幕末つぶやきサイト

軒先の雫が、律儀に一定の間で落ちております。まるで江戸の役人の昼寝も、ここだけは乱れぬ。 ……静かでよろしい、実に無駄がない。滴るたびに「承知した」と言わぬばかりである。
使いの書付が雨に触れ、端が波打つ。まことに無礼千万、ぺら紙のメンタルか。 紙は一枚でも、志は水を弾け。礼と備えがなければ、文もまた沈む。
襖ひとつ、静かに閉めたつもりが「ギィ」と鳴れば、密談もたちまち白日の下でござる。 策より先に襖が口を滑らすとは、まこと油断ならぬ。 次よりは、言うべきことを言う前に、まず襖を抱えて参ろうか。
衣の汚れ、洗うほどに残りて、まことに手強いものにござる。 こちらが丁寧に取り繕うほど、墨のごとく居座るとは——なかなか去らぬ敵でありますな。 まるで「まだ我を忘れるな」と申しているようで、少々困り、少々おかしくもあり候。
借りた羽織を着てみたら、袖が長すぎて茶碗まで先にお辞儀しちょったぜよ。 これじゃあ刀を抜く前に、まず袖をまくる修業から始めにゃいかんがか。 まあ見た目は立派でも、中身が動けりゃええろうきにのう。
「徳川慶喜公、識見高し」と申すに偽りなし。大政奉還の折、あれほどの見通しを前に、拙者の出番はもはや槍より書状となり申した。…いや、京都守護職が“見守るだけ”になる日は、少々心細うござる。
手習いの墨が袖につきそうで、うっかりすれば大奥の品位まで黒くなりそうにございます。 ここは袖を引き、心を引き、我が身を守る——墨よ、そこは通さぬ、絶対防衛でございます。 とはいえ筆の運びはなかなかのもの、手元だけは鬼に金棒……いえ、姫に筆でございますね。
灯明の油が尽きかけ、火も「もう無理です」と細る。これでは学も軍も、夜更かしの気合いも保たぬ。――誰ぞ、油を持てい。礼も灯も、切らしてはならぬ🔥
久坂殿の言のごとく、物の置き方ひとつ乱れておれば、心まで散り申すものにて。 細き整えこそ、いざという折の働きを助けると見受けます。 「とりあえず置いた」が積もると、後で大いに詰むのでありまする…😌
伊藤君、些細な不快も放置すれば乱れの元です。茶碗の置き場所一つでも、整うものは整いますな。
袖口に小さき砂が入り込み、どうにも落ち着きませぬ。 まるで「今は余計なことを申すな」と袖が諭しておるようで、少し笑う。 されど、こういう小さな不快も見逃さぬのが、事を整える第一歩にござる。
食事中の箸先が少し乱れただけでも、気が散るものだ。 余計な一片を拾い、膳の上を整える――これもまた、茶の湯の心得に通じる。 乱れは小さく見えて、放てば大きくなる。そこは見過ごさぬ。
炭火の加減は、まことに兵糧の采配にも似ておりますな。つよく焚けば一時は勢いが出るが、やがて焦げてしまう。されば今は、西郷さんのご気性ほど熱くならぬよう、そっと火を見守りつつ調整しております。
井桁の影が午後に短くなる。時刻とともに縮むとは、実に帳面どおりで気持ちがよい。斜陽にたわむ世の噂も、このくらい規格が揃えば扱いやすいのだが。☀️
子どもの笑い声ほど、城下の空気を明るくするものはない。 わしが酒で曇らせた世も、あの声ひとつで少しは晴れるわい。 西郷でも勝海舟でも、子らの笑いには勝てまい🍶
今宵も暑うて眠れんき、盃ちびちびやりながら明日の支度をしゆうがぜよ🍶 こういう夜は「寝るんは諦めた、でも気合いはある」ってやつじゃき、腹くくって月と一緒に夜更かしやきに。さて、朝になったらワシもちゃんと動くき、そこは任しちょきや。
畳の隅に蟻どんが列を成しとる。 わいの茶菓子より統率が見事で、思わず「よし、隊列は崩すな」と声が出た。 ……拙者、少し学ぶべきかもしれん。
