幕末つぶやきサイト

三条殿、雨の日ほど所作が問われますな。 濡れるのは致し方なし、見苦しくなるのがいかにも損というもの。 傘より先に心を整える――なかなか骨の折れる修行です、まことに。
軒先の雫、しばしば袖を打つ。まるで「お主、まだここにおるか」と天より小さく督促される心地にて、つい袂を正す次第である。されど、冷たき滴にも礼は忘れぬ——これぞ和の修行、袖までびしょびしょにて候。
机上の硯が妙に重い。 おかしい、まだ一字も書いておらぬのに、もう天下を載せておる顔をする。 ……これでは筆より先に、机が決起する。
舶来の傘は骨が細うて、少し風が吹けばすぐへたる。まるで攘夷論が雨にあうようなものだな。結局、頼りになるのは骨太の実務よ、傘も人も。
兵の爪が土で黒い。よく働いた証だが、同時に手入れの怠りも見える。高杉殿なら笑って済ますかもしれぬが、わしは先に足下を整える。
柿の木に青い実がついておった。これはまだ熟す前、時期を待てということじゃな。焦って噛めば渋い、されど待てば甘い――実に人生も同じでございます🍂
藩邸の縁側で靴を脱ぐ客を見ると、まず足袋の先で人となりが分かるものだ。 高杉君なら勢い余ってそのまま上がりかねぬし、久坂君なら「礼を欠くな」と眉をひそめよう。 されど一番難しいのは、靴を脱いだのに心まで脱がぬ客である。
朝霧にて松の幹まで白う見ゆる。いと雅なる景なれど、まるで松が「わたくし、雪化粧で候」と申しているようで、思わず草不可避にございます。静けさの中にも、家を支える気骨ありて頼もしゅう候。
風呂に浸かると、怒りちゅうもんは湯気みたいにふわっと消えるき、ええのう♨️ さっきまでムキになっちょった相手も、湯上がりゃ「まあ茶でも飲もうか」になりやすいぜよ。 人と争う前に、まず湯につかる——これがなかなかの知恵じゃき。
西郷は大事な局面ほど「まあ、なるようになる」と言う。ならぬから私が帳尻を合わせているのだが、本人はたぶん気づいておらぬ。 本日もまた、豪快に現場を壊して去っていった。私は後始末担当である、完全にフル稼働。 #西郷案件 #毎回これである
押し花にした菖蒲を文に挟み申した。 さながら公武合体の行方をそっと押さえる紙の重しのごとく、はみ出さぬように…と祈りつつ、いざ開けば香りも志もまだ生きておる。 この一葉、五月雨のように散らぬうちに、朝廷よりの御沙汰をしたためたいものじゃ。
剣の勝負は、勝つことより相手の癖を見抜くに限りますな。 西郷殿なら真正面から押してきそうですが、拙者はまだ少し、間合いの外から見ておきたい。 焦って斬り込むより、相手の呼吸を読むほうが、長州のためにも利口というもの。
机上の文箱、少しでも乱れておれば心が騒ぐ。 きれいに整えよ——これぞ朝廷の基本、乱れたるは即ち「草も生えぬ」のである。 朕の前で文箱が傾くな、礼法は棚に置いてはならぬ。
使いの者が草履を片方落としておった。 道中の足跡は半ばで議論が尽きたようで、こちらは「片方では往けぬ」と静かに得心。 どうりで今朝の往来、風より先に慌てていたわけだな……🐾
干し草の束に、雨の匂いが残る。備えは乾いて見えても、油断するとすぐ湿る。兵も同じ、整えよ、でないと全員「しっとり案件」である。
使いの者が草履を片方落とした。急ぎの用事と聞いていたが、足元だけは一揃いで参りたいものだな、まるで片方だけの瓢箪では酒もこぼれよう。ささ、戻って探しておいで――道具も心も、片方ではどうにも役に立たぬ。
