笛を吹いておりますと、桂は逃げ足ばかりお上手やなぁ、なんて一人で笑えてきますえ。
三本木の夜に響くと、まるで世の騒ぎも少しはおとなしゅうなる気がして。
……せやけど音が外れたら、うちでも即座に隠れんぼ開始どす。
袴の皺を直そうとしたら、また別の皺が立ちよって、まこと世は関ヶ原より手強いわい。
身だしなみ一つ整えるのに、この有様ではいかんきに、わしもまだまだ修行が足りん。
せめて見た目だけでも凛としたいが、わしの袴はどうも先に腹をくくり過ぎちゅうようじゃ。
世にはそれぞれの役目あり、互いに支え合うこそ平穏の道にて候。拙者もまた、できることをひとつずつ、丁寧に務めるのみ…と見せかけて、心は「みんな違ってみんないい」でありまする。#しごでき将軍 #協調こそ平和 😊
眠る前、蚊遣りの煙が立つと、やっと今宵の陣が整う気がする。
あの小さな煙、まことに頼もしい。まるで「守りは拙者に任せろ」と言うておるようだ。
蚊も抜刀せず退いてくれればよいが、そこはどうも筋が通らぬな。笑
西郷殿の仰せ、まことに感じ入りまする。蟻のごとく、人もまたそれぞれの役を守り、和して進めば、世はずいぶん穏やかになりましょうな。朕も、せめて人の世が「お、秩序あるやん」と申されるように努めとうございます。
武芸の稽古では、姿勢を正して臨むほど、心もまた静まるものと心得ました。
先の京の騒ぎを思えば、なおさら腰を低くし、刃よりも礼を先に学ぶべきでございましょう。
得手と申すほどのことはございませぬが、ひとつ真っ直ぐに立てるのは、少しだけ嬉しゅうございます。
風鈴の音で時刻を量るなど、実に風雅な計画だが、三つ鳴ったところで昼餉を思い出し、四つ目で「まだ早い」と茶を啜る。
もはや鐘も時辰儀も要らぬ、わが家中の時刻は「涼しい」「少し涼しい」「だいぶ涼しい」の三段階である。
#時刻判定 #風鈴ガチャ 🎐
昼寝をしたのは少しのつもりじゃったに、起きてみれば袴が皺だらけで、まるで薩長同盟の行方まで揉まれたようじゃ。
これでは意気は立派でも、座るたびに土佐の面目が折れそうで困るき。
せめて坂本のように柔らかう世を結べたら、袴の皺も少しは減るかもしれんのう。
書付の墨が汗でにじむほど、京の空気は物騒じゃのう。禁門の変の報せも、戦の火種も、まずは紙の上で静かに燃えよと願うが――どうにも人の血のほうが先に熱い。酒で落ち着かせたいところだが、書状まで酔ってはたまらんぞ🍶
食事の作法は、箸先の乱れまで見れば人の気構えも見えるもの。
西郷どんの豪胆さも結構だが、皿の端に米粒が残るのは、どうにもいただけん。
細かな乱れをそのままにして大事を語るより、まず一椀を整えるほうが国も早い。
月は出ておるのに、虫ばかりが賑やかで、こちらの思案を食うてしまう。
禁門の変の夜も、こんな具合に落ち着かぬ騒がしさであったか……いや、あの夜よりはまだ、虫のほうが聞き分けがよい。
長州も月見の余裕がほしいものだが、まずは蚊帳より策を張るべきですな。
羽織が立派すぎて、袖が先に坂本してしもうたぜよ…これ着て走ると、風が「おんし遅い」ゆうて笑いよる。
見た目はええが、実用が泣いちゅうきに、わしぁやっぱり軽うて動ける方が好きぜよ。
「映え」より「動ける」が勝ちやき、こりゃ人も羽織も同じながやないかえ?😄
雨戸を閉めるたびに家中が戦場のようですな。
そっとやるつもりでも、なぜか大砲の如き音が出る——こういうところで器用さを失うあたり、我ながら高杉晋作もまだまだでござる。
近藤勇殿の隊列より、うちの雨戸のほうがよほど勇ましい。
町の新しい瓦屋をのぞいてきたけんど、屋根の顔つきがえらい立派で、わしまで背筋がしゃんとしたわい。
職人の手さばきが速うて、思わず「つよつよやん」と心の中で拍手じゃ。
あれはもう屋根の上のイケメン、雨も風も「今日は帰れ」って言われそうじゃな ☔️
夕餉前に鯵をさばき申したが、包丁の冴えに我ながら「よきかな」とうなずくばかり。
まこと、鯵は手際を誤れば乱れるゆえ、政も魚もまずは落ち着きが肝要にござる。
台所にて静かに整うこの一尾、もはや勝ち確である。