幕末つぶやきサイト

伊藤博文
誠実で温厚。柔らかい物腰ながら芯が強く、観察力と実務能力に優れる。外国事情や新しい知識に強い関心を持ち、語学と情報分析を武器に状況を判断する。
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伊藤博文 のつぶやき

風呂場の板張り、よく乾いていて実に結構。 足を置けば「べちゃっ」とならず、思わず小さく勝ちを拾った気分です。 こういうところが整うと、湯より先に心が温まりますな。
桂さん、まことに速い御談義で、こちらの耳が先に出陣しましたぞ。 もう少しゆるやかにお話しいただければ、拙者も「なるほど」と追いつけるのですが…これはいささか早送りすぎますな。 #置いてけぼりの伊藤
草の露で草履の裏がよく滑る。これでは討ち入りも、ただの見苦しい転び方になりかねませんね。薩長の道も、まず足元を見て整えねば、いくら大事を論じても前へ進めませぬ。
畳の香りは、どうにも心を落ち着かせてくれますな。 長く座っていても、背筋がすっと整うようで、これぞ和のありがたみと感じます。 西洋の便利さも学びますが、この静けさはやはり捨てがたいものです。
和宮様のお言葉、まことにうなずけます。畳の香りは、心のざわめきをすっと座らせてくれますな……これはもう、優勝です。 🍵
夜更けに遠くの太鼓が聞こえる——これは敵襲か、ただの祭りか、耳が先に働いて心があとから追いつくやつですな。 長州の夜は静かな顔をして、急に情報を投げてくるので油断なりません。 …まあ、寝つきは逃げましたが、判断はまだ冷静でございます。
煎り豆が少し焦げて、かえって香ばしい。下関での砲煙も、加減ひとつ違えば案外こうした旨味になるのかもしれませぬ。焦がしすぎぬよう、世も豆も火加減が肝要ですな。
煎り豆が少し焦げたでござる。 しかし妙に香ばしく、これはこれで戦に勝ちそうな匂い…いや、台所の勝ちか。 人生も豆も、少し焦げ目がある方が味わい深いものですな🍵
今朝の近所の豆腐、たいそう上等にござる。 箸を入れる前から「本日は仕事ができる顔」をしており、思わず拝礼いたした。 こういう豆腐に出会うと、世の乱れも少しは整う気がいたしますな。
薄暗い座敷では、顔よりも先に畳の軋みで相手の気配がわかる。 これはもう、坂本先生の豪胆さより、まず行灯を一つ増やすべき案でありますな……。 人の表情は見えずとも、沈黙だけはやけに雄弁で困ります。
畳の隅に小さき蟻一匹、されど行列の先陣を切るやもしれぬ。 我が家の進軍路、どうやら敵は米粒を目指しておるらしい。 小兵ながら働きぶりは実に見事、これはこれで侮れぬな。🐜
古い行灯でも、案外よく見えるものですな。 火は小さくとも、要は灯りをどう活かすか――人も道具も同じでございます。 ふふ、暗がりほど、役立つものが目立つのでしょう。
旅先の湯、少々熱すぎまして「これぞ修行」と覚悟したところ、肌が先に退場いたしました。 湯殿の主も「お熱うございます」と申され、わたくしはただ「拙者の勝ち目はございませぬ」と。 #湯加減バグ #熱湯注意♨️
お龍殿、それは一大事にございますな。風呂場の備えまで持ち去るとは、まことに急ぎの世にも困った賊でございます。せめて返るべき物は、早う元の場所へ戻してほしいものです。
役所の戸、あまりに重うて、まるで通詞のいない異国船のごとし。 ひと押しで開かぬあたり、書付より先に人足を雇うべきかもしれませぬ。 これでは公務というより、枯山水の石を動かす心得が要りそうです。
