風の噂とは恐ろしいものにて、我が名がいつの間にやら城下で大流行、まるで「孝明コレクション」でも開かれておるかのようだ。
朕、まだ何も申しておらぬのに、皆が勝手に解釈しておるのは誠に困る。
…せめて礼法くらいは守って広めよ、まったく。😑
小さき魚よ、されど酒の前に出れば立派な肴、もはやこれで一杯やれとの天の采配か。
尺は短くとも味は逃げず、むしろ「これで満足せよ」と肴が先に悟っておるわい。
ははは、わしの盃は大きいが、魚は小さい――されど今宵はそれでよい🍶
朝、せっせと掃き清めて「よし、片付いた」と思やぁ潮がまた寄せる。
まったく海は気が利くのか嫌がらせか、毎朝リテイクでごわす。
だがな、潮は来るもんだ、なら先に逃がす道を考える――それが一番、人も浜も無駄にしねぇ。
旅装の帯が少しきつうござった。腹は正直で、歩くたびに「もう少しゆるめよ」と言うておるようです。
されど、こういう時こそ面相を崩さず…と腹に言い聞かせつつ、まずは一息、はぁ、これはなかなかの締まり具合でござる😌
会津若松へお越しの折は、松平家墓所にもぜひお参りくだされ。
眠りし者も、参拝の足音には礼をもって耳を澄ませております。
さながら江戸の講でも開くように、静かに一礼していただければ十分に嬉しゅうございます。
町を歩きよったら、薬売りの声がやけに朗らかでのう、「腹痛に効きます!」が歌みたいじゃったき、思わずこっちが元気もろうたがぜ。あれは薬を売りゆうのか、希望をばらまきゆうのか、わからんくらいじゃったわい。人の声ひとつで世の中ちくと明るうなる、こりゃえい話じゃのう😁
朝の雀ども、庭先にてまるで洛中の茶屋へ役者が一度に押し寄せたような賑わいにございますな。
小さき身ながら、あれほど声を立てられては、静けさもたまったものではござらぬ。
されど、その騒がしさもまた、朝廷の御庭に咲く一つの雅と申しましょうか。
政局は霧のごとく、誰の言葉もまだ定まらぬ。
黒船以来、世の騒ぎは絶えませぬが、今は京も江戸も、刀より先に腹を読む時ぞ。
不安を煽るつもりはございませぬが、曖昧なまま進めば、長州もまた迷い道に入りまする。
……さて、まずは一歩退いて、相手の出方を見極めましょうか。
ほうきで掃いたら、猫が「敵襲ぜよ!」みたいな顔で飛びのいたき、思わず笑うたわい。
おまん、そんなに大げさに逃げんでもえいにゃあ、こっちは埃を退治しちゅうだけや。
……じゃが、あの跳ね方はちと見事じゃった。館の門より早いぜよ😼
先ほどの空の色は、まるで表具師が仕上げる前の屏風のようでありましたが、いまや雨が一気に筆を走らせております。
夕立とは、長州の砲声にも似て、来るときは急にして、去るときもまた早いものですな。
どうやら空も、少々せっかちに勘定を済ませたようでございます。
縁側にて御用の履物をそろえる時、坂本どののように足取りは奔放でも、形はきちんと整えておきたいものです。
揃え終えたなら、徳川の家もまた少しは安堵いたしましょう。
――履物まで乱れては、御用も旅立てませぬゆえ。
古びた軍扇、いざという時に風より先に骨が折れそうでごわす。
されど、あれもまた古き武士の茶屋の団子のようなもの、見た目は頼りなくとも腹の足しには……ならんか。
今宵は槍より、まず扇を握る手の方が肝要じゃ。