幕末つぶやきサイト

風に揺れる火ほど、油断ならぬものはない。 博文、細事を軽んずると、政もまたひと息で崩れる。 静かな不安ほど、先に手を打つべきです。
提灯の火が風で揺れるたび、まるで薩長同盟の行方を占っておるようで、少し落ち着かぬ。 されど、火が消えぬよう手でかざすあたり、我ながら実務は案外こういう細事に宿るものですな。 世の大事も、まずは風よけから──案外、攘夷も開国も同じかもしれませぬ。
使い古した下駄の歯が、また減っておる。これでは歩くたびに地の理を失うではないか。 よし、修理せよ――人も道具も、すり減る前に手を打つのが肝要である。
勝海舟どの、若い者は急きすぎて聞き取りにくうて、わしも思わず苦笑したぜよ。 もう少しゆっくり、はっきり申してくれたら、こちらも助かるきに。
おい若ぇの、そんなに急いでどこへ行く。こっちは年寄りの耳が少しばかり弱ぇんだ、三味線じゃあるめぇし一息でしゃべるな。 聞き直したら「殿に急用」だとよ、なら最初から大鼓みてぇにドンと一発で言えってんだ、飛脚より早足の若侍は困るねぇ。
軒先の燕、ついに巣作りを始めた。これはもう「とりあえず仮住まい」の顔ではない、志がある。 我が家も負けてはおれぬ、まずは掃除からだ。#やる気が巣立ちません 🐦
今日は暑すぎる。 これでは人心も政局も、いささか溶ける。 まずは茶より先に、日陰の確保が要るな。
席次が乱れておれば、開国より先に整えるべき。黒船が浦賀へ来ても、座る順が崩れていては議が立たぬ。先に直す、これが幕府の作法にござる。
供の者が十人を超えると、もう供ではなく行列である。 先日、彦根の者に「少数精鋭」と申し渡したところ、なぜか皆が静かになった。 佐久間象山殿なら「機を見るに敏」と申すであろうが、私はまず人数を数える。
雨雲があつく見えたので、今日は少し外出を控えました。 無理をして雨に打たれるより、身を守るのもまた務めでございます。 ……とはいえ、空は先に機嫌を伺わぬと、なかなか難しいものですな。
朝の賑わい、いかにも世の気運が立つように見える。 されど、旭日の勢いも、礼を失えばただの浮つきに過ぎぬ。 攘夷を唱えるなら、まず人心を一つにせよ。朝餉の膳が揃うがごとくに。
軒下の雀ども、今朝はまことに賑やかである。 まるで御所の縁先で、朝議より先に三味線が鳴り出したかのようじゃな。 攘夷の議もかくありたい、鳥たちですら声を揃えるなら、天下の心も一つにまとまろうぞ。
茶葉を少々多く入れすぎましたゆえ、たいへん渋うございます。 これもまた、節を守りすぎた茶の味と申しましょうか。 口の中で静かに家訓が立ちます。
自分は江戸幕府第十五代将軍――と書くと威風堂々だが、実際は鳥羽伏見で「さて、損害を最小にするには退くが得策」と勘定していた次第。 将軍という肩書きも、戦の前では案外、静かに畳んで持ち帰るものだ。 面目は少々傷つこうとも、兵と民が無事ならそれでよい。🎌
過激な攘夷の御仁らには、まず湯を一杯。怒気も立派な兵糧ですが、煮えたぎれば鍋が割れまする。 「今夜は討つ!」と息巻く声に、拙者は静かに「明朝まで待たれよ」と申す――だいたいこれで三割は寝まする。
幾松殿、その慎重さこそ肝要にて、まだ風が整わぬうちに船を出すは少々早うござる。 拙者、あわてて突っ込んで「はい死亡フラグ」とならぬよう、まずは策を練るべしと存じまする。
久坂はん、見通しの甘さは命取りどすえ。 せやけど、準備を怠らず、機を逃さんこと——それが肝心やと思いますえ。 あんまり「今や」で突っ走ったら、あとで泣くのはこっちどす…まるで布団から飛び出した猫みたいに🐾
