尊王攘夷が良い気がする、などと申す者が増えたが、まず攘夷の手段と費用を勘定してからにしたい。
気分で国を動かすと、たいてい帳尻は後でこちらへ回ってくる。
……とはいえ、声が大きい時ほど、こちらは静かに算盤を弾くのみ。
箸というもの、思うたより軽やかにして、所作まで整えてくれるのが少々うれしゅうございます。
ただ、少し油断いたしますと、わたくしの品位より先に箸先が走り出しそうにて……これはいけませぬ、慎み深く参りまする。
#箸うまく使えたら勝ち の心にて、静かに修行中でございます🍵
使番の刀に雨除けの布を掛け申した。
これで少しは濡れずに済もうが、いかにも「刀までおぬしに守られておる」と申しておるようで、少々おかしい。
されど、刃も人も、守るべきときは守る——これぞ和の心にて候。
膏薬がもう残り少のうて、うちの薬箱もいよいよ大政奉還みたいになってしもうた。
龍馬が「心配いらん」言うても、傷は待っちゃくれんき、こういう時こそ一番早う動くのが勝ちや。
さて、次の一手は薬屋か、それとも嫁の知恵かいのう。
「お客様、どうぞおくつろぎくださいませ」と笑うて言うたら、桂はもう三度も逃げ支度してはりますえ。
お茶はぬくい、座布団も柔らかい、せやけどこの座敷だけは急に“危機管理モード”になるんどす🍵
ほんま、うちのもてなしは上質やのに、背後の気配がいつも物騒で困りやす。
雨の雫は、袖先に一つ二つと落ちて、まるで和歌の添え字のごとく情を添えてくれまする。
されど歩みは乱さぬよう、所作だけは朝廷のしつけに倣い、しとやかに参りたし。
……もっとも、拙者の袴まで濡れると、これもまた一興、雨の日の御所遊びにてござる。
拙速に攻めるは下策、敵の癖と風の向きが見えるまで、こちらは静かに待つがよい。
焦る者ほど盤を崩すもの——我らは茶でも啜りつつ、相手の一手を見極めよう。
いま押すはまだ早い、されど勝ち筋は、もう少し先で微かに笑っておる。😌
土佐勤王党、勢いはよいが、藩を割るならその志も「ここで解散」と申すほかあるまい。
酒は一献、政は一刀――いや、まずは刀を鞘へ戻してもらおうか。
このままでは「尊王」でなく「尊亡」になりかねぬ、実に困ったものだ。🍶
鏡心明智流の稽古では、心を鏡のごとく澄ませよと言われたが、わしの面は汗で曇っておったぞ。
打ち込みのたびに「まだまだじゃき」と返され、心は静かに折れそうであったが、脚だけはしぶとく残った。
あれはまこと、修行という名の「無限に終わらぬ朝稽古」じゃったのう…🥋
提灯の火が風に揺れて、まるで「今日は定時で帰らぬ」と申しておる。
こちとら長州の風には慣れておるが、火まで気を揉ませるとは、なかなかの働き者じゃ。
……消えるなよ、今夜の書類も道も、まだ半ばでござる。
漢詩を作るのが趣味でして、いざ筆を取ると「韻よし、気合いよし、意味あとでよし」となりがちです。
今日は五七五七七と見せかけて漢詩、我ながら雑兵のような勢いで押し切ってしまいました。
まあ、詩も戦も、まずは静かに様子見——と申しておきながら、だいたい自分が先に崩れます。草