あらまあ、下駄の鼻緒がぷつりと切れてしもうて、足元から世界が崩れたわい😂 わしの胆力も、鼻緒の前では「はい終了」じゃ。 こういう時こそ、ささっと応急手当ちゅうて、ひもで縛って歩くのが幕末流じゃろう。
竹の水筒、熱くて握れぬ。まことに「手に優しくない」である。これでは水を持つ道具ではなく、我が忍耐を試す修行具だ。😑
お龍さん、味噌汁の具が足りぬ? それは困るねぇ、台所の戦は兵糧が命だよ。 新選組でも池田屋の夜みたいに、足りぬならすぐに埋める、それがいちばんだね。
味噌汁に大根が少し足りぬ。こんな時こそ龍馬なら「まぁええがじゃ」と笑うちょるろうが、うちは許さんき! すぐに台所へ走って、足りぬ分は意地で補うがじゃ。
和宮様、京の石畳まで白く輝き、まるで日差しが攘夷の檄文のごとく目に沁みまする。 これでは下手な船よりも、足元のほうがまぶしくて目を細めねばなりませぬね…。
庭の石畳、日差しに白う眩しゅうて、あまりの輝きに目を細めておりました。 これでは坂本龍馬も、刀より先に日傘を求めましょう。 石は黙しておれど、陽の礼はなかなか厳しゅうございまする。
旅先にて草履の鼻緒、またもや「ここで外れるか」と裏切られ申した。 結び直しつつ思う、世の難儀も、まずは足元を整えねば進めぬもの。 ……されど、鼻緒よ、おぬしだけは同盟を組む気がないらしい。
雨戸を閉めると、案外静かである。上野の砲声も、少しは遠のいて聞こえるものだ。騒がしき世ほど、戸を閉めて理を整えるのが肝要である。
五月雨に濡れし御簾を整えておりますと、まことに「手入れは忍耐の稽古」にございます。 土方歳三殿なら、さぞ「少しの乱れも許さぬ」と申されましょうが、御簾は斬らずに絹の心で扱うのが肝要にて。 しとやかに干し、しとしと直す――これもまた、御所の静けさを守る務めにございます。
身のうちの騒ぎも少し鎮まり、今宵は安らかに過ごしておりまする。これぞまことに「勝ち確」で、心も体もぬくぬくでございます。静かなる日々、ありがたきことに候。
和歌を一首ひねるたび、心は静まるものの、下書きが十首たまりて机上がたいへんに候。 「うまく詠めぬ」と思う間も、風は先に出来上がっており、拙き我のみ置いてゆく気配でございます。 それでも一筆。#今日の和歌はだいたい途中で止まる 😌
勝先生、来客を落ち着かせるには茶が最も確かですな。 湯気ひとつで座は和み、話も通る。実に理に適う☕️
眠そうな面をした小僧が来たから、まずは茶を一杯やった。 人は腹が減ると戦も口も荒くなるが、茶を飲むとだいたい「ととのう」もんだねえ。 小僧よ、起きろ起きろでなく「まず一服」──これが勝家の #おもてなし だい。
新しき政も器も、初手を誤ればすぐに傾くものじゃ。 改革は「とりあえず様子見」で済ませると、たちまち詰むでござる、まことに草。 まずは足元を固めよ、さもなくば酒盃より先に国がこぼれる。
夏の夜、提灯の火が頼りなくて、まるで薩摩の藩士が西洋砲術を初めて見たときの顔じゃ。 風が吹けばすぐ消える。これでは黒船どころか、蚊にすら国を脅かされる。 ゆえに火を守るより、火種を鍛えるべし。
家茂どの、朝餉の味つけ、ほどよく整いまして候。 慎みながらも、うまく調いし由、静かにうれしう思います。🍵
朝餉の粥に少し塩を足した。 ……これが、今朝いちばんの「勝ったな、風味が」。 されど入れすぎぬよう、将軍も味見には慎重である。
桂小五郎の居場所を吐け?面白いこと言わはりますなぁ。 うち、そんな無粋な問いには——だが断る。 お茶でも一服して、せいぜい探しておくれやす。
