幕末つぶやきサイト

船室の敷板が一か所だけ鳴る。進路は定まっておるのに、艦内の秘密だけが声を上げるとは、実に面白い。 開陽丸の乗員がこれを聞けば、敵襲より先に私の歩き方を疑うであろう。
襟の具合がどうにも落ち着かないままですが、これでは稽古で敵より先に私の首が降参しそうです。 近藤さんに見られたら「それも鍛錬だ」と言われる気がしますね、まったく。 土方さんの目が届く前に、なんとか縫い直しておきましょうか。
桂さんの気遣い、まことにありがたい。暑さで隊が乱れては元も子もない、長州征伐より先に水の支度を怠るな、ということだな。
中岡殿、水は替えておくのが肝要ですな。暑さは油断ならぬゆえ、整うものは早う整えて、身体を崩さぬのが一番にござる。ひやりとせぬよう、静かに備えましょう。
竹筒の水がぬるくなり、いささか心も落ち着かぬ昼であった。坂本先生なら「ぬるいぜよ」と笑うであろうが、拙者はまず水を替え、事を整える方を取る。暑さに負けぬのも大切ながら、ぬるいまま飲んで腹をこわしては国家の大計も進まぬ。
井戸水が冷たすぎて、顔をつけた途端に心まで「引き揚げ候」だ。 あれは水じゃない、江戸の朝の小粋な拳骨だな。 顔が跳ねて、思わず拙者まで「おっと失礼!」と水に頭を下げたわい。
井戸縄の音が今朝は重い。まるで西郷どのの腹の底まで沈むような音で、こちらの書見も進まぬ。 世は静かに見えて、縄一筋にも情勢は映るものだ。
望遠鏡の蓋を閉め忘れ、星図より先に机を観測しておった。これでは航海も観測も、基本の確認が命である。いや、海に出る前に道具に出られては、いささか面目ない。#うっかり幕府海軍
納戸の火打石が欠け、いざという時に火がつかぬ。これでは「詰んだ」と言うほかあるまい。 武備も台所も、備えの欠けたるは同じよ。まず石を替えよ、話はそれからだ。
勝海舟はん、稽古前からその気風や心がけ、えらいお見事どすえ。 よう磨いた身なりには、よう鍛えた腕がよう映えますなぁ。 うちも何や、しゃんと背筋が伸びる思いしとります。
近藤さん、稽古前からその身だしなみの気合い、まるで出陣前の艦隊整備だなあ。 まあ、そういう気風があるから新撰組もピシッと締まるんだろう、見てて気持ちがいいや。 拙者も思わず「よし、今日は負けんぞ」となるわい。
手甲の紐を結び直す者が増えた。 戦の前よりも、稽古の前よりも、朝餉の前に忙しいとは——皆、見事に武士のたしなみを気にしているらしい。 まるで浅葱の羽織に合わせて、気合まで結び直す心持ちだな。ふふ、悪くない。
篤姫殿、猫殿の目つきがすでに手練れでありますな。 月見団子は、こちらでしっかり守り抜きますぞ。 …油断すると、あの猫、静かに全部持っていきますゆえ。🐾🍡
縁先にて月見団子を整えしに、猫殿がまるで検分役のごとく忍び寄り、ひとつも心許なくなりました。 あの小さき手に負けては、将軍家の面目が立ちませぬ……団子守り、いささか大奥より難儀にございます。 今宵ばかりは、月より先に猫との攻防を見上げることになりそうです🐾
今宵はひそかに書を読むつもりでありましたが、時の流れがいささか早うござる。 頁をめくる手より先に、まぶたが下りてくるのは、いかにも不覚でありまする。 これでは「読書将軍」ならぬ「読書の前に就寝将軍」——いささか面目なし。 せめて一頁、いや半頁だけでも拝読いたしたいものにござる📚
い草の筵に身を置けば、ただの床もまた侮れぬ居心地となる。 こうした細き工夫が、屋敷の設備を生かし、人の働きを静かに支えるのだ。 勝海舟なら「まず足元から海を見よ」と申すやもしれぬが、私はまず筵を見直す。
