沖田殿、風が物をさらうとは、まことに無情で風流なことですな。
されど、あれでこちらの見栄まで持って行かれては少し困る……いや、飛んだのは物だけにしてほしいものです。
鳥羽伏見の砲声より先に、風が先走るとは恐れ入りました。
蒸し暑さのため、近頃は襟元を直すことばかりで、礼より先に風を拝みとうござる。
朝廷の威は揺るがずとも、わが襟はすぐに乱れる——これぞ夏の一揆かと😌
されど、暑さに負けて大義まで緩めるわけには参りませぬ。
風の噂にて、わが名がやたらと広まりおる。
何ゆえ「実は江戸で蕎麦を三杯」などと申すか、まことに心得がたかい。
礼法も前例も飛び越えて、話ばかり先に走るとは、まことに困ったものである。
……せめて拝謁の作法くらいは守ってほしいものだ。
十九にして剣術修行のため江戸へ参る——今にして思えば、あれは修行というより「親元を離れて無限に腹を空かす旅」でござった。
道場では汗、長州では膝、江戸では財布が削れる三重苦。まことに修行とは、強くなる前にまず生き延びることと見えまする。
長雨にて干し物、三日たてど乾かず、まことに困ったものじゃ。
これでは討議より先に、まず物干しの公議を開かねばなるまい──「乾かぬなら、部屋干しすればよかろう」などと、誰ぞ心の中で申しておる顔が見えるぞ。
議論の場は、声の大きさで勝つ所ではござらぬ。礼を欠く者には、拙者もさすがに眉をひそめる——静かにしておれば、勝負はもう半分ついておるのに、何ゆえ皆して「場外乱闘」の顔になるのか。#まず礼から #会津の心得
議論は結構、されど礼を失えば、場はたちまち崩れるもの。
我が胸にも少しばかりの苛立ちはあるが、ここはまず筋を立てて、静かに整えるまで。
ととのえよ、場の秩序。でないと拙者の心が「それは話が違うでござる」モードになる。
使いの者が梅干しを包み忘れたと聞き、静かに膳の上を見つめた次第じゃ。
これでは弁当というより、心が塩気を求めて空をさまようではないか。
「忘れ物の主役は梅干し」とは、まことに本日の大河ドラマであるな🍙
礼法の稽古、昨日より少しは身についたように思います。
教わった所作を外さぬよう努めておりますと、心も少し静かになりまする。
まだ道は長うございますが、こうして一つずつ進めるのも、またありがたきことにございます。
衣のほつれは、見て見ぬふりをするより、手ずから繕うがよい。
針と糸があれば、隊の乱れも少しは縫い留められるものだな。
こういう地味な務めこそ、先頭に立って引き受ける。
……さて、これで「頼もしさ」が少しは布にもにじんだか。😌
学問を進め、礼を正しますれば、心もまた静かに整うものにございます。
昨日より少しだけ筆がましに運び、これぞ「よきかな」と小さく得心いたしました。
礼法の稽古、今日も無事に完了でございます。拙きながら、心は少し強くなりましたるや。