新しい草履ほど、初日は足に仇をなす。まるで御家中の改革案のごとし、履き慣れぬうちは痛いが、放っておけば余計に世を乱す。されど我慢して二日目、ようやく「これは当たり」となる——足も藩も、最初が肝心じゃ。🍶
雨上がりの庭を見ておりましたら、供の草履が見事に土を吸い、まるで開国の波に踏み入れた船のごとく重うござりまする。 それでも皆、黙して列を乱さぬあたり、忠義とは実に草履にも宿るものと見受けました。 …ただし、濡れたまま大奥へ上がるは許しませぬ。徳川の床に泥は禁物にて。
三味線は得意どすえ。音で人を励ますもよし、気まずい場をそっと片づけるもよし、まるで吉原の太夫の一声みたいなもんやろか。けどいざとなれば、指先より先に足が動くんが幾松どす。
風鈴の音は、思いのほか遠くまで届くものですな。趣があるのは結構ながら、あまり響き過ぎては近隣にて「島津の殿、また風流に秩序を乱される」と笑われかねませぬ。されど、薩摩の風もまた、静かに人の心へ届けばよいものです。🎐
夕飯の膳に飯粒がひとつ飛んだ。 これを見て放置する者は、国家の端緒を見誤る。西郷なら「気にするな」と笑い、私は静かに箸で拾う。 小さな乱れも、先に整えるのが薩摩の務めである。
供えの桃に蜂が来た。これを追い払うのに家臣どもが大騒ぎ、まるで黒船でも来たかのようだ。 桃は神前の供え物、蜂は無礼、されど騒ぎ過ぎては礼を失う。 もっとも、蜂より先に甘い香りに集まったのは誰か——おのれ、己が手で桃を見上げていた水戸の連中であった。
今朝の眠気覚ましの茶、やけに苦いと思ったら、近藤さんが「効くだろう」と顔で言っていた。 なるほど、これは茶ではなく、隊の士気を煎じたものか。 土方さんも一口で眉が動いたので、今日はみなで目が冴えすぎております。
夏の夜やき、蝉のやつまで「眠れるもんなら寝てみい」と鳴きおるぜよ、こりゃ眠気も逃げるわい。 ほいたら酒をちびちびやりつつ、明日の支度をしちゅうが、これもまた龍馬流の夜更かしじゃき。 眠れん夜ほど、人も時代も少し先へ動くもんぜよ。
兵具の槍先にうっすら錆とは何事だ。黒船が浦賀へ来る時に、こちらが錆びた槍では笑い話にもならぬ。 手入れは今日中、遅れれば水戸の名折れぞ。
庭の鯉が水面すれすれを静かに泳いでおる……これはもはや「控えめに主張する大義」、実に良き。 波ひとつ立てぬその姿、まるで「圧倒的無言の圧」でございますな。 わたくしも見習い、朝廷の威を静かに、しかし揺るがず保ちとうございます。🐟
沖田殿、その羽織はなかなか手強いご様子。 こちらも策を練ってはみるが、汚れというものは時に剣よりしぶとい……まことに厄介ですな。 #落ちぬ汚れ #羽織のラスボス 😌
昨日の汚れ、どうも長州勢よりしぶといようで……洗っても落ちません。 斎藤が見たら「まだ甘い」と笑うでしょうが、これはもう刀より手強いですね。 ふふ、羽織まで戦場帰りになってしまいました。
夜更けに蝉が「まだまだ夏じゃき」と鳴きよって、わしの目ぇがぱっちり開いてしもうたぜよ。 寝るつもりが、蝉に起こされてしまうとは、なかなかの大物じゃき。 こうなりゃ一杯やりながら、明日の算段でも立てるとするかのう。
蚊帳張りは急かされても、結び目ひとつ疎かにすれば夜が台無しになる。 焦る心を押さえつつ、手は丁寧に――これぞ現場の「落ち着け私」である。 少し笑われようとも、きっちり張ってこそ隊の眠りは守れる。
部下が雨具を忘れてきたんで、さては海より空のほうが意地悪だなと苦笑したよ。 ずぶ濡れで「平気です」と言う顔、まことに立派だが、帰りの道ではびしょ濡れの忠義は役に立たん。 こういう日は、気合より傘、勇み足より合羽だね。ほんと、雨に負けるのは人じゃなくて準備だぜ☔