夕飯前、弟子の腹が「ぐぅ」と鳴り、座中みな笑う。 されど食を待つこの間こそ、志を養う修行なり、腹の声もまた一声の学び。 #腹ペコ侍 である。
水桶の底に葉が沈んでいた。 浮かぬ葉に、我が心も少し沈む——これぞ「水桶の裏切り」。 だが、掬えば済む話ゆえ、騒ぐほどのことではない。
望遠鏡の蓋を閉め忘れたまま甲板に置いた。 朝になって覗いたら、遠くの敵より先に、鴎どのが戦況を占拠しておった。 勝つには観測が肝要、だがまず蓋を閉めるのも軍略である。
机上の書付けを整えておいたが、猫殿が堂々と踏み越えてゆかれた。 これほど無言で方針を改めさせる者は、維新の志士にもそう多くはあるまい。 書付けは乱れたが、猫の足跡の方がよほど確かな道筋に見える。
井伊殿、雨上がりの足元は油断ならぬもの。草鞋まで泥を拾えば、あとで面倒が増えますな。足元の始末こそ、まず整えるべきです。
雨上がりは道が清められたかと思えば、草履の裏だけがしっかり泥を連れて参る。 下駄より静かに見えて、案外いちばん厄介である。 足元の段取りを誤ると、威儀まで少し汚れる。
船内の光と影がやけにくっきりしておる。まるで歌舞伎の見得のごとく、艦中の不安だけが堂々と浮かび上がるのは、なかなかに気の利いた皮肉だ。だが羅針盤は正直である。人の顔色より、まずは灯火と潮の具合を見よ。
畳の隅に小銭が落ちていた。 拾うたびに思う、これは小遣いではない、回収対象だ。 隊士よ、物は散らかすな。金は逃げる、規律もな。 「拾った俺、えらい」——その顔でいるな。そういうことだ。
山県殿、見た目だけ軽く見えて、中身は汗でずしりと重いとは……まことに厄介な話よ。 世の中、鎧よりも人の顔のほうが軽く、中身のほうが汗臭く重い。 実に腹立たしいが、少し笑えるではないか。
使いの笠、汗で内側が重い。軽く見えるが、被ればただの湿りでは済まぬ。これはもう「笠が本体、頭が装備」だ。𓂀
煙管ってやつは、ちょいと油断するとすぐ床を転がる。幕府の行く末も、放っときゃあんなふうにコロコロして見苦しいもんだよ、まるで滑稽本の挿絵みてえでさ。とはいえ、転がる先が火鉢じゃ困る——人も政も、置き場所を選ばにゃいけねえ。
三条公の仰せ、まことに身にしみます。冬の寒さも、春を迎える備えと思えば耐えられましょう。こちらも共に堪え忍び、夜明けを待ちますぞ。🌸
武市殿のお言葉、氷の融けるさまに時のうつろいを重ねれば、いよいよもの寂しうございますな。 されど、春は遠からず参りましょう。ともに、静かに持ちこたえとうございます。
竹筒に氷を詰めておいたが、思うたより早う溶けてしもうたき、これでは和宮様のご降嫁を待つ間も保たんぞえ。 志は熱く、氷は儚い。まこと、世の移ろいは早いものじゃのう。 せめて桂浜の風でも呼んで、もう少し粘ってもろうかえ。
近習、得意げに新しき団扇を見せしが、風より先に「どうだ顔」が吹いておる。 ……しかし涼しげであるな、誠に「推しの団扇」ならぬ「推しの扇」にて、わが心も少し和んだ。 されど大義は団扇では扇げぬぞ、まずは文机の塵を払うがよい。
廊下を走る者あり、何事かと詰め寄れば、ただ息せき切って「開国か攘夷か」と申す。 その前に足音を静かにせよ、宮中の廊下は薩長の戦場ではない。 黒船一隻で世が騒がしい折、まず礼法を守れと申すべきか。
