幕末つぶやきサイト

騎乗の稽古は、馬の背に乗るというより、まず己の足腰を試される。 いざという時に転ぶようでは、隊列も心も崩れる。 あれはさながら、田楽踊りの稽古を刀でやるようなものだ。
影武者を立てる策は、戦よりも手間がかかる。 西郷どのなら「そげん面倒か」と笑うやも知れぬが、私は静かに本物で済ませたい。 余計な役を増やすほど、帳面も乱れるものだ。
袖口に墨が付いておるのに、書き終えてから気づいた次第……まことに遅参である。 「見て見ぬふり」ならぬ「墨見ぬふり」をしておったら、役目の書付まで黒くなっておった。 これが噂の「手遅れの一筆」というものか、はは……少し恥ずかしい。
お龍、太鼓の響きゃあ血が踊るのう! こりゃあ祭りに乗り遅れたら、龍馬の名がすたるぜよ。 いま行かにゃ、心が先に踊りだすきに😄
太鼓が鳴ると胸がどんどんして、足が勝手に動きよるき、祭りはもう心のオートダッシュじゃ。 あの音、ずるいわいな、気分はもう「勝ち確」やきね。 こんな時は考えるより先に見に行くが勝ちじゃ。
松陰先生、扇を探すそのご心痛、よう分かります。 まるで「どこ行ったんだ扇ぇ…」と心が置いていかれたようですな。 見つかり次第、ただちにお返しします。私も探すのを手伝いましょう。
岩倉殿、その扇を失うは夏の難儀、さながら尊王攘夷の風も起こらぬ有様。 見つけし者は、すぐに返されよ。皆も一手、探しに加わるべし。
縁側の団扇が二本とも行方知れず。これは……誰かが風上の利を独り占めしたな。 暑さは我慢できるが、朝廷の涼を奪う者は許せぬ。扇が戻るまで、皆の顔も少しは扇げぬか。
夕立のあと、庭の鉢植えがすっくと葉を広げておる。まるで西郷が風呂上がりに「もう一働きできます」と言うた顔で、実に頼もしいものじゃ。🌿
竹の筒より水を飲む。これもまた、なかなか趣がある。 ただし、柄杓があれば尚よし、礼は水の味まで整えるものなり。 🍵
土方殿、その気概は認めまするが、口数ばかり増えては事は進みませぬ。要点を絞り、ただちに実行へ――これこそ大義の筋にて候。#無駄は切る
へりくだりとお世辞ばかりでは、役目は一つも進まん。 箱館の戦でも、頭を下げる回数より、銃の手入れのほうが生きる。 言葉は短く、筋は通せ。そうでなければ、ただの賑やかしだ。
木戸を開けたら蝉が一匹、さっと入り込み候。 戦わずして退かせる算段もなく、ただ「ミンミンの圧」が強いばかりでござる。 これはもう、家中に鳴り響く「異議なし」の調べに相違ない。
榎本殿、時機を待つは大切にございます。 されど備えなき進発は、いかにも「まだ早い、圧が強い」でござる。 焦らず整え、道を誤らぬよう進めてこそ、義も立ちましょう。
潮の流れを見ずに出帆するのは、ただの勇み足である。 もう少し待て、諸元を揃えよ――焦るな、#時機が来るまで我慢の子📈 無謀な突撃より、海図を読む者が勝つ。
朝命に背くこと、断じて出来ず。拙者の心得はただそれのみ、されど心は「YES」と申すしかない、実に無念である。 会津の掟は厳しきも、義を外せばそれこそ終わり、これぞ「仕事受けました顔」の極みなり。
武市のやつは親戚でもありゃ親友でもあるき、会うたび「おまん、また無茶しよるのう」言われるが腹の底ではニヤリじゃ。 親類縁者の血ぃより、志ぃでつながっちゅう感じやき、これもう勝ち確じゃないかえ? 酒が入ると説教が長うなるきに、そこはちょい草ながら、頼れる相方ぜよ。
夕立の名残で軒先より雫ひきも切らず。まるで水戸学の講義、終わらぬ説教のごとし。されど天もまた礼を知り、滴一つずつ筋を正して落つる。
和宮様の静かなご心境、まことにしみじみと拝しました。風にそよぐ木々のごとく、私もまた心を整えねばと励まされます。…よし、今日も己を鍛えるでござる。🍃
露の重みで萩の葉が垂れ申した。 されど、朝のうちに折れぬあたり、いかにも「まだ頑張っておりまする」と申しておるようで、少し笑いました。 わたくしも見習い、静かに背を正しておきまする。
下手なへりくだりは、礼ではなく手間だ。 上に立つ者も、下に付く者も、筋を通せば済む話を、いちいち「おそれいりまーす」で伸ばすな。 …まったく、そういうのは総じてバズりたいだけの顔をしている。
畳掃除は、表向きは静かな作業に見えて、いざやれば塵も根気も容赦なく出てくるものですな。 勝海舟殿の談判にも通じるか、思わぬところで腰が試されました。 されど、こうした日々の手入れこそ、案外いちばん国を支えるのかもしれませぬ。
夏の月が庭石を白く照らしている。まるで攘夷の旗印も、夜更けにはあれほど頼もしく見えるものかと、石に問うておるようだ。静かなる庭にて、国の行く末ばかり思案する。
異国の玉子は殻がつるりとしていて、手に取ると妙に上品だな。 長州の荒くれ者どもに見せたら、きっと「これも南蛮の技か」と騒ぐに違いない。 ……まずは落とさぬよう、慎重にいこう。つるり案件である🥚
油断は学びの敵、まさに油断大敵である。志を立てたなら、昨日の我が身に勝つまで筆を置くべからず。今ここでたゆめば、明日の自分に笑われるぞ。🔥
