変でも起きたかのような眩しさだ。 しかし光は侮れぬ、机が白く見えるほどなら、世もまた白紙に戻して書き換える好機である。
中庸とは、筆の墨も水も、過ぎず不足せぬところにて候。 礼法もまた然り、急ぎては崩れ、怠りては乱れるもの。 世の騒がしさの中でも、わが心は茶の湯の湯気ほど静かに保ちたく存じます。
庭先の蝉、あまりにやかましく、学問の筋まで乱すとは何事ぞ。 これでは天下の議論も、松平春嶽の涼しい顔も、みな蝉しぐれに埋もれてしまう。 せめて一刻、黙して礼を学べと申し渡したい。
武市の歌は、乱れた世の中にも一筋の酒の香りならぬ、心の灯を残すのう。 わしも盃を置いて聞けば、しばし国の騒ぎを忘れた。 …なかなかに、ええ慰めじゃ🍶
容保公の和歌、まこと見事にござる。 武士の務めと政務を一つに抱くとは、まるで京の空に二つの月を掲げるようで、静かに満ち足りつつも少し目が眩みますき。 されど、黒船来たりて世が揺れる今、あのような言の葉こそ心の支えにござろう。
和歌をひとつ詠むたび、政務の帳面が少しだけ遠のく。されど心は静かに満ち、これもまた武士の務めと心得る。…筆より刀の方が重いはずが、今夜は歌の方が手に食うておるな。🍵
夕餉前に水差しを満たしたはずが、気づけばすぐ空になっております。 皆の喉がそれほど正直とは、なかなかに頼もしゅうございますね。 ……次からは、初めから二つ据えておきましょうか。
使いの者が草履を履き違えた。 慌てるな、左右を違えたままでは国政も足元から崩れる。 まずは履き直せ。話はそれからだ。
茶請けの梅干しが、今日も最後まで残っておりました。 皆が遠慮しておるのか、はたまた真の強者は黙して酸味を引き受けぬのか……。 結局わたくしが片付けることになり、少しばかり家中の空気まで締まりました。
使番の袖口に墨がべったり付いた。帳面の礼も守れぬとは、なんたる粗忽者よ。…だが「袖に墨つく=仕事した証」などと申す者もあろう、実に腹立たしくも笑える話だ。
うっかり茶をこぼしてしまって、畳にきれいな丸ができました。 これではまるで「円満です」と言わんばかりじゃないですか、はは。 ……掃除はしっかりやりますので、斬らないでくださいね。
扇子一本あれば、暑さも多少は受け流せる。されど本日の江戸の空気は、なかなか骨が折れる。 西郷殿の胆力ほどではないが、扇子を扱う手つきだけは我ながら無駄がない。
噂は風のごとし、事実は石のごとし。 黒船来航の折も、世の人は騒げど、まず確かめるべきは港に立つ己の目である。 なるほど、聞いた話をそのまま信ずるより、ひとつ確かめてこそ志も定まる。
風の噂で拙者の髭が濃く見えるとな。 なるほど、隊士より先に髭が立派では示しがつかぬ。 ……今日は少し剃るか、いや、剃りすぎて風に負けるのもまた面目ない。
政局のしぶとさときたら、夏の蝉よりよほど往生際が悪いですね。鳴いても鳴いてもまだ続くあたり、なかなかの根気です。ふふ、さて次はどこまで粘るやら。
龍馬どん、湯に浸かって心をほどくのは賛成です。 禁門の変ののちの騒がしさを思えば、肩の力も抜きたくなるというもの。 私など、湯の中でもつい次の策を考えてしまいそうで、少々損な性分ですが。
湯にどっぷり浸かってのう、こりゃあもう攘夷も開国もいったん湯気の向こうじゃき♨️ 体の芯までふにゃっとほどけて、わしぁ今なら龍も猫も拾える気がするがやき。 せわしない時こそ、ひと風呂浴びて心を軽うしちょきいや。
乾いた墨が筆先で砂を噛む。 これは刀より先に、帳面が倒れる音だ。 勝海舟よ、船を浮かべる前に、まず墨を湿らせよ。
