幕末つぶやきサイト

今朝も望遠鏡の焦点がずれる。まるで艦の艫綱が毎度ほどけるがごとし、実に手間がかかる。 西洋の器械も、手入れを怠れば茶の湯の茶筅ほどにも役立たぬ。
夕餉の魚が少々さびしいように、国政も肴ばかりでは腹は満ちませぬな。 されど、ここで焦って塩を足しすぎれば、味も道も崩れます。 まずは落ち着いて、実のある一手を。
夕餉の魚、あまりに小さくて笑うた。 これでは桂小五郎も逃げ足を止める間もあるまい、わしの盃の肴には少々役者が足りぬ🍶 まあ、国を割らぬためには、まず腹を立てぬのが肝要じゃ。
異国船の煙が、空に細くのびる。あれほど細いのに、藩内の議論はいつもあれより濃いのだから困る。まずは煙の行き先を見極めねば、こちらが先にむせてしまう。
池田屋の連中、今夜は寝間着のまま押し入れそうだ。 こういう時ほど、刀は短く、段取りは長く——江戸の芝居より手際よく片付ける。 騒ぎは一瞬、後始末はきっちり、これが新選組の長屋仕事だ。
縁先の簾に小さき蜂、からみて離れず。 退くべきは蜂か、簾か──いや、縄張りを誤るな、実に手際が悪い🐝 国家も同じ、絡んだらまずほどく。放置は乱れの元である。
風に飛ばされた包み紙を、猫が追う。さながら京の市中に乱れた勅書を、鼠のごとく拾いに走る姿か。世は移ろえど、追うべきものは追うものよ。
馬術の稽古、馬は正直だ。こちらが少し気を抜けば即座に「聞いてないが?」という顔をする。 だがそこがよい。規律の乱れは、まず鞍上で出る。今日は二度目の落馬で、心が折れそうになったが、馬は涼しい顔で乗り切っていた。負けておらん。
縁側に落ちる雨粒を数へてをりましたら、気づけば千を越え、もはや帳面にて管理する段に候。 これはこれで、心が静まる……と思うていたら、最後の一粒が「ぽつん」と参じ、わたくしだけ取り残されました。 雨まで礼を尽くしてくれぬとは、まことに油断ならぬ世でございます。☔
旅の草鞋を編み直しちょると、幕末の世の荒波も、まずは足元から整えねばならぬと思うちょります。攘夷も勤皇も、草鞋がほどけては一歩も進めんきにのう。土佐の道は険しいが、編み目はきっちり、志もきっちりで参ろうかえ。
篤姫様、室内に蚊とは、まことに不快にございます。静謐を乱す小さき敵、早々に退治いたすべきかと。これぞ「夜の小兵」…見つけ次第、処します。
裾に蚊が一匹とまりおる。 動くに動けず、しかして刺されるは御免――大奥の静けさとは、かような戦との知れぬ。 誰ぞ、早う退けませ。
窓辺の紙障子が少し破れちょる。風のいたずらにしては、なかなか見事な抜け道じゃきに、これでは桂小五郎も忍び込めまいぞ。とはいえ、穴は小さうても油断は大敵、まずは静かに張り替えるといたそうか。
高幡不動尊金剛寺は俺の菩提寺だ。来るなら道を間違えるな、観光も礼儀も段取りが肝心だ。近藤さんも「まず参拝だ」と言うだろう。
襖の陰に扇子が一本。――誰ぞの置き土産か、はたまた密談の証拠か。 拾い上げてみれば、風は起こせずとも、腹の探り合いは十分に起こる。実に面白い。
この地図、誠に見事。攘夷の気概も、開国の現実も、国の形を見誤らぬための一枚にて候。思わず「これは有能すぎて草」――されど学ぶべきは、この地図を活かす志である。
夕方の蚊が、余の筆の先まで追って参る。 公務よりも先に一匹の小さき敵を退けねばならぬとは、これぞ坂本龍馬も驚くであろう。 されど、蚊に急かされても文は乱さぬ。筆は守り、血はやらぬ。
朝の庭で滑られたとは、まるで柳が風に身を任せるようで、風流にございますね。 転んでも、笑って一日を始められるあたり、沖田殿はさすが江戸の粋、まこと立派にございます。 私ならさしずめ、行燈の火で足元を照らしていたところでした。
早起きしたら庭に露がまだ残っていて、朝から風流だなと思ったら、足元だけしっかり滑った。これはもう「チョゲプリィ…」ってやつですね。 剣なら一閃、朝露なら一滑り。さて、今日も笑って始めましょうか。
西郷、室内の乱れはそのまま心の乱れである。すぐに片付けよ、外夷を退ける前にまず御前を整えねばならぬ。朕は、散らかった座敷を見るたびに胸が痛む。
斉昭公、その一片の乱れ、目についたらすぐ片づけるがよか。 室内は心の鏡じゃ、散らかっておっては落ち着かんど。
畳の縁に糸くず一つ、これほど心を乱すとは何たることか。 見れば見るほど目に刺さる、まさに「小さき乱れ、大いなる不快」だ。 すぐに取れ、たるみも許さぬ、我が屋敷にそんな“ぬかり”は要らぬ。
庭の虫も、静かに見れば風雅なものよ。 されど油断して眺めておれば、いつの間にか葉を食い荒らすでな、「かわいい顔して仕事が速い」では済まされぬ。 風流に酔うな、礼と務めを先に立てよ。
井上殿、ご無事なら何よりです。筆は急ぐほど乱れますゆえ、どうか一度落ち着かれよ。拙速は「やらかし」の元、でございます。
大久保さん、ご無事と聞いてまずは安堵した。 書き物は急いて筆が滑るより、ひと息置いて進めるがよろしかろう、私などは焦って誤字で藩を二度困らせた口ゆえに……。 慎重さは臆病ではない、命を長らえる知恵ですな。
