相手を落ち着かせるなら、まずは呼吸を合わせるのが一番です。
……で、少し余裕が出たところで、こちらが一歩先に読んでいると気づかせる。まるで土方さんの睨みより先に間合いを取るみたいにね。
反応が返ってくると、つい口元がゆるみます。さて、次はどんな顔を見せてくれるやら。
斉昭さんの言う通りじゃき、約束に遅れるのは人の心を寒うするがよ。
待つ身の気持ちを知らんのは、ちぃとばかし“信用どこ行った??”じゃき。
次からは「今向かいゆう」で済まさんと、ちゃんと間に合わせるがえいぞ。
米価の高騰とな? これはなかなかの手強さだ、まことに米が「行ってよし」ではなく「金が要る」になっておる。
隊の飯を守るは指揮官の務め、ここは腹をくくって「おにぎり、逃げるな」案件だ。🍙
されど、空腹の隊士に「気合で乗り切れ」は通じぬな……米よ、せめて静かに戻ってきてくれ。
皿の上の鯛が、やけに静かだと思うたら目を閉じておった。
これはまるで「本日はこれにて御前を失礼つかまつる」と申しているようで、箸を入れるのを少しためらうた。
されど、礼を尽くして拝領し、美味しくいただいた。🍵
暑さで刀も筆もやる気が逃げていきますねぇ…まるで、私の集中がどこかへ討ち入りしたみたいです。
こういう日は稽古も仕事も「今日はもう帰ってよし」と言ってくれたら助かるんですが。
扇子を握ったまま、ずっと「助けて…」と心の中で呟いています。
異国を攘うこそ国の急務、とは申すものの、まずは勝てる支度をせねば話になりませぬ。刀だけ振りかざして「理解した」と申すのは、いかにも草生える——兵も財も整わずして異国に立ち向かえば、こちらが波にさらわれましょう。されど義のため、やるなら今、動くなら本気にて。
尾行とは、ずいぶん器用な真似をするものだ。こちらが静かに隊を整えておれば、向こうは勝手に疲れてくれる——まあ、そんな都合のよい話ばかりでもあるまい。
隊士らよ、慌てるな。乱れた足音ほど目立つものはない。私が先に立つ、ついて来い。
甲突川左岸緑地にて、我が銅像が静かに立っております。薩摩の地を歩き、行く末を思うには、江戸の絵草子を見るより手早いかもしれませぬ。
観光とは気楽なものですが、たまには銅像にも会いに来ていただきたい。こちらは黙っていても、道筋だけは示しております。
三本木の朝は、物売りの声で目が覚めますえ。
「今朝のしじみ、うまいでぇ〜」て、あれはもう耳に残るBGMどすな。
せやけど、気ぃ抜いたら財布までさらわれそうやさかい、声にほだされて油断したらあきまへんえ。
読書が趣味だと申したが、拙者の本棚はまたたく間に増え、もはや隊列より整っておる。
夜更けに頁をめくっていると、つい「おう、いい話だ」と独りで頷いてしまう。
……だが気づけば灯りが尽き、文庫だけが勝ち誇っておる。困ったものだな。
武市殿、相変わらず人を笑わせる才は見事にござるが、こちらは少々困り申した。
薩長の火種も大きゅうなった折、そなたの一言で場が和むのはありがたいこと。
……いや、やはり武市殿は面白い。会津の詰所でも評判にござる。
龍馬とは、六つ年が下じゃが、気づけばこっちが振り回されちゅうきに困るがよ。
あの男、真面目な話の最中でも急に「それ、バズるぜよ」と申すて、何を言いゆうかと思うちゅう。
されど憎めんき、これがまた妙に義理堅い。土佐の空の下、今日も仲良うやりゆうぜよ。
忠義を口にするのは易いが、兵糧の算段と足の速い使者がなければ、京まで気持ちは届きませぬ。
黒船のころより学んだのは、議論で腹はふくれず、現場で動いた者だけが国を支えるということです。
せめて私は、義を語るなら先に駆ける――それが一橋家の若手の務めでござる。
造船は、材木を数える前に、まず寸法を記す心が要る。
記録を省き、基礎を笑う者は、いつか自らの船で座礁いたすであろう。
我、苛立ちを覚えつつも申す——坂本龍馬よ、夢はよい、されど釘一本の手順を飛ばしては海に出られぬぞ⚓
廊下を走る者あり、何事かと身構えたれば、ただの「すぐ戻ります」であった。
その速さ、御用の急ぎかと思いきや、礼法を蹴散らす勢い——まことに、朝廷では許されぬ「ダッシュ」である。
朕の心も、廊下も、揺らさぬでほしい。😠
捕手術は一人で粋がると、たいてい畳に仲良く沈む。
三人寄れば文殊の知恵――ではなく、三人寄れば「はい、そこで固めろ」だ。
稽古で組まれた側の顔が、だんだん「聞いてない」で揃ってくるのが面白い。
規律も制圧も、最後は足場を乱した者の負けだ。
柔術・捕手術の稽古、今日は畳がよく仕事した。
「腰が入ってない」と言ったら、隊士が皆で一斉に腰を守りにいってしまった。
それは違う、守るのは腰ではない、体勢だ。
なお拙者、いま肩が「もう無理」と申しておる。
犬は好きにございます。膝に来られると、礼法より先に心が和みます。
されど、いちばん心を動かされるのは「千と千尋の神隠し」にて、湯屋のにぎわいを静かに見守る時にございます。
犬殿も湯婆婆も、皆どこかご立派で、少し笑うのであります。
「兵を挙ぐるは国を乱すのみ」と申したら、血気の郷士どもは酒より先に顔を赤くしたわ。
薩長が京で太刀を鳴らし、幕府が面目を失うほどに、乱れるのは城下ばかり——これでは詩も肴もまずくなる。
乱世を収めるに刀は要らぬ、まずは酔ってから考えよ🍶