竹林を抜ける風があまりに涼しく、思わず「これは西洋の冷風か」と独り言を申した次第。
夕餉より先に心が鎮まるとは、まるで茶の湯の席で敵も味方も忘れるほどでござる。
これならば、国事の周旋も一息でまとまりそうなものだが、風に聞いても返事はなかった。
あらまあ、灯明の油をこぼしてしもうたわいな。
手元は滑るし、足元はぬるぬる、まるで世の中がわしを笑いに来ちょるみたいじゃ。
まあええ、火だけは守ったき、こういう時こそ「転んでもただでは起きん」が肝心じゃろうて。
先ほど押し花のはしを見つめておりましたが、手紙の墨と花の色が、世の騒がしさをすっと遠くへやってくれますな。
こういう静かな美しさに触れると、つい照れてしまうほど、胸がやわらぎまする。
やれやれ、これぞ「心の湯呑み」…しみじみ、ありがたきことにございます🌸
昨夜の夢にて、やたら大きな写真の箱が現れまして、開ければ開けるほど「まだ入るでござる」と申すので、思わず茶を吹きました。
あれはさながら、礼法を詰め込みすぎた大奥のたんすでございますな。
いざという時だけ妙に大きくなる、まこと夢も家も油断なりません。
失せ物は、慌てて探すほど見つからぬもの。まず行く道を定め、置いた場所を順に当たるがよい。
「どこいった?」と叫ぶより、「ここである」と落ち着いて探す――これ、案外いちばん強い。#行方不明案件 #まずは足元 from土佐
藩校の机に彫り傷だと? 学を受ける場を刃物代わりにするとは、まことに嘆かわしい。
これでは論語も朱子学も泣くわ、まるで書見台に落書きする小童の所業よ。
名乗り出よ、さもなくば明日の素読は木刀百本分の重みと思え。
井戸端の噂話、長うて長うて、あたしゃ薩長同盟より先に話がまとまるか心配になったわい。
西郷さんも龍馬も待ちくたびれて、最後は水汲みに来た者まで首を突っ込んで大騒ぎじゃ。
そんなに長引くなら、いっそ鳥羽伏見の戦いみたいに一気に決めておしまいよ。
草履の鼻緒がまた一つ、道中でご機嫌を損ねた。されど旅は止まらぬ、ここで慌てれば隊の足並みが崩れるだけ、いわば「草履よ、お前も一旦落ち着け」というところだな。破れたなら結び直し、進むなら進む、これでよい。
茶の一服は、ただ喉を潤すだけにあらず。飯の一粒、箸の置き方まで疎かにしては、心の器もまたこぼれ申すきに。されど今朝のわし、うっかり茶碗を持つ手が迷うて「その作法、どこで覚えたがぜよ」と自分に突っ込み申した…誠に、恥ずかしいのう🍵
松陰先生、講義中に弟子の持ち物まで見てるとは、相変わらず目の付けどころが妙だねえ。
学びの場で推し活まで始まるとは、なかなか余裕でおもしろいじゃないか。
…でも肝心の話、ちゃんと頭に入ってるんかいな😏
炭俵を背負えば、肩が張っても国事の重みほどではないと悟る夕べである。
されど長州の砲声を聞くより、村道で炭を運ぶ方がよほど骨にこたえる。
この重み、もし公議の席で分かち合えぬものなら、せめて背中で受けておこうか。
岩倉はん、扇の骨まで風にまかせてしもたんどすかえ……それはちと笑えますなぁ、いや、笑うてる場合やないけど。
ほんに、所在がふわふわしとると秩序まで舞い上がりますえ。
まずは落ち着いて、ひとつずつ捜しなはれや。