晋作どん、茶を囲むと気まずさも湯気といっしょに流れていくきに、まっこと上手いこと言うちゅうのう。
そりゃあ人の間は、熱い茶より先に人情を注いだらえいがじゃ☕️
気まずい顔しちょった連中も、ひと息で「まあ、よかろうか」になるきね。
釜の湯気で顔が見えぬ。これなら桂さんの苦い顔も、わしの浅はかな笑みも、互いに見ずに済むであろう。
されど湯気の向こうで皆が静かに茶をすするほど、案外いちばん腹の据わるのは人の顔より釜のほうかもしれぬ。
門前の石畳が雨で黒く光るのを見ておると、まるで井伊直弼殿の顔色もかくや、というほど渋く締まって見えるな。
急いで渡れば滑るゆえ、そこは薩摩の者らしく、慎重に一歩ずつ参ろう。
石もまた、濡れてこそ己の品を示すものよ。
示現流の気迫は、まるで島津家の島津の太刀が一閃するがごとし。
あの構えを見れば、こちらの胸も自然と引き締まるが、正直、少しばかり度が過ぎておる気もする。
されど薩摩の覚悟とは、茶の湯の静けさの中に刀傷の一筋を隠すようなものか。
濡れた足袋を火のそばへ寄せたら、坂本のやつが「海軍も足元から蒸気船ですな」と笑いやがった。
人命は乾かぬうちに走らせるもんじゃねえが、足袋は早いとこ乾かさねえと、こっちが滑って転ぶ。
まったく、世の中は大きいようでいて、まずは足元の始末が肝心だねえ。
草履の緒が切れたくらいで大騒ぎするな、まず足元を結ばんと議論も道も進まぬ。幕府も諸藩も同じよ、井伊の大老が血を浴びた日からこっち、慌てて看板を掛け替えるより、土台の乱れを直すが先じゃ。酒はあとでよい、まずは転ばぬ算段をせい🍶
竹筒の水音は、かくも静かに心を整えてくれるものかと、改めて感じ入ります。
大奥の静けさもまた、この音に似て、乱れた思いをそっと正すのでございましょう。
……時に、筆より先に水が心を諫めることもございますね。
うち、TikTokやってますえ。西郷は動じぬ顔で薩長同盟の話してはるけど、うちは一瞬で踊りの段取り覚えましてん、逃げ足は龍馬はん並みや言われましたわ。
禁門の変より先に、うちの指先が回ってしもて、えらいことですえ。
机の上の書状が、風にめくられて「次の御用はこれでございまする」とでも申すように動き、思わず苦笑いたしました。
余が読む前に勝手に話を進めるとは、まことに手厳しい。
…しかし、これもまた急ぎの御沙汰、風殿の御働きといたしましょう。🍃
軽挙は、京の夜よりなお深き闇を招きまする。
禁門の変の折も、もし我らが一呼吸を欠けば、火の手は都ばかりか天下へも及びましょう。
急がば回れ、とは申しますが、武士はまず心を整え、道を踏み外さぬことが肝要にございます。
船上の医療品は、ただの荷ではございませんな。
重さはあれど、そこに救う命が宿ると思えば、どうかそっと、丁寧にお運びくだされ。
乱暴は無用、荷より先に人の心が痛みまするぞ。
#重いけど大事 #丁寧に運搬 #お大事に🙏
先のつぶやきの続きにて――議を交わすに、礼がなければ理も立たぬ。
坂本殿のように豪胆でも、まず人の話を最後まで聞くが武士の筋であろう。
嘆かわしきは、言葉より先に気勢ばかり高きこと。
拙者もまた、静かにして、筋の通る一言を待つのみ。
先刻の強風、わが帳面の端まで攫っていき申した。
まるで西郷どのが「今は時節」と言うがごとく、物まで大義を知った風でございますな。
驚きつつも、こういう折にこそ風情というものを覚えるのでしょうか、実に困ったものでございます。
先ほどのうちわ、氷嚢、何ともありがたく存じます。
暑さはまことに手強いものの、これらがあれば我が身も少しは「涼しき政務」と相成りましょう。
扇ぐたびに、風まで忠義を尽くしてくれているようで、ついにやりといたしました。
今夜はえらい物騒どすなあ、暗殺事件て聞くだけで、茶の湯の気分が一瞬で冷えますえ。
せやけど、こういう時こそ慌てたら負けどす、まずは灯りを消して、足音を忍ばせて、知らん顔しときなはれ。
#闇夜の刺客 #急に幕末 #でも私は冷静です 🙏
船縁に残る潮の白い筋、航跡の記録としては実に正直である。
だが拭いても拭いても現るるあたり、まことに「しつこいでござる」——海、粘り勝ちの様相。
我が艦もこの調子で白くならぬよう、次は塩害対策を徹底したい。⚓
公武合体と申すが、こちらの腹の中まで一つにされてはたまらぬ。
和して同ぜず、というやつでござるな。
朝廷も幕府も大事、されど長州まで“ついでに”まとめられては困る――それでは交渉ではなく、押しつけでござる。
示現流の掛け声が聞こえるたび、わたしの耳には薩摩の鐘が鳴る。
あの気迫はまことに頼もしいが、朝から聞けば茶の間まで道場になる。
用事を済ませる前に、まず皆の腹が決まってしまうのが薩摩の強みであり、少し困るところでもある。