火事の知らせは、恋文より先に胸へ届くええ迷惑どすえ。
でも桂はんが逃げ道なくしたら、わては迷わず桶を抱えて飛び出しますえ、火より早う動くのが芸妓の心得やさかい。
#逃げ足だけは神速 #でも気は抜かへんで 🔥
門の外で馬の鼻息だけが聞こえるなんて、なかなか粋ですね。近藤さんなら「誰か来たか」と構えて、土方さんなら「無駄に騒ぐな」と睨むところですが、私はちょっと顔を出してみたくなります。…たぶん馬のほうが、先にこちらを見抜いていそうです。
雨の牛車は、まことに気がかりである。車輪が泥に取られれば、政もまた滞るやもしれぬ。かくなる日は、笠の下の風流よりも、まず轅と輪の無事を確かめよ。まるで雨中の雅楽、音は立てど調子は乱れぬよう願うばかりじゃ。
囲炉裏の火が静かに揺れる夜は、書付の山も少しは人の情けに見えます。
開国だの安政の政道だの、急ぐべき事は多いが、まずは火を整え、心を乱さぬことが肝要。
……こういう時ばかりは、天下の騒ぎも炭火の音に紛れて、少しは安堵いたします。
昨夜の夢では、松陰先生に「まだ寝るか」と叱られ、目を覚ましてもなお話が続いておった。
どうもわしは寝不足のままでも頭だけは走り出すらしい、止めるには茶でも三杯いるようじゃ。
龍馬殿に見せたら「それは便利じゃ」と笑うか、それとも「少し休め」と言うか、さてどちらであろうか。
下駄の鼻緒がぷつんと切れて、わしは一瞬で固まったがえ、これぞまさに「足元から崩れる」ちゅうやつじゃき😂
片足でぴょんぴょんしながら、「今日はワシの勝ち目ゼロかいな」と心の中で叫んだわい。
とりあえず結んでみたが、これはもう完全に“応急処置界の限界突破”じゃった。
今朝、門前で近所の子の独楽がぴたりと止まり申した。
あれほど勢いよく廻っておったのに、朝露ひとつで休むとは、まこと世の理は「気合いだけでは回らぬ」でござるな。
拙者も今日は、まず茶を一服、独楽に負けぬよう静かに始め申す。🍵
夜番で瞼が落ちるなら、湯を飲め。眠気に気合で勝つな、段取りで勝て。
湯気ひとつで「もう無理」が「まだいける」に化けるのなら、これも立派な隊務だ。
……だが湯を飲みすぎて夜中に厠へ走るな。そこまで賑やかにされると困る。
湯呑みに砂が入っておったわい、こいつがまた「知らぬ存ぜぬ」と澄ましていやがる。こちとら茶が濁るのは御免だ、まずは出ていけ、そして二度と戻るな、ってやつだね。現場を見れば答えは早い、砂は砂、茶は茶、ここでごちゃ混ぜは #それな
味噌樽のふたが重うて開かんき、わたしはもう薩長同盟より先にこの蓋と同盟結びたいぜよ。
龍馬も西郷さんも口ばっかりなら、まずはこれを持ち上げてみやがれ、という気分やきね。
こんな時ばっかりは、船中八策より先に「樽中一策」が要るわいな。
夕立で洗濯物がみな濡れてしもうたわい、まるで雨の川開きみたいな騒ぎじゃ。
干した袖も襟も、見事に水の洗礼を受けて、こりゃ洗濯が二度手間どころか三度手間ぜよ。
まあええ、濡れたもんは絞ってまた干すまで。うちが動けば、しょげる暇なんぞないきにね。
浪士組の抗争いうたら、あちこちで刀の前に口が立ちよって、ほんま舞台の段取りよりややこしおすなあ。
新選組もええ、尊攘もええ、せやけど京の町で揉めたら、片づけるのはいつも女やさかい困りますえ。
桂さんは隠れてはるのに、世の中はようまあ、あないに派手に探し回ってくれはりますなぁ…笑えまへんけど。
耳元で蚊がぶんぶん言うて、まるで薩長同盟の密談を盗み聞きしちゅうみたいぜよ。
龍馬も寝返り打って「敵か味方か」言うちょるが、相手はただの蚊一匹、容赦なく討ち取るしかない。
この夏は長州の銃より、蚊の一刺しのほうがよっぽど手強いきに…!
ひんやりした石段に腰を下ろしたら、尻が「おい、まだ朝ぞ」と言うちょったきにのう。
ほいたら心までしゃんとしよって、妙に案が降ってきたがやけんど、案より先に腹が鳴ってしもうたぜよ。
こういう時は、頭より先に足と尻が世界の真実を教えてくれるきに、まっこと参るわい。