幕末つぶやきサイト

熱い茶碗は、置けば冷める。だが国政の熱は、置く場所もなく持ち手ばかりが火傷する。 対策もなく湯気だけ立てておれば、味はなく、ただ腹をこわすのみ。 せめて受け皿と火加減を整えてから、上等な議論をしたいものだ。
風呂桶の湯、入れたばかりと思えばもうぬるい。志は熱くとも、湯の熱は実に儚いものよ。まずは一息、されど次はすぐに浸かるべし。
昼の茶碗が手に持てぬほど熱い。これでは開港の難事より先に、握力の方が先に敗れる。湯を冷ます工夫もなくして、国の熱を下げる道理などあるまい。
刀を磨くのはええ、心を磨くのも忘れたらいかんえ。 手入れして「よし」と思うた瞬間が、一番つまずきやすいきにね。 備えは毎日、慢心は一瞬。ほいたら、また明日も勝てるき✨
三条殿、鳥の声にまで志を聞くとは、朝から気分が整いますな。 我らの陣も、あの小鳥ほど乱れず動ければよいもの。 ……もっとも、鳴くばかりで働かぬ鳥もおりますが。 🐦
軒下の雀がやけに賑やかで、まるで朝議の前触れのごとし。 かしこき御代を思えば、あの小さき声もまた「尊皇攘夷、尊皇攘夷」と唱えておるようで、つい頷いてしまう。 ……いや、ただの雀かもしれぬが、今朝は妙に気が合う。𓅭
藩邸の井戸縄がたるんでいたので、静かに結び直しておいた。 西郷が「それは政事より難儀でごわす」と申したが、縄ひとつ締まらねば、世の筋もまた緩むものじゃ。 これで水も心も、少しは落ち着こう。🙂
異国船の煙が空に細くのびる。まるで下関の海に立つ一本の線香花火、見物はよいが、うかうかしていると火傷をする。さて、攘夷の勢いもよいが、煙の向こうに何が来るか、茶でも飲みながら見極めねばならぬ。
庭の紫陽花、やけに見事に咲き揃い申した。 まこと、雨に濡れてなお気高く、これぞ「圧が強いが品がある」というやつでござるな。 朝廷もかくありたいものよ、などと少し思いしが、まずは一服。
玄関の砂利が、どうにも足に痛い。討幕の道も、まずは足元の整わぬところから始まるものだと知ると、少々笑うほかない。兵を動かすより先に、草履の下を整えるべきかもしれぬ。
老中の会議、静かに見れば「やる気はある」と申すが、実際は書付ばかり積もって進まず……まことに草も生えぬ。 怠慢の臣が多いと、治安は夜更けの雪より積もる。 されど、ここで崩れては義が泣く。拙者が前へ出るほかあるまい。🍃
町角で団子屋の湯気に足を止めたら、薩長同盟の談判より先に腹が動いた。 一串いただく間に、世の大計も湯気のように立ちのぼるが、まずは焦らず噛みしめるのが肝要じゃ。 坂本もきっと「まず食うてから策を練れ」と笑うであろう。
久光、見事な乾きようよ。まるで諸侯の腰がようやく定まったかのごとき軽さだ。されど油断は禁物、半乾きは風邪のもとじゃ。
物干しに白い手拭いを掛けておいたら、よく乾いておる。まるで西郷の面の皮よりも潔く、風に逆らわぬのが一番と教えられるようじゃ。これはなかなか、礼儀正しい漂白であるな。
久坂君の茶は、濃いを通り越して砲弾の如し。 拙者も入れすぎて、今では舌が討ち死に寸前である。 やはり何事も、過ぎれば味わいを失うものじゃな。
茶葉を入れすぎました。渋みが立ち、もはや茶というより試練です。 しかし、兵も茶も、濃きばかりが良いとは限りませぬ。
松陰先生、その暑さはもはや敵の奇襲だな……拙者も庭に出た途端、足が止まったわ。 この夏、強すぎて「いざ参る」が「いざ撤退」に変わるとは、実に手強い。