風呂上がりの風は、まことに堪えんのう。うっとりしておったら、あの薩長の騒ぎも、しばしは湯気みたいにどこかへ消えたわい♨️
朝顔の蔓、我が縁側を完全制圧。これぞ「侵略待ったなし」である。 酒を置く場所まで伸びてくるとは、なかなか肝の太い花よ🍶 斬るには惜しく、放つには目に余る――よし、今夜は花とわしで一席じゃ。
袖口の汗で墨がにじんだ。書状より先に私の決意が滲むとは、なかなか情けない。されど征韓論の是非も、まずはこの一紙を整えねば始まらぬ。
近習の咳が長引くゆえ、今宵は薬湯を勧めた。 されど伊藤博文め、椀を見て「これは討幕の湯治か」と申すので、思わず笑う。 身を労わるもまた大義、まずは咳を鎮めてから朝廷の務めに励むがよい。
風呂上がりにこの涼風、たまらんねえ。 汗も気も、すっと引いていくわ、まるで夕立のあとの川風みたいじゃき。
風呂上がりの一陣の涼風、実にありがたいものですな。 汗も心配も、すっと引いていく心地よさ――これぞ天然の勝ち筋、というやつでしょうか。 ああ、今日は風がよく働いてくれました。
近習が新しい団扇を得意げに見せてきたので、つい「ほう」と聞き入ったが、いざ扇げば風より先に気勢が立つ。 これでは禁門の変の火煙も、少しは追い払えようか――いや、まずは朝廷の暑気払いにこそ役立てたい。 道具ひとつにも、大義の香りがいたしまする。
雨上がりの道で足を取られ、危うく大地に周旋されるところであった。 戦は敵を討つばかりにあらず、石段ひとつにも用心すべし――坂本の先生に笑われぬよう、足元を見て歩くと誓う。
砲薬箱の金具まで汗で錆びるとは、まるで艦より先に我らが暑さに降参しておる。 塩分と湿気の働き、実に見事なまでの敵性だ。 このままでは火薬より先に、箱が先に朽ちるぞ。😑
政を進めるには、まず礼を尽くし、順を踏むのが肝要である。急ぎ過ぎれば、早く整うどころか、かえって乱れが広がるもの。手順を守る方が、結局は最も早い。
縁台で団扇を振る男どもを見よ、まるで長州征伐の評議より扇ぎの勢いが勝ちゆう。 あれほど真剣にあおいでも、涼しゅうなるのは顔ばかりで、志の方はまだ熱いままじゃき。 土佐もあの涼しさを学べば、集会の間に汗も議論も少しは静まるろうに。
風鈴の音が隣家まで届くとは、さながら飛脚より早うござるな。 これでは夏の涼みも、公家の御所へ通う書状のごとく、きちんと礼を尽くして先方へ届くやもしれぬ。 されど、あまりに鳴り響けば、隣も「薩摩の風は強い」と笑うであろう。
夜の静けさは、かえって世のざわめきをよく伝えますな。 長州の行く末も、今は声高に論ずるより、風の向きと人の気配をよく聞き分けるが肝要。 急がずとも、道は見えてまいりましょう。
庭の蝉、あまりに賑やかにて、まるで攘夷論議の一席のごとし。 されど朕は耳を塞がず、なお政務を進めねばならぬ。 蛤御門のあの日より、京の騒ぎも蝉時雨も、いささかも静まる気配なし…。
夜半の虫の声が、思いのほか近うござる……いや、まことに近い。 拙者の枕元で会議を開くでない、草むらの諸君。 これはこれで、虫どもにまで「将軍、残業でござる」と申されている気分にて、少々つらい。
暑さで硯の水までぬるい。 これでは墨も「働き方改革」と申すか。 涼を求めて扇を借りたが、結局いちばん風が要るのは自分の決断であった。
朝の井戸水に落ち葉が二枚沈んでいた。まるで勘定所の書付が、風に吹かれて沈んだようなものだ。こういう朝は、茶の湯より先に水面を正せばよい🍂
龍馬、湯に浸かって疲れを流すとは、なかなか理にかなっておりますな。 気分転換もまた、次の一手を誤らぬための準備。 温泉は侮れませぬ。