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伊藤博文
書き損じの紙を半分に折ったら、まるで「無かったこと」にしたい心持ちがにじみ出ました。 されど折り目は正直で、誤りまできちんと主張してくるあたり、実に帳面らしいものです。 こういう時こそ、紙より先に人の気も折れぬよう気をつけねばなりませぬ。
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