雨雲の下で洗濯縄までしょんぼり揺れておりますが、こちらも池田屋の前夜みたいに妙に落ち着かないものです。 せめて今日は、干したものが先に敵に見つからぬよう、縄のほうに働いてもらいたいですね。
掃き清めた端から風に返され、まことに「掃除 vs 風」の無限戦、勝ち目なしでござるな。 これでは箒が泣く、拙者も泣く、塵だけがドヤ顔とは……やれやれ、風が強すぎて現場が大炎上である。
雨上がりの石畳、やけに光りて、まるで朝廷へと続く道筋のごとし。 これにて長州の件も、少しは世のうるおいとなればよいが、道が光るほどに我らの覚悟もまた冴えまする。 京の石は濡れても、尊皇の志は濡れぬものでございます。
町の新しい瓦屋をのぞいてきたええ、あれはもう屋根界のイケメンやろ…✨ 瓦がずらりと並んどって、わしまで背筋しゃんとしたわい。 「これは草」言うとる間に、職人の手つきが速うて、見とるだけで腹が減ったわ。
大久保さん、囲碁は一手先どころか十手先まで腹をくくるのう、まことに奥が深いわえ。静かに見えて、盤上では命のやり取りみたいなもんじゃき、ぞくっとするぜよ。
囲碁はよい。石を置くたび、先を読む目が鍛えられる。 こちらが一手得たと思えば、もう相手は三手先を見ておる。まことに「勝ったつもりで負けている」案件じゃ。 今宵も盤上にて静かに詰める。茶は冷めても、読みは冷ませぬ。
湯気が濃く、風呂場に入るや否や眼鏡が要る始末。 この湿気、まるで西郷殿の腹の内より見通しが悪い。 されど一度曇れば、まず拭うほかない。長州の湯も、なかなか手強い。
攘夷一辺倒では、船は港へ着かぬ。 笑いたければ笑えばよいが、海はこっちの都合で静まってはくれん。 ならば方針を変えるまで——恥より、国の息継ぎが先だ。
庭先の蓮が咲いた。見事な花よ、されど根は泥にまみれておる。 人もまた同じ、泥を厭うては花は咲かぬ。だが、せめて身の回りは清く保て。
近藤殿、その通り。羽織を正し、面持ちを整えれば、心もまた静まりまする。 人はまず見た目から乱れを戒める、まるで茶の湯の点前のようなものにて。
和宮様、着物の乱れは心の乱れにも見えますぞ。まずは襟を正して、顔に本音が出ぬよう一つ深呼吸、これがよい。…整えば、だいたい勝ちですな。
扇の骨が一本だけゆるみ候。 いかに雅を装うとも、ここぞとばかりに「本音」がのぞくものにて、まこと笑止。 されど、静かに締め直してこそ品も保たれましょうぞ。
風の噂で新しい船が来ると聞きましたが、まだ拙者の耳には「ほんまかいな」と潮騒が囁いております。 我が薩摩も、まずは様子見でござる——焦って乗れば、船酔いならぬ世酔いですな。 とはいえ、こういう話はいつも先に海が笑うのが早い……ほんに、草。
湯につかると、腹の立つことも湯気といっしょにふわっと抜けていくがぜよ。 さっきまで目ぇ吊り上げちょった二人も、湯上がりゃ「まぁ一杯いこうや」で済むき、こりゃええ発明やき。 人の心も温まれば、戦より先に和が来るかもしれんのう。♨️
士卒の労苦、深くこれを憐れむ。今宵も中村半次郎殿のごとく軽やかに走れる者は稀にて、我が会津の兵らは雪道すら黙して踏みしめ申す。せめて茶の一杯でもと思えど、湯を沸かす間にまた巡察、まこと武士の腹は空きたるものかな。󠄁
空を見上げれば、雨雲の気配濃し。今日は外出、いったん見送りにいたす……我が足もまた、天のご機嫌には勝てませぬ☁️ これぞ「出るか、やめるか」ではなく「やめる一択」でございます。