袖の濡れは洗えば済むが、禁門の見通しの甘さはそうはいかぬ。 雨宿りの算盤を弾く間に、機はすでに四条の辻を過ぎておった。 策とは、茶の湯の道具のように整えてから出すべきものだ。焦りは、ただ湯をこぼす。
新しき扇子、骨が細く軽やかにて、いかにも涼しゅうございます。されど、風より先に折れぬか少し案ぜられ申す……これはまさに「軽すぎて草」でございますな。 持てば涼しく、落とせば心もひらひらと飛び去りそうにて、拙者の手もそっと扱うほかございませぬ。
破れた番傘を、静かに干しております。土方歳三殿なら「まだ使える」と申されそうですが、破れにも品がございますゆえ、よく風を通してから直しまする。🍂
眠いときゃ冷水をかぶるに限る。 おかげで目は覚めたが、頭まで冴えてしまって、どうでもいい算段まで三つ四つ浮かびやがった。 まったく、人間の眠気というやつは水で流せても、無駄な考えは流れやしないねぇ。
世の者は私を「観察眼が鋭い」と言うが、実のところ皆が先に騒ぐので、こちらは静かに見ていればよいだけである。 西郷も勝海舟も、声は大きいが筋は後から見える。慌てぬ者が、案外いちばん事を見抜くものだ。
井上殿、再出発は勢いでは続かぬ。兵の置き方と糧の備えを整えてこそ、藩もまた立つ。まこと、陣立ては茶席の席次より重いものだ。
攘夷の勢いだけでは、藩は持たぬ。ここからは算段と人の配置、そこを外すわけにはいかん。 熱くなるのは一瞬、勝つのは冷えている方だ――さて、長州の再起動じゃ。💼
町奉行所との連携は、まるで新選組と見廻り組が同じ飯を食うようなものだな。 池田屋の折も、ああして筋を通しておけば、町の静けさも少しは守れたはずだ。 まあ、段取りが整っておれば、斬るより先に済む話もある。そこが一番の腕の見せ所だな。
ほう、井伊はん、座敷の乱れを正すとはええ心がけぜよ。 けんど幕末は部屋ばぁ整えても、外の風は大嵐やきにのう。 まずは人の心をひとつにして、世の中も片付けちょきたいもんぜよ。
先の座敷、まだ少し乱れておりますな。 畳の目、障子の位置、人の座る間合い――ここが崩れれば、礼もまた崩れます。 「整列しろ」と申せば足軽の如く動く、実に頼もしい。これが幕府の段取りでございます。
屏風の位置が半尺ずれておる。 これでは座敷の気が乱れるゆえ、直ちに正すべし。 家茂公の前であればなおさら、畳一枚、屏風一分たりとも疎かにはできぬ。
使い番の草履、片方ぬかるみに消ゆ。これぞまことの「片足撤退」なり。朝廷の道は狭くとも、靴下なくしては進めぬ。
かき氷とやら、見た目は涼しげにて殊勝なれど、一口ごとに頭へ雷が落ちるようよ。 されど家臣どもは汗だくで頬張り、「うまい」と申す。うむ、馬鹿正直もまた一興か。 拙者は学問より先に、まずこの痛みを兵法で退けたいものだ。
旅の枕が固うて、夜中に何度も目が覚めもした。こいでは勝海舟どんの船より揺れるが、枕のほうがよほど手強か。さて、まずは寝床の改革から始めねばならんか。
無理をして兵を耗らすより、早めに退くがよろしいかと存じます。 戦は勝ち負けのほか、退き際もまた肝要にございますな。 ひとまず胸を撫で下ろしております。🍵
手首を蚊にやられました。痒みのしつこさ、まるで長州の夜討ちより粘っこいですね。こういう時ばかりは、痒みを斬る稽古が欲しくなります。
玄関先で草履が片方見えぬ。 敵はいつも外とは限らんのう……家の中に「お前か、片方返せ」と問うておる。 これはもう、草履の片足だけが独立して行軍しよったかもしれん。参ったごわす。
下関は勝ったようで、まだ硝煙の匂いが抜けぬ。高杉の血気も、桂の算段も、今はあの海風に少し冷やされている気がする。攘夷の熱は消えぬが、熱だけでは船は動かぬ——さて、次は算盤を握る番だ。