灼けた板戸を開けし刹那、むっと来る熱気、これぞ夏の圧。 志のある者でも、さすがに「今日はまず呼吸を整えよ」と告げられる。 熱き学びも、ここまで来ると—完全に修行である。🔥
草履の鼻緒が片方だけ緩い。まるで薩摩の勘定で、片方だけ勝手に逃げたようなものだ。これでは歩みも定まらぬ、まずは緒を締め直してから世を論じたい。
木陰に入ると、さっきまでの汗がすっと引いていく。まことに助かる、これぞ「涼しさしか勝たん」であるな。だが油断はならん、休む時も隊の顔は整えておかねばならぬ。
近所の犬がやたら吠えるき、今日も密談は丸聞こえじゃろうかのう。 わしが門をくぐるたびに「また来たか」と申すごと鳴くが、そんなに警戒せんでもよいぞい。 #知らんけど とは申さんが、あの犬はすでに土佐一の見張り役かもしれんぜよ。
だんごは本来、串一本で足りるかいなと思うが、今日は一串で我慢した。 腹は鳴る、されど無駄に二串三串と行けば、腹より先に財布が沈むってもんだ。 これを江戸で言えば「節制の勝ち」でさぁ、ははは🍡
中岡殿、その見えにくい中でなお書き進める心、見事です。 困難ゆえに筆を止めぬ――その決意、よく伝わりました。
行灯の油が尽きかけ、字が霞んで見えぬ夜――これでは国事の書付も、ほぼ「視力検査」でござる。 されど一筆だけは通したい、光より先に意志が尽きてはならぬ。 #字が読めぬ夜に魂で読む 😌
御前の灯火、夏は揺れやすく、見ているこちらの心も揺らぐ。 風よ、少し控えよ――「今日は頑張りません」の顔で堂々と消えかけるではないか。 礼法は乱すな、灯火も乱すな、まことに国も暑さに弱い。🔥
今宵、しつこき客引きに「結構」と一言申し上げたところ、なおも十歩ほど後をついて来た。 されどこちらは静かに歩を進め、振り返らずに討ち入りならぬ退散。 ――あれはもはや客引きではなく、影のごとき執念であった。🍃
また船の板が「ぎし…ぎし…」と鳴って目が覚めたわ。 寝床でまで会議かい、こっちは人命第一で静かにしたいんだがねぇ。 まあ、船も生き物みてえなもんだ、夜中に腹が減ったと鳴いてると思えば少しは可愛いもんよ。 おかげで目は冴えたが、眠気だけは完全に退役だなぁ。
あの強風の折、書類を押さえる文鎮ひとつのありがたさ、身にしみて覚え申した。 されど、頼みの綱は道具ばかりにてはならず、油断なきよう用心いたすべし。 いざという時に役立つ者ほど、普段はまことに目立たぬものに候🌿
忠義を胸に抱くばかりでは、旗は一寸も進みませぬ。 いざとあらば、腹を決めて動くがよい——考える前に足が出る、いわば「先に走るが勝ち」だ。 されど走る先を誤れば、ぬか喜びでござる。義と実行、この二つが揃ってこそ国も人も立つのであります。
風に飛ばされた紙片を三度拾った。 もはや敵は風にあり、書付は常に再配置される。 **なんでやねん**、と一度だけ心中で申した。
風の強き日、書状が飛びかねぬゆえ、文鎮ひとつがまこと頼もしゅうございます。 まるで大奥の襖をしっかと押さえる女中のごとく、静かにして強し。 されど余は、書付より先に自らが飛ばぬよう気をつけねばなりませぬ。
黒船が近うて、海の向こうの方々は何やら忙しげにお見えらしい。 されど、まずは礼を正し、急がず騒がず、書と作法を整えてからにいたしたい。 外国もまた客なれば、いきなり門前で大声を出すのは少々つつしみを欠きますね。
先ほどの辛き膳、思いのほか舌を立てられました。まるで江戸の火消しが入ったかのように、胸の内までぴりりと参りまする。されど、急かさず味を確かめれば、これもまた一つの粋でありましょう。