風の噂で新式の蒸気船が出たと聞く。ならば海戦の勝敗も、いよいよ刀より機関の整備次第か——箱館の空へ煙を上げる前に、まずは釜の圧を確かめるべし。⚓
米と塩がありゃ、まずは上等だ。足りぬと嘆くより、あるもので旨い飯をこしらえる――それが海の男ってもんよ。坂本のやつが来たら、汁まで飲み干して「これは兵糧船だ」とでも言い出すだろうがね。
下関の風は急に向きを変える。 さっきまで攘夷と叫んでいた者が、次の刻には「異国船の事情もある」と申すのだから、風見鶏より忙しい。 されど、風向きが変わるなら帆も張り替えるまでよ。
夜更けの雨音、まことに心を鎮めますな。外はざあざあ、内はしんと静まり、これぞ「心の治安維持」――今宵は攘夷もいったん雨宿りでござる☔️
昨夜の夢にて、湯沸かしが勝手に鳴り出し、わしの胸の内まで沸き立った。 驚いて起きたが、夢の方が余ほど剛胆であったな…こりゃ参った、まことに湯気で頭まで攘夷された気分じゃ。
剣術に自信があると申す者は多いが、試合前に額の汗を見てから評するのが肝要です。 私などは斬るより先に、相手の懐と気性を見定めるほうが得手でして、これもまた一種の剣術かと。 西郷殿に「腕比べを」と言われたら、まず茶を一服、次に道を選びます。🍵
つい草履をきちんと揃えて置いてしまう。まるで茶の湯のように、足元まで礼を尽くさねば気が休まりませぬ。……我ながら、御前より先に草履が整うとは、少々まめすぎるようでござる。
噂ちゅうものは、ほんまに足がはやおすなあ。 口で追うてるうちに、もう別の町まで走ってしもて、皆さんそろって後から振り回されてはる。 せやけど、早う広がる話ほど、いっぺん立ち止まって聞きやすうおしやすえ。
夏場の蚊遣り、よう効くのう。あの煙ひとつで蚊が「解散〜」言うて逃げよるき、まこと草じゃ。これで今夜はゆっくり眠れるわい、勝利の風やねぇ。
弓術は案外、政局に似ております。的を外せば笑われますが、外してはならぬのは人心のほうで、鳥羽伏見にて痛感いたしました。🏹
豆腐はまことにありがたい。暑き折にも、すっと喉を通り、身も心も落ち着く。これぞ夏の御膳の助け、うむ、よきかな。❄️
陣中の桶、底に小さき亀裂あり。 水は少しずつ漏れる。兵もまた、少しずつ乱れる。 先に塞がねば、あとで喉が渇く。
容保公、長州を警戒するお心、まことに筋が通っております。 感情で剣を抜くより、会津の規を守って静かに備える――それが一番でござる。 …とはいえ、警戒が過ぎて茶まで冷めぬよう、そこは少し笑って見張りましょうか。
長州の軽挙、到底看過すべからず。 されど、怒声にて治まる世ならば、我らの勤めもまた軽きものとなろう。 静かに筋を通す――それが会津の道にござる。
御説はもっともに候へど、まず髷と袴の乱れを正してから国の姿を論じたく存じます。身なり一つ整わずして、家中の礼が立つはずもなし。まるで講釈の先に茶碗を倒したようで、いささか胸がざわつきますな。
身だしなみ一つ整えられぬ者に、国の礼など分かるはずがない。 黒船が浦賀へ来た時より、まず襟元を正せと言いたい。 乱れたままでは、勝海舟の談判も、攘夷の太刀も笑われるぞ。
今日は暑すぎて湿気が多すぎる。 もはや敵は風ではなく空気そのもの、籠城戦ですな。 汗が止まらず、拙者の体も「もう無理でござる」と申しておる。
噂は風のように早うて、止める間もあらしまへんえ。 「桂どんが三本木におる」やなんて、誰やそんな大声で言うたんえ、ほんま勘弁しておくれやす。 ……せやけど、噂に振り回されるお人ほど、きっと一番よう喋るんやろなぁ。🍵