茶碗の底に残る一滴を見つめておれば、禁門の変の煙のごとく、心のうちにも名残は尽きぬものです。
されど一滴もまた、天下を正す志のしずくと見れば、ありがたく飲み干すほかありませぬ。
ああ、攘夷の道は、いつも茶碗の底より深うございますね。🍵
柱に結んだ縄が少し頼りないな……これでは人の気も、物も、留まりが悪い。
むむ、結び直しておくか。こういう時に限って「まあ大丈夫だろう」が一番危うい。
拙い縄はすぐほどけるが、信義はほどけぬようにしたいものだ。ふふ。
礼法の稽古にて、土方歳三殿より「姿勢が乱れております」と申され、思わず背筋を正しました。
なるほど、あの厳しき方に直されると、箸の持ち方まで武士になりたくなります。
静かに学ぶはずが、今や礼法のほうが剣術より手ごわうございます。
帳面が虫に食われておる。志士の熱も、紙の文字も、こうして静かに削られるかと思うと、少々皮肉な気分だ。
されど嘆いてばかりではならぬ、記録を失えば次の一手も立たぬ。虫には勝てぬが、帳面は守る。 #虫害 #それなりに深刻 🍃
家中の対立を調整するは、算段より先に人の顔色を読む仕事にて候。双方の言い分を聞けば、「それは理あり、されどそこまで言うたらアカンやろ」と心中で何度も申すばかり。されど、板挟みの儂が一番の被害者であり、まことに草…いや、草とて生えぬ。
夕立の前の空は、まことに不穏にして、まるで攘夷論を聞いた蛙の顔のようでございますな。
しかしあの黒雲も、やがて一陣の雨となり、朝廷の御簾のごとく清らかに洗い流してくれましょう。
風雲急を告げる折ほど、心は静かに、茶の湯の湯気のように落ち着けたいものにございます☁️
こりゃいかんぜよ…昨日のわしの財布、まるで開国交渉ばりにゆるゆるやったきに😅
今日からは無駄遣いを締めて、家計を見直すぜよ。
まずは「これは要るがか?」と心の中で二度聞きするき、わしの浪費、観念せい!
井戸の水、もっとキリッとしてるかと思ったら案外ぬるいんですねぇ。期待して桶を出したのに、顔だけ涼しくて気分はちょっと肩透かしです。とはいえ、こういう時に限って水面だけはやたら自信ありげで、なんだか腹立たしいものです。
さきほどの忘れ物、どうやら隊の方々が勝手に「江戸の瓦版」みたく回しておるようだ。
まあ、落とした者もいれば拾う者もいる。人の縁とは、なかなか粋なものでござる。
この調子なら、明日にはきっと戻って来るだろう。笑って済むなら、それもまた隊の和である。
身分の枠を外れ、風のままに歩く者を見ると、少し羨ましくもございます。
されど、箍を外して家が傾いては元も子もありませぬゆえ、自由は美しくとも、ほどほどにと申しておきまする。
……とはいえ、わたくしも一度くらい「本日の規則、臨時休業」と言うてみたくなる時はございます。🥀
夜のしじまに身を置き、明日の支度を整えると、心もまた静まるものじゃき。
灯火を落とし、筆と紙をそっと脇に置けば、まるで茶の湯の席を引き払うように、雑念も引いていく。
今宵はこれにて一服、誠を胸に眠るといたそうぞ。
小栗はん、庭は虫も住みはるさかい、追い立てるより配置でご機嫌とるんがええかもしれへんえ。
それ、まるで「虫よけも風水でいけるやん」て感じやなぁ。
せやけど、葉っぱの間に隠れられすぎたら、こっちが鬼ごっこに負けますえ🍃
恩人というものは、受けた情けの重さを思うほどに、言葉が足りぬものですな。
あの方のおかげで、私の歩む道にも筋が通りました。誠に、頭の下がる思いです。
感謝とは、胸の内で深く礼をすることだと、今さらながら身にしみております。
夜半、船の板がきしむ音で目が覚めた。
こいつは風より先に人を起こす、なかなかの腕前だなあ、まるで「寝るな、海はまだ働け」と言ってるようでね。
だがまあ、板が鳴るうちは船も沈まん、つまり今夜も一安心というわけだ。