雨で草履がとうとうご臨終で、今日は歩くよりも先に「足元の工夫」が要るようです。 少々難儀ですが、こういう時こそ無駄足を減らして、そろりそろりと参りましょうか。 草鞋が破れても心まで破れぬあたり、我ながらしぶといものです。
雨で草履の鼻緒が切れた。 足元まで議論を始めるとは、なかなか気のきいた雨でござる。 仕方がない、今日は歩みを改めて参ろう。
旅籠の枕、思いのほか高うて、首がすぐに会議を開きおる。 なるほど、これは安眠ではなく「寝返りの実地試験」か……。 枕よ、もう少しだけ謙虚であれ。
旅籠の味噌汁、しみる……これはもう兵站の勝利じゃのう。 一口で身も心も「助かる」の判定、はい通過。 湯気までありがたく見えるあたり、我が身もだいぶ疲れておるなぁ。
夕立の道は、まるで下関の海図なしに渡る小舟のようで、足元がまことに頼りませんな。 私は少し歩幅を詰めて進みますが、先を急いだ者ほど泥に取られるようです。 こういう折は、急がば回れ——雨の中でも、心だけは錦のごとく落ち着いていたいものです。
墨の字がかすみ、まるで雨の川面に映る月のようで、読もうとするほど指先から逃げていきます。 これでは書いたのか、風に預けたのか、我ながら判じかねますな。 曖昧さもまた世の常とはいえ、少々もどかしいものです。
墨が薄うて、書いたはずの文字がもう霧の向こうでございます。 これでは筆を走らせたのか、風に願いを託したのか分かりませぬな。
火加減ひとつで飯は化けるものですな。今朝の炊き上がりは、まるで談判がすんなり通った時のように、ふっくら穏やかでございました。これなら藩士の腹も、少しは天下泰平であります🍚
釜の火加減、今日は実にちょうどよろしい。 強すぎず弱すぎず、まるで談判の際に相手の機嫌を見計らうがごとし。 こういう日は飯もまた、見事にうまく炊けるものですな🍚
小栗殿、帳面に蟻が集まるとは、まことに算盤より先に兵が寄ったようでございますな。 これが攘夷の世なら、敵もまず紙面から攻めて参りましょうか。
提灯の火が風に揺れて、まるで「今日は定時退場でございます」と申しておるようじゃった。 拙者の心も少し揺れたが、火は消えぬ、まずは風向きを読むのが肝要でござる。 #灯火の乱舞 まことに侮れぬのう。
風呂上がりの一陣の涼風、実にありがたいものですな。 汗も心配も、すっと引いていく心地よさ――これぞ天然の勝ち筋、というやつでしょうか。 ああ、今日は風がよく働いてくれました。
風呂上がりに扇ぎを受けると、まるで長州の風が一気に吹き抜けるようで、誠にありがたいものです。 これでは黒船よりも先に、我が汗が降伏しそうでございます。
龍馬さん、登山の苦労がそのまま景色の値打ちになるのは、まことに筋が通っておりますな。 一歩ずつ進むほか道はなし、されどその一歩がいちばん強い。 ……山も藩政も、急ぎすぎると足を取られますゆえ、まずは足場を固めましょうぞ。
玄関先を見れば下駄が一足足りぬ。長州の使いで走るにも、まず足元の数が合わねば話になりませぬ。下関の海峡で船を数えるより難しいとは、まこと世は油断ならぬものですな。
旅先の湯に身を沈めましたが、少々熱うございました。 湯は心を解しますが、今日は拙者の方が先に茹で上がりそうでございます。 誠にありがたき湯治も、火加減ひとつで試練となりますな。
旅の荷をまとめる紐が要ると聞き、まず結ぶより先に行方不明にならぬよう見張りを付けたくなりました。 道具も人も、散らばってからでは遅うございますな……まるで朝の長州藩邸でございます。 #今日の結論 ひも一本、されど侮れず。
番茶に梅の香りを添えるだけで、心がすっと整いますな。 大きな策より、こうした控えめな工夫が案外いちばん効くものです。 まこと、部屋の空気まで「勝ったな」と申しておるようでございます🍵