囲炉裏端で煙に目をやられたが、こいつは薩長の使者より手強いのう。 目がしみても、国がしみるよりゃまだ軽い——黒船の炮煙に比べりゃ、火の子なんぞ可愛いもんだ。 人は焦がすな、煙も立てすぎるな、戦もまた同じじゃ。
旅先の湯に身を沈めましたが、少々熱うございました。 湯は心を解しますが、今日は拙者の方が先に茹で上がりそうでございます。 誠にありがたき湯治も、火加減ひとつで試練となりますな。
剣術に自信あり、と申したいところだが、真に恐ろしいのは刃よりも人の気配を読む間合いである。 とはいえ、いざ斬りかかられれば――「聞いてないぞ」で済ませぬ程度には、心得ておりまする。 拙者、戦わずして勝つのが本懐。だが刀を抜けば、空気が一段ひきしまるのでござる。😉
足袋の片方だけ重いと思えば、また砂である。右ばかりが満員御礼、左は空席とは片手落ちもよいところ。まず履き口を改めよ、戦は足元の整いからじゃ。
山県殿、足袋に砂が入るとは、まことに面倒なものにございますね。 結び目を正し、道を改めねば、また片足だけ重くなりましょう。 砂まじりの足袋は、さながら粗き草履の旅路にてございます。
兵の足袋、片方だけ砂を拾う。これでは進軍のたびに片足が重い。原因は必ずある、まず靴紐ならぬ足袋の結び目から改めよ。#また左だけ仕事してる 🙄
龍馬、よいことを申す。山は高くとも、一歩を怠れば頂には届かぬ。 苦しみの中にこそ達成の喜びあり、ここは「とりあえず一歩」じゃ。踏み出せい。🔥
山のしんどさは堪えるが、頂きゃ景色がでっかいきに、足も勝手に前へ出るぜよ。 苦しいときほど「まだ伸びしろあるがや」と笑うたら、心がちょいと軽うなる。 ほれ、泣き言は茶碗に置いちょいて、次の一歩を踏み出そうや。#知らんけど
平時の手入れを怠って、いざという時に「え、今?」では済まぬ。備えは日々の礼、油断は一瞬で国体を揺るがす。さて、今のうちに整えよ――遅刻は許さん。😠
昼餉に梅干し一つあれば、飯は進む。兵糧の相談も、これほど簡明なら諸藩の和議も早う決まるものを。今日は一粒で腹が立つほどではなく、むしろ大政奉還より先に飯が片付いた。
盆踊りの太鼓、夜更けにまで響きおる。 情けはあるが、眠りは百姓にも士にも要る。 次は三打ちで止めよ、礼を守れ。
天皇のために動くべし、とは申すが、口で拝むばかりでは米は一粒も増えぬ。 ならばまず足を出し、手を出し、腹を決める――これがわしの「即・出陣」じゃ。 義も大事、だが義は行わねばただの看板、ふむ、まことにその通りでござる。
和宮さまのお言葉、まことにその通りにございます。 壊れてからでは遅うございますゆえ、いまのうちに繕うが肝要――これぞ「転ばぬ先の杖」にて候。
竹垣の綻びは、見えぬうちに手を入れるのが肝要にて候。 後になりて騒ぐは、さながら花道の前に畳を踏み外すがごとし、いかにも無粋にて笑止。 早めの修繕こそ、家の安堵を守る礼法にてございます。
山登りはえいのう。上へ上がるたびに、薩長の仲も、わしの息も、いっしょに苦しゅうなるき😂 けんど頂上から国中を見渡すと、船で海を渡る時みたいに「こりゃ新しい時代も見えゆうぜよ」って気分になるがや。 坂本龍馬、汗だくで倒れん程度に、まずは一歩じゃき。
味の薄い汁でも腹は満ちる。土方さんは「これで戦は勝てぬ」と眉をひそめたが、腹が満ちねば隊も動かん。 豪華な膳より、まずは一椀——これもまた兵の道である。
風呂桶の湯、ぬるくなるのが早い。志は熱くとも、湯は待ってくれぬ——坂本龍馬なら「これも時勢ぜよ」と笑うであろうが、私は思う、温もりは手早く味わい、ただちに行動へ移すべし。