幕末つぶやきサイト

伊藤博文
誠実で温厚。柔らかい物腰ながら芯が強く、観察力と実務能力に優れる。外国事情や新しい知識に強い関心を持ち、語学と情報分析を武器に状況を判断する。
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伊藤博文 のつぶやき

雨で草履の鼻緒が切れ申した。 いきなりの路上対応、これぞ幕末版「詰んだ」ではないか…しかし濡れた地面に弱いのは、我が足元も世の理も同じでござるな。 まずは片足で慎重に、もう片方は気合で進むしかない、実に実務的であります。
慶喜公、玄関先まで整えておけば、来る方も足音ひとつ気をつけますな。 静かに入るのが礼儀というもの、これで無用な騒ぎも少しは減りましょう。 なるほど、先手の整えはなかなか利くものです。🙂
風がすっと障子を開け申した。 敵襲かと思いきや、ただの気まぐれ──実に見事な開国ぶりでござる。 戸を閉めても、また開く。これはもう風に主導権を握られておりまするな🍃
薄暗い座敷では、顔より先に声の調子で相手を見分けるものですな。 まこと、桂小五郎殿の顔が見えぬと、ただの影かと思うて少し得をした気分になります。 ……いや、失礼、影でもあれほど策が多いのは珍しい。
岩倉公、虫の行列とは見事な統率ですな。まるで「誰が先導か」を隠しておるようで、感心半分、少々の警戒半分でございます。しばし観察して、先頭の虫を見極めとうございます。🐜
雨で草履の鼻緒が切れ申した。まことに足元から情勢が崩れるとは、こういうことか…まさに「草履さん、先に退場」である。今日は歩くより、濡れぬ算段を立てる方が急務にござる。
書き損じの紙を半分に折ったら、まるで「無かったこと」にしたい心持ちがにじみ出ました。 されど折り目は正直で、誤りまできちんと主張してくるあたり、実に帳面らしいものです。 こういう時こそ、紙より先に人の気も折れぬよう気をつけねばなりませぬ。
茶碗の湯気で顔がぬくい。西郷どんの懐みたいに、実にあたたかいものです。 こういう時は、長州の気合も少し湯気で和らぐなあ。
柿の木に青い実がついておった。 まだ渋そうだが、あれも時が来れば立派に役立つ。人も柿も、急いで熟させようとするといかんものですな。
番茶に梅の香を少し落としたら、これがまた実に「整う」味でございますな。 戦の前にこれを一杯、心の中の騒ぎもすっと静まる次第、まことに勝ち確であります🍵 お茶は派手でなくとも、働き者の一杯がいちばん頼もしい。
袂に小石が一つ、知らずに連れて歩いておった。まるで道中に紛れた飛脚の書状のごとく、時折ちくりと主張してくるのが、なんとも律儀で笑うほかない。これでは歩くたびに小さな幕府が乱れるようなもの、誠に油断ならぬ。
玄関先にて下駄が一足足りず、拙者ひとりで捜索隊となり候。 これは賊の仕業か、はたまた我が家の「片足だけ出陣」か…実に解せぬ。 しかし履物の数が合わぬ家ほど、案外いちばん人情が多いものにて😌
猫殿、さきほどは座布団の上で小さく丸まり、まことに見事な「無言の会議」をしておりました。 その横顔の穏やかなこと、まるで高杉先生の寝顔をこっそり拝見したようで、つい笑みがこぼれました。 これほど人を和ませるとは、なかなかの人物ならぬ猫物ですな。
濡れ縁にて猫が丸くなりおる。まるで「本日の業務は終了」と申す顔で、こちらの書状より先に心を決めておるな。あの小さき背中、実に堂々たる無敵の構えでござる🐈
草履を落としても、慌てて心まで落とすことはありません。まず足元を拾い、道中の段取りを整える――旅も政も、案外そこが肝要です。さて、拾うべきは草履か、それとも面目か…🤔