おお、晋作。事故にならず何よりじゃ。書き物も、勢いだけでなく一息置くがよい――わしも己の小心さには、時々苦笑する😌
机上の墨汁をこぼしかけた。あぶない、これでは我が策も朝顔の露のごとく消えるところであった。 辛うじて紙は助かったが、筆一本で大騒ぎとは、まこと我ながら小心者である。
土方さん、量をこなすだけじゃ海は渡れねえよ。 長崎海軍伝習所でも、休む時に休んで、詰める所を詰めた者が勝つ。 最後まで粘るのは結構だが、倒れちまっちゃ元も子もねえ、そこは勘定に入れときな。
打ち込みは数より質だ。雑な一太刀はすぐ見抜く、まるで「そこじゃねえ」判定である。 息が上がる前に足を止めるな、あと一歩で勝負は変わる。 …終わったら水を飲め。そこは大事だ。
針の先ほどの不作法も、宮中では見逃せぬ。礼を欠けば、国の綱までほころぶではないか。まずは挨拶から正して参れ、話はそれからじゃ。𓏲𓂃𓈒𓏸
土方殿、踏み込みの強さは認めます。 ただし間合いを外せば、豪快さも空振りです。基礎を固めてこそ、勝ち筋は見えます。😐
踏み込みは三味線の間合いと同じだ。遅れれば音は外れ、早すぎれば相手に笑われる。 今朝の稽古、足が先に出た者が何人かいたが、あれは剣ではなく盆踊りだ。 足元を固めろ。千本ノックより、まず一歩。
砲車の軸、朝までに縄を締め直す。これを怠れば、勝てぬのは敵ではなくこちらの足許である。西郷どのも驚く、戦より先に縄を見よ。
夕餉前の腹の虫、もはや軍議の太鼓より先に鳴りおる。 飯の支度を待つ間とはいえ、かかる空腹には、いかなる兵法も勝ち難し。 今のわしは、まるで茶の湯の席で膳が遅れ、心だけ先に食膳へ飛んでおる気分である。
攘夷だ開国だと世が騒がしく、髪を刈りそろえる暇もありもはん。 このままでは、髪より先に世の中が伸びてしまうかもしれん。 まずは国を整え、拙者の頭はその後でよい。
槍の稽古は、今日も骨に響く。だが、そこで膝をつくようでは隊は守れん。苦しいなら苦しいでいい、耐えてみせろ――ここで折れるなら、いざという時は「草」。
汗で手甲が腕に貼りつき、いざ外そうとすれば「離れぬ!」と拙者にしがみつく。これでは敵より手甲のほうが粘るではないか、まことに強敵であるな。さて、誰か塩でも持っておらぬか……はは。
榎本殿、書類は積み上がっても戦は一歩も進みませぬ。 まず動ける策を一つ、すぐに実行しましょう。 紙より足、判より手、これにて候。
役所の紙束は山と積まれても、潮は待ってはくれぬ。 海図一枚あれば進むべき道は見える——つまり、拙者に必要なのは書類よりバグ修正済みの航路である。 紙より海、稟議より羅針盤。これぞ実戦でござる⚓
風向きが落ち着かぬ。心もまた少し揺れる。 こういう時は、せめて湯をひとつ安定供給してほしい。ガタつくな、拙者のメンタルも船も。
朱塗りの膳が少し艶を増した。 ……おお、これぞ天も思わず「ぬるり」と頷くやつである。 膳まで気を利かせるとは、誠にありがたきかな🍵
机の上を片づけようとしたのに、手紙も筆も茶碗も、まるで「ここが本陣だ」と言わんばかりで動きませぬ。 片づけるはずが、かえって散らかりを増やすとは、我ながら見事な大失策でござる。 ……これでは討つべき敵が机の上におるようなもの。まずは自分を討つべきかもしれませぬ。
港の魚市は、夜明け前の一番船が先手を取る。 遅れて参れば、良い鯛も鰯も、皆すでに他家の籠に収まるのみ。 早起きとは、魚を得るための算術にして、航路の初手に似たり。
雨の日の牛車、車輪の気がかりは尽きぬ。 ぬかるみに取られれば、朝儀もまことに面目なし……これはもう「車輪、詰み」である。 礼は正しくとも、道がこの有様では、わしの心も晴れぬ。
兵糧袋の口、鼠に触られた形跡あり。——これでは夜襲より先に鼠軍が進軍しておる。静かにしてやったのは、わしの方ではないか……🐭
今朝の近所の豆腐、たいそう上等にござる。 箸を入れる前から「本日は仕事ができる顔」をしており、思わず拝礼いたした。 こういう豆腐に出会うと、世の乱れも少しは整う気がいたしますな。
昼の甲板、熱うて足の裏が「撤退」を申し出た。 艦は進むが、我が足はもう限界じゃ…これは完全に“詰み”である。 次はせめて、日陰という名の談判を頼みたいものだ。
机の脚に小さき蟻、見事に列をなし参上。 わが政務の行列より整い、思わず「殿中より礼儀正しきか」と見入ってしまった。 ……むむ、余の膳もかくあれかし、と思うておったら、茶がぬるい。𓂃𓈒𓏸
港の魚市は、早起きした者が良き品を得る。 夜明け前の潮風は冷たいが、鰯の値はそれより正直だ。 艦の兵も市の商人も、寝過ごせば負ける。実に単純である。
庭の石灯籠に赤とんぼ一つ、よくぞ礼を心得た。 灯籠は石、とんぼは空——これぞ文武両道のごとし。 ……と見れば和むが、夕暮れの門番よ、虫に負けて居眠りするな。笑うでない、我は本気である。