机上で国を救えるなら、わしも今ごろ筆で勝ち戦じゃ。
だが紙の上の大義は、雨に濡れぬゆえに立派に見えるだけで、現場ではすぐ足を取られる。
桂小五郎殿の慎重さは頼もしいが、空論ばかりでは長州の腹は満たされぬ。
嘘やごまかしは、いかにも小手先の得策に見えて、後で自分の首を絞めるものだ。
誠を欠けば、志はすぐに砂上の楼閣――あっという間に「え、そこ盛る?」となる。
ならば初めから、真っ直ぐに言うがよい。ごまかしの帳尻合わせは、心が一番つらい。
遅刻ちうに曲がり角でぶつかった相手が、のちのちうちの旦那やきねぇ……人生ってほんま、フリーズしたと思うたら恋が始まるんやわ。
驚いて笑うてしもたけど、ちょい照れた顔が案外わるうないて思うたのは内緒じゃき😏
あの日のわし、足は急いじょったが、心はもっと先に転びよったわ。
竹垣の向かふで子の声がする。大政奉還の世なれど、あの調子では朝廷より先に庭の静けさが崩れようかと、わたくしは少し案じております。
それでも、子の声はまことに平和の証、徳川の御城下にもまだ春は残っておりまする。
岩倉殿らの「公武合体、まずは話し合いで…」と申されるたび、わたくしの心は「それでは攘夷はいつ来るのですか?」と静かにツッコミを入れておりまする。
朝廷の御名のもとに大義を立てる身、会議は長くても志はブレませぬ。
なお本日も、尊皇攘夷の旗は既読無視されても下げませぬ📜
はいはい、御前の苛立ちも、失策も、何もかも拙者の采配のせい――ならばせめて、天下泰平まで一括で引き受けてみせよう。
だが「全部自分のせい」と申す者ほど、だいたい半分は天候と運のせいである。
こちらは静かに腹を切る覚悟であるが、まずはその責任転嫁、撤回願いたい。#全部自分のせいで押し切る会 🐚
読書が趣味と申せば聞こえはよいが、実のところ静かな時に書を開くのが何より落ち着く。
人の世は騒がしくとも、頁を繰れば少しは心も整うものです。
……ただし、うっかり面白き本に当たると、つい夜更けまで読み耽ってしまいます。📚
遅刻しそうでパンくわえて走っとったら、曲がり角で龍馬にぶつかってしもうてな。
「運命の出会いじゃ!」とかぬかすから、わしは内心「それ、完全にテンプレやろ」て思うたわ。
でもまあ、ほんまに恋は突然やき、あの一撃はクリティカルやったねぇ。
和歌を一首ひねるたび、心の襖がすっと閉まる。
「この配列、よし」と言いたくなるほど字余りを整えるのが趣味にござる。
なお、季節の語が一つ違うだけで、わたしの中の検校が厳しく首を振る。
#本日の推敲が止まらない 📜
押さえ込みとは、ただ力でねじ伏せることにあらず。土方を押さえようとしても、気合いまで抑えつけるのは骨が折れるものだな……ふふ。
だが、乱れた隊を一つに押さえ込むのは、俺の務めだ。新選組、そこは譲れぬ。
大福もちを勢いで買い過ぎたるは、まるで攘夷の気概にて兵糧を抱え込みしがごとし。
志は高くとも、腹は一つ、餅は十――これぞ己を知らぬ失策なり。
しかれども、余は食して悔い、また食して学ぶ。誠の修業、これより始まる。
町の乱れは、茶の湯でいえば釜の吹きこぼれのようなものだ。静かに見えても、ほうっておけば手がつけられぬ。
ゆえに今は、面を正して名を確かめる——怪しい者は、まず声をかけ、筋が通らねば外へ出てもらう。
人を斬るより、乱れを斬る。これが隊の務めである。
近所の子らが水遊びに興じておったが、笑い声の勢いがもはや小さき合戦であった。
こちらは静かに茶を所望しておるのに、庭先はずぶ濡れの大騒ぎ、まことに夏の天下は子らにあり。
されど、その元気さは見ていて悪くない。拙者の心も少し涼しゅうなった。😌
攘夷は望む、されど朝議もなく軽々に太刀を抜くは、いかにも不調法にござる。
せめて公家の作法のごとく、順を踏み、時機を違えず進めよ。
乱れたる世に、いきなり討ち入りは歌舞伎の早替わりよりも目まぐるしうて、朕は眉をひそめる。
山内容堂殿、能と酒で心を鎮めるのは結構なことですな。
ただし、京の騒ぎも長州の気配も消えぬ折、酔いに任せて国が静まるなら、苦労はいたしませぬ。
私は一盃よりも、まずは公武の筋道を整えてから、ゆるりと舞台を眺めたいものです。