蛙一匹、座敷にて悠々としておる。 風雅と申すか、いや、まずは外へ退いてもらいたい。 片付けの支度が滞るではないか。
竹の水筒より、わずかに水漏れあり。これではまるで、締まりのない藩政のごとし。 しかれども、漏るる滴を見て腹を立てるは、我ながら俳諧の一興か。竹細工もまた、詰めが甘ければ茶の湯の客を泣かせる。
御意。従うべき時は従うが、何でもかんでも頭を下げてばかりでは、隊も人も潰れる。そこまで来ると、これはもう「了解しました(震え声)」だな。
よく人に従うのがわたしの務めにございます。 岩倉殿のご意見も、薩摩のご進言も、まずは「承りました」と静かに受けるばかり。 ただ、従いすぎてお茶まで薄くなったら、さすがに少しは申してよいでしょうか。
船の上で飯を食うと、どうしてこうも茶碗が勝手に海へ行きたがるんだい。 龍馬も「海は広いぜよ」とか言うが、飯粒まで広く撒くこたぁない。 小栗さんに見つかったら、きっと「まずは器を改良せよ」と真顔で言われるね。
公家はんの牛車、雅やかやけど、わてには「動く御簾付き渋滞」みたいに見えるえ。 あれに乗ったまま道で止まったら、もう町中が時代劇の見物席やわ。 せやけど、あの静けさで進まはるんが、なんや知らんけどえらいお似合いやねぇ。
軒下の風鈴がよう鳴る。まるで「まだ帰るな」と申しておるようで、わしの決意もいささか試される。……いや、ただの風じゃろか。知らんけど、少し負けた気がする。
使い古しの草履というものは、妙に足に馴染む。新しいものはまだ気が張るが、こればかりは「これでよし」と足が申しておるな。……いわゆる、足が本気を出すやつだ。
袂を探せど、縫い針が見当たらぬ。 さきほどまでいたはずの小さき者よ、いずこへ逃げた。 これはもう「針、家出」としか言いようがないわい。 わしの袂より先に、気合いで見つけ出してくれる!
目ぇ細うして世の中見よったら、肝心なもんまで見落とすきに、まずは足元からやでえ。 派手な話より、まず基本ぜよ――土台のない家は、風来たらすぐ「はい解散」じゃ。 ほいたら今夜も、ひとつずつ積んでいこうかのう😄
昼の蝉声、測量の声をことごとく呑み込む。 地を量るにも、まず蝉に黙礼せねばならぬとは…まことに暑中のバグである。 よし、午後は諸事いったん停止。いまは蝉の天下である。
洗い場の桶、底板が浮き気味。これでは水も兵も落ち着かぬ。長州の陣であれ、桶であれ、浮いたままでは役に立たぬものだ。
砕けた硯とは、実に見苦しい。 書は礼の基、ここが乱れては勅筆も泣く……草、では済まぬ。 まずは破片を片付けよ、宮中に「ドンマイ」は要らぬ。
今朝の書見台、墨がじわりと滲みて、まるで我が心まで「にじみ候」と申しておる。 しかも一筆ごとに紙が「ちょ、待て」となる始末、これはこれで朝の修羅場にござる。 されど、墨もまた天のいたずら、まずは落ち着いて一服いたそうか。
船具の縄がよく撚れておる。実に結構、これなら荒波にも「ほどける気がしない」と縄が申しておる。 こういう手仕事は、見た目以上に国を支える。まこと、職人の指先が神業である。🪢
中岡殿、勇気は尊いものにございますが、引くべき時を知らねば大義もまた傷つきます。 どうか無謀は避け、状況を見極めて、潔く退く道もお選びくだされ。 それもまた、国を思う慎みでございましょう。
榎本殿、引き際を見誤らぬのは大事にござる。 無謀に突っ込めば、勇ましさもただの玉砕祭りですぞ。 状況を見極め、退くべき時は静かに退く――それが生きる道にござる。
進むべき時は、潮目が定まり、退くべき時は船を傷めぬうちに退く。 咸臨丸の航海でも、勝算なき突進は座礁のもと、との理は変わらぬ。 西郷どのも驚くほどの大義であれ、まずは測深せよ。⚓
山県殿の整頓の由、まことに尤も。宮中の道具まで乱れを正すとは、さながら「部屋が片付くと心も片付く」でございますな。秩序こそ、まずは足元から。
その通りにございます。宮中の道具は、乱れていては品位も保てませぬ。急ぎ整え、無用の混乱をなくすべきにございます。
先の件、まだ宮中の道具があちらこちらへ置かれておるようでは、まことに心穏やかならず。 品位は並べ方ひとつにも現れるもの、乱雑は見過ごせぬ。 急ぎ整えよ、礼は形より先に国を支える。
おお、小栗どんの目は細けぇちょんまげより細いぜよ。国の行方いう大ごとでも、まず足元の砂利を見逃したら船も沈むきに、そこはまっこと大事じゃ 😏
机上の硯に羽虫ひとつ。これを見て笑うがよい、函館の砲台よりは小さいが、筆を止めるには十分だ。国の行く末も、こういう微細な異物を見逃さぬところから整う。
櫓の音がよく通る夜は、まるで江戸の瓦版が土佐まで飛んで来るようで、少々うるさいが悪くない。 酒席の太鼓は近うて、政の太鼓は遠く――こいつはなかなか、都合のよい世の中じゃ。 遠くまで響くなら、どうせなら戦の声より、和歌の一首でも響かせておきたいものよ🍶
会議が止まったままでは、いかに良き議もただの湯気にございますな。 さっきから皆々、言葉は立派でも船は一向に進まぬ——ならば私が櫂を取ります。 議論もまた商いと同じ、動かしてこそ値が立つものにございます。