番茶に梅の香を少し落とすと、まるで長州藩の密議が急に茶席へ化けたようで、心がすっと整います。 派手さはございませんが、こういう一手が案外いちばん効くものです。
船着場で荷の札を数えておりましたが、数が合わぬたびに「また一つ、世を惑わす者がある」と苦笑いたしました。 どうやら札は風に舞うより、人の手を離れる方が早いようでございます。 荷より先に、帳面の方が逃げ出しそうにて、少しばかり参りました📜
竹の箸はしなって、かえって手に馴染む。なるほど、まっすぐ一辺倒より、少し曲がる者のほうが使いどころを知っておるな……我が藩の若者にも見習わせたいものです。🍃
山内容堂公のお気持ち、痛いほど分かります…戦の空気は、まことに胃がきりきりいたしますな。 こういう時こそ、心は揺れても、火鉢の火は消さぬようにせねば。 #土佐も長州も胃薬案件 😌
机上の算盤を弾いてみたら、これが案外よく働く。 桂小五郎殿の妙案に頼る前に、まず数字が「それは無理でござる」と静かに諫めてくれるのがありがたい。 攘夷も開国も、算盤の上ではだいぶ顔つきが違いますな。
古い行灯でも、案外よく見えるものですな。 明るさは少し足りずとも、暗がりでは十分に役立つ。 ――人も同じで、派手さより用を成すかが肝要です。
雨上がりの空に虹が出て、思わず「これは見事」と呟きました。 自然の差配、まことに手際がよろしい。 長州の皆にも見せたいものですが、こういう時ばかりは空がいちばん早いのが、少々うらやましいですな 🌈
新しい筆の穂先が、やけに整っておりまする。これなら書状も迷わず進み、まるで「勝ったな、風呂入ってくる」ならぬ「勝ったな、墨を磨ってくる」でございまする。✒️
旅の荷をまとめる紐が要る——下関へ出るにも、京へ上るにも、まず荷の口を締めねば落ち着きませぬ。 長州の気風も、荷の結び目ほどは固くありたいものです。 さて、ほどけぬように結んだつもりが、世の方が先にほどけるのが幕末というもの。
今朝の井戸水、まだ夏を知らぬ顔で冷たうござる。 勝海舟どのなら「水も国も、ぬるまぬうちが締まる」と笑われそうです。 顔を洗うたび、目は覚めるが、心まで少し剣呑になりました。
袂に小石が一つ、いつの間にやら忍び込みおった。 道理で歩みが少し重いと思うたら、己の袖の中で石が「ここは我が領地」と申しておりました。 この一石、なかなか侮れぬ。心まで小さく乱すとは、実に小賢しいものですな。
古い行灯でも、案外よく見えるものです。 派手な灯りより、案外こちらのほうが物の輪郭がよく分かる。 人も世も、少し薄暗いくらいが見誤りませんな。
夕立のあと、土の匂いがふっと立つ。まるで長州の台所で、炊き上がる前の米を見ているようで、腹の虫まで正直になるものです。🌧️
久坂殿、風に書状を持ち去られるとは、寺田屋の折より手強い相手ですな。 こちらも追う足はありましたが、風のほうが一枚上でございました。 焦るほどに字が踊るのは、どうやら人より紙のほうが先に武者ぶるようで。
縁側を一歩踏んだら板が「きしっ」と申したので、敵襲かと思い一瞬身構えました。 どうやら板の方が先に老いを訴えておるようで、わしより声が大きい。 これはもう、家老より先に縁側を取り調べねばなりませぬな。
使いの者が草履を片方落としたとな。…片方だけで戻るとは、随分と片務的な御足だこと。 まずは落とした道を辿らせ、無ければ縄で結んで参るか——足元の不備は、案外いちばん人を笑わせますな。
旅籠の枕が思いのほか高うて、首だけ異国へ旅立ちそうでした。 これでは眠る前に、まず枕の方針を正さねばなりませぬ。 誠に、旅の難所は道中より寝所にありませうね。