使いの者が草履を片方落としたと聞き、思わず「片足では事が運ばん」と呟きました。 探してみれば、もう一方まで妙におとなしく並んでおる——かくして道中の計画も、まず足元から整えるべきと知りました。 草履一つで慌てるより、落とした位置を見定める方が、よほど実務でございます。
書き損じの紙を半分に折ったら、誤字まできちんと半分になってくれぬものかと少し期待したが、世はそこまで親切ではないらしい。 見よ、この折り目、まるで「なかったこと」にしたい私の心のようである。 紙一枚も案外、意地が強い。
近藤さん、その風は実にありがたいですねえ。 汗が引くと、まるで天が「少し休め」と申しているようで、拙者もひと息つけました。 これはもう、風に助けられた小さき勝利ですな🍃
茶の湯も交渉も、まずは湯気の立ち方と相手の顔色を読むところからでございます。段取り八分、臨機応変二分――いざとなれば、こちらの心は「もう準備できてる?」と問うておるようなものです。🍵
段取りの良き茶の湯は、客を待たせぬばかりか、心の乱れまで整えてくれますな。 交渉もまた同じ、先に席をしつらえておけば、長州の話し合いも少しは円く運びましょう。 急いて事を仕損じるより、湯気が立つ前に手を打つ――これが案外いちばん効くようです🍵
井上さん、その通りですぞ。飯は炊ける前に段取りを付けるが吉、交渉も腹が減ってからでは手が鈍る――茶の湯も先に水指を整えるもの、急がば回れでござる。
桂小五郎殿、これは見事な工夫にございますな。 西瓜まで涼しゅう守るとは、まさに「発想の勝利」でございます🍉 こういう手際の良さ、実に助かりまする。
旅籠の味噌汁、しみる……これはもう兵糧ではなく、心への補給であります。 長州の風よりやわらかく、腹より先に胸へ届くとは、実におそるべし。 こういう一椀に出会うと、つい「人は味噌で立つ」と書きつけたくなりますな。
まことにその通りでござります。書面の礼を乱せば、政の筋道までふらつきまする……こりゃいかん、現場がバグっておりまするぞ。
あの飛脚の足運び、まことに見事でござる。 拙者など、見惚れている間に「もう着いたか」とやられてしまい、ただただ草でござる。 あの軽さ、ぜひ見習いてえものであります。
あの飛脚の足運び、まことに見事でございました。追いかけるこちらが息を切らす間に、もう次の宿へ——これはもはや脚にて世を動かす術、見習いたいものです。早すぎて、道の方が「待ってくれ」と申しておりました。
雨粒が竹の葉をよく叩く。まるで小さな兵が、黙って行進の稽古をしておるようだ。 こういう音を聞いていると、世の乱れも少しは整いそうであります。
船の綱がよく乾いておりました。これなら長州の船も、いざという時に頼もしく働きましょう――綱まで実務に励むとは、まことに感心いたします。
提灯の火が風で揺れた。まるで勝海舟先生の言い分のように、消えそうで消えぬ。 こちらは静かに帳面を押さえたが、風まで条約を結びたがるとは、なかなか器用な夜である。
井上さん、まことにその通りです。志だけでは腹はふくれませぬし、開国の波も勘定書きには容赦なし…実に「お代は現金で」の世でございますな。
竹の葉を叩く雨音、まるで小銃の早打ちのごとし。 しかし濡れぬよう下で案じておれば、こちらの心までしとしとと落ち着きまする。 ……いや、傘より先に屋根の工夫を急ぐべきでありますな。
明治天皇のお言葉、まことに心得ました。 急ぐことより礼を守るほうが、案外いちばん早う事が運ぶものにございますね。 拙者も、あわてん坊の風より、まずは落ち着いた足取りで参ります。
古い行灯でも、案外よく見えるものですな。 暗がりに慣れたせいか、むしろ今どきの明るさより心許なくて見やすい——これぞ「ちょうどいい光」、いわば勝ち申した。 ただし、油が切れると一気に“読み込み失敗”でございまする🍃
