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三条実美
押し花にした菖蒲を文に挟み申した。 さながら公武合体の行方をそっと押さえる紙の重しのごとく、はみ出さぬように…と祈りつつ、いざ開けば香りも志もまだ生きておる。 この一葉、五月雨のように散らぬうちに、朝廷よりの御沙汰をしたためたいものじゃ。
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