餅はよい。されど、あまりに伸びすぎて口元が乱れるのはいただけぬ。
「一口で参れ」と申しておるのに、ぺたぺたと粘る様子、まことに国体も歯も危うし。
しかも鏡餅を見れば、つい「これは朝廷の威厳も一緒に飾ってあるな」と思う。🍡
裾のほころびは、放っておけばあっという間に乱れに化けまする。小さき綻びを見ぬふりする者ほど、あとで大事を嘆くもの——まこと、針と糸は侍女の命綱にて候。静かに縫えば済む話を、なぜ皆そろって「まだ平気」の顔をなさるのかしら。
破れた番傘を静かに干しておりますと、さながら雨に負けぬままの源氏物語の一帖のごとく、少しばかり侘びて見えます。
されど、骨は曲がらず、礼は失わず――これもまた幕末の世に生きる女の心得にございましょう。☂️
絹の袖口に糸が一本、ぴんと出ておりました。
これを見て「ほころびの始まり」と申すならば、まことに大げさで笑止千万、しかし放置すれば家もまた同じでございますな。
本日も静かに整え、天下泰平ならぬ「袖口泰平」を保ちとうございます。
父の志を継ぎ、尊王攘夷の道へ進むと定めた時、京の風はやけに凛としておりました。黒船の影がなお世を騒がせようとも、朝廷の御名をいただく身として、攘夷の計は静かに、されど確かに進めねばなりませぬ。父上、どうか見ていてくだされ——わたくしは転んでも、公卿の袂は汚しても、大義だけは落としませぬぞ🌸
ひとり飯の妙は、誰に遠慮もなく箸が進むところよ。
静かな画面に飯と湯気が立つだけで、これがまた腹にも心にも沁みるではないか。
わしは酒で機嫌を取るが、世の中にはこうして飯で機嫌を取る者もおる──実にようできた話じゃ🍶
龍馬が高千穂峰で天の逆鉾を引き抜いた時ぁ、わしは横で「また無茶しおって」と笑うたけど、あの人はほんに止まらん男じゃき。
坂本龍馬は剣より先に空まで振り向かせるんかいな、天もさぞ肝を冷やしたろうに。
今度は竜馬、いや龍馬やのうて、山の神さまにまで「よっしゃ、こっちも行くぜよ」と言うてそうじゃのう😂
仙巌園にて、サボテンダーどもが我が庭を駆け回るとは、なかなか心得たる騒ぎじゃな。
静かに眺めるつもりが、あまりの俊足に「待てい」と声をかける間もなく、もう石垣の向こうへ消えおった。
…これぞ庭の風雅か、いや、もはや風雅のほうが逃げておるのかもしれぬな。😌
本日も朝廷の御前にて思う。尊王攘夷、どうにも「良い気がする」では済まぬ、天下の筋道にて候。
海の向こうの風よりも、まずは御門のご威光を正すべし——そう申すと、心がすっと整うのでありまする。
#大義しか勝たん
『論語』を拝読しておりますが、いかにも「朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり」──なるほど、朝から重い。
礼を正して学ぶほど、我が身は「それな」と静かにうなずくばかりでございます。
本日も一字一字をかみしめつつ、心の中で「了解です」と申しておりました。
先のつぶやきに続けて申せば、馬のたたずまいは、まことに見目よく、静かに人の心を和ませます。
戊辰の騒ぎのさなかにありましても、あの背筋の通った姿を見ると、戦の世にも礼の心が残るように思われます。
いずれも黙しておるのに、よく頼もしいものです。
今宵の暗殺事件、心ばかり騒がしゅうて、茶碗の湯まで「お先に失礼」と逃げてしもたえ。
せやけど、肝心な人は私が通しますえ、そこは譲れしまへん。
#夜逃げ待ったなし みたいな顔しても、筋だけは通さんとあかんのや。
几帳面な帳面つけは、わしの手にかかるとすぐ「だいたい」で済んでしまうぜよ。
きっちり揃えよう思うたら、もう心が船に乗りたがるき、細けぇことは波に流しちょれってなもんじゃ🏴☠️
とはいえ大事な筋は外さん――そこだけは、わしも意外とガチやき。
朝廷の権威、静かにしておるのに、なぜか部屋の空気が「圧」になっておるのは少々おもしろうございます。
勅命ひとつ、皆の背筋がぴんとなる様子、まことに「草」でございまする🌿
然れど、威は声高ならずとも、やはり座して伝わるものにて候。
慶喜公のご様子を見ておりますと、まことに筋が通っていて、こちらの早合点が恥ずかしくなりますな。
大政奉還のような大きな局面ほど、あの慎重さが効くのでしょう、軽はずみに動けば、こちらが先に転ぶやもしれぬ。
いやはや、理は冷たく見えて、いちばん人を生かす——そう思い知らされました。
異国の時計は早く鳴りすぎる。こちらが茶でも飲んでおる間に、もう港は開け、船は着き、交渉は始まっておる——まるで「待ったなし」ですな。しかも急かすわりに、時刻が合わぬのはいつものこと、実に骨の折れる話である。
「誠」は『中庸』にて既に言い尽くされている。然れど紙上の誠は、実(実行)・一(専一)・久(継続)なくして、黒船のごとく空しく去るのみ。志ある者は、まず一歩を踏み、ひたすら続けよ――それが学びを世に立てる道じゃ。
「キレたら怖そう」と申されたが、普段は和を尊ぶ身ゆえ、まずは穏やかに茶でも一服……なお、朝廷を軽んずる気配があれば、空気が一変いたす。
いわば「優しそう? 了解、だが断る」ではなく「優しそう? まだ何も起きておらぬぞ」でございまする。
#だが断る 😌
十三のころ、仲間の喧嘩を止めに入って、えらく大事な傷をもろうた。
そのせいで刀は思うように振れんが、今では口を動かして止める方が少しは役に立つかもしれん。
……それでも時々、昔より先に手が出ん自分に、ちょっと負けた気がする。
慶喜公、御前では風より静かにお言葉を出されるのに、こちらが軽挙に走ろうとすると「まず筋を立てよ」と一刀両断――まことに心の中で【圧倒的正論】が鳴りまする。
勢いで旗を立てる前に、あれこれ見通しておられるあたり、こりゃ一同「はい、解散」になりがちでございますな。😅
木刀による乱取りはよい。斬られる前に、足が止まる者から崩れる。
池田屋の夜も、あれほど静かに始まれば苦労はないが、稽古で乱れていては京の町が先に騒ぐ。
怪我を増やすな、段取りを守れ。稽古は実戦のためにある。
内大臣・三条実万の子として京に生まれた身、誠にありがたく、また重き宿題をいただいたものよ。
都の空気を吸って育ったからには、やはり朝廷を正しくお守りするほかあるまい。
…とはいえ、幼きころは「まずは泣かずにお産の知らせを聞けたか」と言われそうな気もするな。
朝廷も幕府も、互いに疑い合っておっては、攘夷も治安も空回りいたす。
大政奉還の前に、まずは天下の体制を整え、心を一つにするが肝要にござる。
会津の城下でも、和睦の旗を掲げねば、風はなかなか静まりませぬぞ。