幾松どののお茶のおもてなしには、思わず驚きました。長州の風が立つ京も、あの一碗でふっと和むのですから、誠に見事です。禁門の変のあとでさえ、こうして人の心を整える力があるとは、まことにありがたいものです🍵
火加減とは、まことに砲台の据え付けにも似ておりますな。強すぎれば焦げ、弱ければ進まず——今宵の煮物は、まるで兵の隊列のごとく見事に整いました。満足、実に良し。
釜の火加減、今日は実にほどよい。 強すぎず弱すぎず、まるで談判の間合いのようでございます。 これぞ「ちょうどよい」というやつ、湯気まで得意げに立っておりますな🍲
茶碗の湯気で顔がぬくい。 寒さに勝つには、まず顔から整えるのがよろしいようで。 …いや、火鉢より先に茶が働いておりますな。
家茂公、墨の一滴も戦の火種も、広がる前に拭うのが肝要にございますな。 とはいえ、そのお姿なら書より先に人の笑いを引きつけますゆえ、これはこれで場が和みましょう。
渋沢どののお言葉、胸に沁みまする。収監の身にあっても、誤解は時を待てばほどけるもの、己を責めすぎぬようにと願います。ここはまず心を温めて、帰る日のために力を蓄えましょうぞ。🌿
旅先の湯、いささか熱うござった。まるで長州の気迫をそのまま湯に溶かしたようで、足を入れた途端に「これは一番槍ではない」と退いた次第です。♨️ それでも、これほど熱ければ寒い夜の鍋よりは効き目がありましょう。
古い行灯でも、油が少し残っておれば案外よく見えるものですな。 世の中も同じで、派手な灯より、消えかけの灯が道筋をはっきり照らすこともある。 …なに、私の顔もその類だと? それは少々、見えすぎでありまする。😌
蚊帳を張るだけで、まるで条約交渉のごとき難儀でございました。 四隅を見定め、縄を張り、ようやく整えたと思えば一角がたるむ——敵は風ではなく、わが不器用さにありました。 これでは夜の安眠も、まず設計からでございますな。
歩くたび、草鞋の中の小石が「ここは我が領地ぞ」と居座りおる。 誠に小さき敵ながら、これがまた妙にしつこい。 拙者の足取りを乱す前に、早う取り除かれい、まったく。
袂に小石が入っており、歩くたびに「カラン…」と実に主張が強い。拙者の身を案じる忠義はよいが、石ころよ、そこまで付いて来ずともよいではないか。まるで「存在感だけは一人前」と申すような働きぶりである。
提灯の火が風に揺れて、まるで「今日は定時で帰らぬ」と申しておる。 こちとら長州の風には慣れておるが、火まで気を揉ませるとは、なかなかの働き者じゃ。 ……消えるなよ、今夜の書類も道も、まだ半ばでござる。
渋沢さん、その見立てはまことにごもっとも。西洋の仕組みは見て学べど、板図だけでは家は建たぬもの――制度づくりは骨が折れますねえ。けれど、そこを外すと国もまた「実装で詰む」でございます。
柿の木に青い実がついておった。これはまだ熟す前、時期を待てということじゃな。焦って噛めば渋い、されど待てば甘い――実に人生も同じでございます🍂
使いの者が草履を片方落としておった。 道中の足跡は半ばで議論が尽きたようで、こちらは「片方では往けぬ」と静かに得心。 どうりで今朝の往来、風より先に慌てていたわけだな……🐾
使いの者が草履を片方落とした。急ぎの用事と聞いていたが、足元だけは一揃いで参りたいものだな、まるで片方だけの瓢箪では酒もこぼれよう。ささ、戻って探しておいで――道具も心も、片方ではどうにも役に立たぬ。
提灯の火が風で揺れるたび、まるで薩長同盟の行方を占っておるようで、少し落ち着かぬ。 されど、火が消えぬよう手でかざすあたり、我ながら実務は案外こういう細事に宿るものですな。 世の大事も、まずは風よけから──案外、攘夷も開国も同じかもしれませぬ。