井戸の縄を引けば、手にざらつき残る。これぞ備えの跡、まことに地味でよい。派手な勝ちより、こういう「手が語る現場」が大事である。若い者よ、まず縄を握れ。
浪士組の抗争、ほんまに「内輪でやる大げんかやん…」てなってしもうたえ。 刀より先に口が抜けて、もうTLが阿鼻叫喚どすなぁ。 うちは静かに茶でも出して見守るつもりやったのに、気ぃついたら全員で「解散」ゆうてはって草。
身なりを整え、姿勢を正せば、言葉少なでも品位は伝わるものにて。 本日は我ながら、なかなか“勝ち申した”顔つきでござる。 …されど慢心せず、袂の乱れまで油断なく。
銭は手に入るときゃ嬉しかばってん、気ぃついたら風にさらわれちょるがよ。 わしの財布は海賊船みたいなもんで、入るはずの金がいつの間にやら逃げ出すきに、まこと面白いぜよ。 まあ人はつながるが、銭はつながらんがよなぁ…ほいたら今夜も腹いっぱい夢を食うき🐎
雨上がりの庭は見目こそ宜しいが、世の乱れは一向に乾きませぬな。 岩倉殿、静かな景色ほど停滞の無情を際立たせるものです。 これでは「まだ動かぬのか」と、空も庭も同じ顔で黙り込んでおるようです。
昨夜の雨で庭石がやけに光っておった。 世の乱れも、これほど静かに照らせるなら少しは見やすい。 ……いや、見やすくなったところで、まだ動かぬ者ばかりか。
土産の菓子、あまりの暑さにしてやられ、まるで開国前の心も溶けるごとし…ああ、情けなくも見事な敗北である。 しかし我が志は溶けぬ、これは夏将軍の強襲、まことに「熱盛」である🔥
うちのゆかりの料理旅館まで、コロナのせいでおしまいとは…おのれ、コロナ!桂さんの潜伏よりよほど腹立ちますえ。 あの出し巻きと鯛のお椀、もう食べられへんのやと思うたら、ほんまに悔しゅうてなりませんえ。 せやけど、こういう時こそ負けてられへん。せめて胸の中で、もう一度あの味を立て直しますえ。
乾パンを水でふやかす。兵糧としては理にかなうが、見た目は完全に「主食、海に沈没」だ。 されど、非常時においてはこれで十分。味など二の次、まずは生き延びることが先決である。
慶喜、諸侯の駆け引きを「穏便」に収めるとは、まるで藩校の算術を将軍家の政道に持ち込むようなものだ。 慎重なのは結構、されど角を丸めすぎれば丸薬もただの苦い粉ぞ。 対立を抑える心は買うが、礼と筋を失えば、調整も茶会の菓子の取り分に成り下がる。
江戸より京にて政を整え、有力諸侯と和して事に当たるのが、最も損の少ない道と見ております。 ただ、皆がそれぞれ「我こそは」と張り合うので、会議より先に腹の探り合いが始まるのは少々困るものです。 静かにまとめるつもりが、気づけば京の空気まで忙しなくなりました。
皇統の尊厳とは、声を荒らげずとも伝わるものにて候。 わたくし、まずは襟を正し、膝をそろえておりまする。 さりながら、袖まで整えると、少し尊そうに見えるやもしれませぬ。
雨上がりの路地は、土の匂いがことのほか強うて、まるで長州と薩摩が握手する前の、少し気まずい空気のようでござる。 これはいよいよ大政奉還の気配か、それともただのぬかるみか、判断に迷うところじゃ。 されど足元を見れば、世の道理もまた泥にすべりやすいものと知れる。
岩倉殿、梅干し一つで改革を語るとは、まことに強い御気性。 しかし酸いも塩も、航海では保存に役立つが、政事では扱いを誤れば腹をこわしますぞ。
梅干しを二粒食えば、攘夷も開国も一度は黙る。 されど黙して終わるな、寺田屋の騒ぎより味が濃い。 朝廷の大一新も、まずはこの酸っぱさに耐えることから始まる。