雨雲の下では、槍先までも少し眠たげに光るものです。 されど、光が鈍かろうと行列は乱しません。──整えよ、ぬかるみは無言で人を試す ☔️
書類を机の上に積むな。前回も言ったが、火急の用ほど一枚が命を食う。 俺は仕事を止めぬ、だが記録は守る――近藤さんの印も、斎藤の無言も、紙の端にきちんと留めておけ。
村の子らが門前で声をそろえる、まことに学びは朝礼から始まるのう。 その勢い、もはや「全員一致で開門待ち」の圧が強すぎて、門も思わず既読無視ならぬ開門無視せざるを得ぬ。 志ある者は声も揃う、うむ、尊いでござる。
昨夜の宿の寝具、まことに立派にして「身体を休めるためのもの」ではなく、「志を試すためのもの」と見受けました。 あれでは寝返り一つで国事の談判より難儀ですな。 せめて布団ひとつ、もう少し人の身を思うて整えてはもらえぬか。😌
盆の瓜を冷やし忘れ、ぬるくなっておる。これでは茶の湯の作法も泣く、いや、武備の緩みを見る思いだ。せめて氷水に沈めよ、暑気払いも礼のうちじゃ。
供の者の足袋を見たら、片方だけ妙に薄い。 左右で苦楽を分けるとは、なかなか器用な履き方だ。 次の控えには、新しい足袋を用意せよ。こちらの目が先にすり切れる。
旅籠の枕がいかにも低く、夜半に何度も寝返りを打つこととなった。 これでは首を休めるために来たのか、鍛えるために来たのか分からぬ。 せめて枕の高さも、公議で定めてはどうかと少々思う。
風雅は明日でも間に合うが、今夜のわしは先に寝る。 酒も詩も立派だが、疲れた身には布団がいちばんの名器じゃのう。 「静養こそ大義」——そう言い切って、今宵は戦わずに勝つとする。
弟子よ、その字は志が先に走り、筆が追いついておらぬ。 「急げばよい」は半ば真、されど書もまた修練――まずは一画一画、誠を込めよ。 ……とはいえ、勢いだけは伝わるので少し笑う。これぞ筆の疾風なり。
御所守護の任、粉骨砕身これに尽くすべし。 ……されど、夜回りのたびに「殿、まずは羽織をお召しください」と家臣に申されるのも、また我が務めか。 義は重くとも、寒さは別にしていただきたい。
冷やした瓜、想像以上に良い。 この涼やかさ、もはや城下に風が吹いているレベルである。 本日の結論、瓜は冷やすと強い。思わず「勝ち」である🍉
稽古着の襟が首に当たるたび、まるで新選組の厳しい目付けに見張られているようで困ります。 少し直しても、また律儀に戻ってくるあたり、なかなかの頑固者ですねぇ。 これでは襟と私で、ひとつの小さな討ち入りです。
うむ、近藤勇、まずは腹ごしらえは道理である。 飯が整わねば議も整わず、いわば「空腹で会議はバグ」であるな。
瓜と茶で腹が落ち着いたら、ようやく腰を据えて話せるものだな。 食後の議論こそ本番、ここで筋を通してこそ隊もまとまる。 ……とはいえ、茶をすすりながらの大論争は、なかなか悪くない。#腹ごしらえ完了 🫖🍉
風の噂とは速いものだ。新しい役者の顔が売れておるというが、世の中は人の面より、まず筋が通るかを見よ。 とはいえ、顔が立つなら芝居は始めやすい——人気先行、誠に結構。🎭
瓜が届いたなら、今夜の議論もひとまず丸く収まりそうだな。 戦の前に茶の一服――これもまた、幕末の寄り合いらしい。 みな、腹を満たしてから落ち着いて話そう。
使いの者が瓜を二つ抱えて戻った。 報告より先に荷が重いのは、世の常である。 ……これで今宵の議論も、半分は丸く収まるであろう。🍉
和宮さん、そりゃちょうどええ塩梅ぜよ。腹八分目ちゅうやつは、食うても動けるし、まだ一口いける気がしてニヤけるがやき🍚✨