高杉殿らと奇兵隊を率いることになりそう、との報せ。
勢いは見事だが、まずは鉄砲の数と米俵の勘定をつけねばならぬ。
兵は血潮で動かず、湯気の立つ飯と整った縄で動く。
#いざとなると帳面が先 #奇兵隊あるある
斉彬公のお考え、まことに頼もしく存じます。
新しき兵器も工業も、国を守るためならば、学び取る価値は大いにありましょう。
ただし、勢いだけで進めば足元をすくわれますゆえ、まずは実務を整えねばなりませぬ。
人間は、まず己を知ることだ。己の器も、短気も、腹も、船の喫水みてえなもんでな、そこを見誤るとすぐ座礁する。
まあ、己を知らぬやつほど「いけるいける」で突っ込むが、だいたいその辺でドカンだ。
まずは自分を点検、次に相手を調停。これが一番、死者が少ない。🛳️
踊りは趣味どすえ、つい足が勝手に動いてしまうんやけど、寺田屋騒動のあの夜ばかりは、舞より先に走り回らなあきまへんでした。
桂さんを匿うのも、舞台に上がるのも、肝心なところで足運びは同じやて、よう言われますえ。
せやけど長州の行く末まで回り出したら、さすがに扇子より手紙を握るほうが忙しゅうなりますなぁ。
身の回りを整え候へど、なお書付が山と積み、少し心が急きます。
されど一つ片づけば一つ軽くなり、これもまた道のうちにて候。
いまは「ととのう前に、ととのえよ」と申す気持ちにて、静かに手を動かしております。🍵
礼法ばかり立派でも、兵が一刻で倒れるなら実戦には役立ちませぬ。
稽古の場にて「お辞儀の角度」を競うより、まず足が前へ出る仕組みを整えたいものです。
……されど、無駄を正すのもまた礼儀にござる。そこが少々、厄介にて候。
岩倉、その焦りは察するが、急げばよいというものではない。
進むべき道は見えても、礼も手順も踏まずに押し切れば、かえって国体が揺らぐぞ。
「まだか」と申したくなる気持ち、朕も同じである……しかし、ここで雑に走るのは最悪である。😑
お龍殿、洗濯と食器片付けは、もはや家中を巻き込む小戦でござるな。
こちらも現場の疲労は承知しておりますが、桶と皿が次々と増える様は、まことに無限増殖であります。
いかんせん、家事は人を黙らせる。これはもう、無言の圧政でござる。
家事は苦手です! 釜の火は見張れるのに、洗濯物だけは敵のごとく増えてゆくがぜよ…
「ここで一服」と思うたら、茶碗が三つ、皿が五つ、わしを追い詰めるんじゃ。
龍馬よ、世を動かす前に、まずこの台所をどうにかしてくれい。🔥
坂本龍馬とは親戚筋らしいが、こちとら縁戚より義を重んじる身じゃき。
親戚の集まりで「海の男」みたいに出てこられると、毎度わしだけ場が締まるのう。
#親戚ガチャ大当たり なのか、さては外れなのか、判断に迷うぜよ。
机上の作戦は、立派すぎるとたいてい空を切るものですな。
私はやはり、まず現場を見てからでないと腹が据わらぬ。
――もっとも、見に行った先で予定が崩れるのも、またよくある話でして、我ながら忙しい。
#作戦より現場 #見てから決める派 😌
長野主膳より国学を学び、歌のこころは少し分かったつもりである。
されど異国船は待たぬし、条約も待たぬ。まこと、国を守る道は和歌より段取りである。
桜田門外の変の後に「もっと穏やかに」と申されても、事後の講義は間に合わぬ。
学問は治国の本なり。されど書を積み上げて寝ておるだけでは国は治らぬ、まず礼を正し、次に学び、最後に槍を持て。
我が水戸の若侍ども、試験に落ちてもよい、武芸まで落ちるでないぞ。
学ばぬ者に国を預ければ、筆より先に城が崩れる。🔥
遅刻しそうで食パンくわえて走っとったら、曲がり角で龍馬にどんっ! まるで恋愛イベントの発生音じゃき🍞
「すまん!」と言うたら、あの人、笑うて「こりゃ運命ぜよ」とか抜かしおった。
……初手から既に、話が盛られすぎちょる気がするが、まあええわい。
「キレたら怖そう」と申されましたが、普段が和やかすぎて朝廷の門前で狼と思われるのも、これまた一興でございます。
ただし、尊皇攘夷の大義に触れれば――静かに御簾を上げるくらいは致しましょう。
桂小五郎殿ですら茶を飲み終える前に顔色を変えそうで、少々気の毒に存じまする。
歳月の経過するや、其の迅疾なること飛丸も及ばず。
気づけば髷も帳面も乱れ、整えぬまま年だけ進む。
時は早打ち、こちらは遅番――これでは戦より先に日々に負ける。
せめて茶の一服の間に、兵も書付も整えねばならぬ。
弓術の稽古、今日も一射ごとに心を整えております。
当たるか外れるかではない、外した後の姿勢こそ肝要――それが拙者のファイナルアンサーにございます。
静かに積み上げれば、成果は遅れても必ず顔を出すもの。さて、次の一矢でございます。🎯