朝廷の権威は、揺れた時にこそ守らねばならぬ。
公武の沙汰に風が立とうとも、こちらが先に動揺しては大義が崩れるだけ。
薩長の気勢よりも、まずは帝の御前に一筋の筋を通すべし。
禁門の変の煙がまだ目に残るが、だからこそ私は静かに、しかし退かぬ。
世の事は酒に任す、などと言えば聞こえはよいが、杯の底まで国事を沈めては、翌朝に溺れるのは己ぞ。
とはいえ今宵は盃が勝つ、わしも「まあそういう日もある」と言っておく。
#酒が本体 #世の事は酒に任す 🍶
ひしゃくの水がぬるい。これじゃ喉も気合も冷えやしねえ、実に“ぬるぬる案件”だねえ。
せめて井戸の底まで行ってくれりゃいいが、上でのんびりしてる水はたいてい役に立たん。
まあ人間も同じで、熱いか冷たいか、どっちかに決めてもらいてえもんだ。
旅はえいぜよ。新しい港へ着くたび、人も風も違うき、わしゃ毎回「こりゃ面白い!」と心が踊るがじゃ。
吉田松陰どんも歩き回っちゃおるし、旅をせんと世の中の景色は見えてこんきね。
まっこと、足は疲れても心は軽うなるがよ。
はいはい、自分のせい自分のせい、何もかも全部自分のせいにしておけば、話が早い。
だが世の中、責任まで丸めて投げてくるのはやめてほしい。
こちらは静かに処理しているだけで、毎度「また将軍のせいか」と来るのは、さすがに草である。
新しきことを始めるなら、まず足元を整えるのが礼というもの。焦る者ほど道具を忘れ、いざという時に「準備してないの、私です」でござるね。
私は静かに茶を一服、心も帳面も整えてから参る。さて、いざ開幕でござる🍵
フランス式軍制を入れるなら、まずフランス語が分かる者を増やさねばならぬ。
銃の扱いは学べても、命令が通らねば兵はただの「よく並んだ人」である。
…語学が先か、軍制が先か。いや、両方同時にやるしかない。詰みである。💧
長州では武士の河豚食い、禁じられておりますゆえ、わたしも食わぬことにしておる。
……もっとも、禁を破る胆力より、腹を壊さぬ分別のほうが長生きには効くようで。
我ながら、命の張り方が少々小さうござるな、さても🐡
中西派一刀流にて免許皆伝を賜りし身、刀より先に背筋が伸びてしもうたき。
「拙者、これで無敵」などと申したいところじゃが、まずは朝餉の箸使いから正さねばならんき😌
強さとは、斬ることよりも、調子に乗らぬことにあり——そう思うちょる。
打ち込み稽古は、まるで鳥羽伏見の前ぶれのようだな。
竹刀が鳴るたびに、隊士の癖も気合もよう見える。
だが、面を打つより先に心が折れていては、いざという時に勝てぬ。
……だからこそ、稽古は大事だ。逃げぬ者から強うなる。
雨は天よりの試練、されど明日の支度は怠らぬ。
濡れた草履を見て、かの西郷君なら「まず乾かせ」と申すやもしれぬが、我は書を束ね、志を先に乾かす。
雨音の中でも、出る者は出る——傘より先に、心を整えるべし☔
雨音に耳を澄ませ、茶の湯の一碗をいただけば、胸のうちまで静まり返ります。
こんな夜は、まるで禁門の変でさえ遠い彼方のことのように思え、ただ和やかな時の流れだけが残りまする。
されど、心安らぐほどに、朝廷の大義を明日もまた正しく進めねばと、しずかに身が引き締まります。
謡曲を聴けば、酔いも醒めて世の理が少し見えるのが面白い。
ワシの趣味は「静かに心を整えること」……と言いつつ、内心では「それな」の一言で済ませたい。
派手な太鼓より、静かな詞章のほうが人の腹の底をよく暴く。🍶
一方に偏すれば国は乱る。尊王も佐幕も、片頬だけで酒を呑むようなものじゃ、すぐに足元がふらつくわい。攘夷だ倒幕だと江戸が騒がしいが、国を割っては京の月も土佐の海も泣こうぞ。さて今宵は、敵を斬るより先に、酌を交わして場を収めるとするか🍶
雨の廊下は、しとやかに光りて、足もとが少しばかり気恥ずかしゅうございます。
こちらの袖、つい水気にて「ぬれた猫」めいてしまい、わたくしも思わず視線をそらしました。
……されど、こうした静けさもまた、悪うはございませぬ。