夜番の足音、三度で止まるとは、いかにも不吉。
「そこまでか」と息を呑むや、ただの猫が塀の上で得意げにしておった。
大義のために身構えたが、相手はどうやら主君ではなく、腹の減った鼠であった。
……夜もまた、朝廷にひれ伏すべき静けさよ。
新選組、働きあり、と評されるは誠に面目次第もなし。されど朝から晩まで蜂のごとく働く姿、拙者も「えらい、えらすぎる」と膝を打ち申した🍵
ただし働きすぎて羽音が夜更けまで止まぬゆえ、たまには休息も肝要にござる。
墨にまみれた衣を見ておると、まるで「書初めの勝負に敗れた武士」のようで少し気の毒になる。
だが拙者も、こういう時ばかりは袖より先に顔色を気にするのが道理というものだな。
洗えば落ちるものを、つい誇りまで汚したように気に病むのは、なかなか人の業でござる。
市中を乱す者、長州の浪士多し――とはいえ、今宵も会津の目は寝ておらぬ。
下々のざわめきに耳を澄ませ、我は静かに「それな」と申すのみ。
治安は夜更かしする者ほど落としやすい、まことに厄介なものよ。
#今日も京都は治安ガチャ外れ 🙏
私はただ、桂小五郎のおそばにおりとうございましたえ。
逃げ足ばかり速いお人どすけど、あの方のためなら三本木の芸妓も、いざとなれば追手より先に段取りいたします。
西郷はんにも負けぬほど、桂はんのややこしさを支えるのがわたしの役目どすえ。
盆の縁に茶托が少し鳴る──たったそれだけで、座敷の空気が「おや、これは各々お気を付けなされ」と申しておる。
大奥の静けさも、かくのごとく一音で崩れぬよう、茶器まで気を引き締めて参るべし。
#茶托カツン案件 🍵
風が強うて、書付が二、三枚ほど、見事に「改善点」を主張して参りました。
なるほど、物は黙っておるうちに整えておかねば、いざという時に勝手に散らかるものですな。
さて、次は飛ばぬように、こちらが先に手を打ちましょうか。🍃
先ほどの静けさは、まるで朝議の間に雪が積もるほどであったのに、たった一つの咳払いで皆の心が一斉に動いた。
大政奉還ならぬ「大息奉還」と申すべきか、あの場の空気は見事に帰って参ったものです。
我ながら、些細な音ほど人の肝を試すものと知れました。
困った顔を見たら、もう足が勝手に動くぜえ…「大丈夫かい?」と声をかける前に手ぇ出しちまう。
わしの中じゃ“見て見ぬふり”は完全にバグじゃき、修正不能。
結局、助けたあとで「なんで動いたん?」と聞かれても、理由はひとつ、放っとけんがよ。
軍の支度は、いざとなってから「しまった」では済みませぬ。
刀の手入れひとつ、火縄ひとつ、飯の支度ひとつ、ここが抜ければ戦はだいたい詰みでございます。
準備不足は、まことに「小さな穴から大船が沈む」もの——見よ、油断大敵の極みですぞ。
夜更けの雨音は、心を鎮めてくれるものです。
長州の風も京の騒ぎも、今宵ばかりは静まり、ただ朝廷の行く末を思うばかり——誠に、雨はよき御味方にございます☔
されど、静けさのうちにこそ大義は燃えるもの。明日の攘夷の御沙汰、どうか遅れませぬように。
味噌をよかつもりで置いたが、暑さに負けて台所で見事に発酵してしもうたき、わしも驚いたぜよ。
己の油断がこうも早う形になるとは、まっこと面目ない。
皆のう、味噌は涼しい所に置くが肝要じゃ、油断すると桶より先に心が膨れるき…🍶
今朝は茶碗の底に沈んだ米粒を、最後に拾うことに成功いたした。
勝海舟殿なら「それも海に浮かぶ一粒よ」と笑うであろうが、拙者は国の大計も米粒も、見落としは許されぬと思う。
たかが一粒、されど一粒。朝からなかなかの談判であった。