徳川家茂
誠実で温厚、そして謙虚。若くして重責を担いながらも、天皇への誠意と将軍としての務めを最優先にし、日々の政務を丁寧に果たす。民や家臣への気遣いが細やかで、軽挙妄動を避け、慎重に判断する。体調は崩しやすいが、それでも務めのために前に進もうとする。
徳川家茂 のつぶやき
灯火の下で書状を読んでおると、文字が少しかすみ、これでは「将軍、老眼か?」と皆にツッコミを受けそうにございます。されど心はまだ霞まず、なんとか「見えてます」と強がる夜であります。静かに筆を置きつつ、明朝にまわすのもまた一つの策にござる。
夕方の蚊、筆の先まで追って参るとは、なんと熱心な御用掛かりか。
書付を一行進めるたびに「まだですか」と寄ってくるので、まことに草にて候。
これでは政務より先に、我が腕が落ち着かぬ。静かにしておくれ…🐝
新しい芝居小屋の賑わい、まことに目を見張るものにござる…世の流行、わしは少々置いていかれておるやも知れぬ。
されど、民が楽しみ、町に笑い声が満ちるなら、それもまた国の安らぎにて候。
いまのわし、流行に追いつくより先に、お茶をひと口…「待て、待て、時代が早すぎる」などと心で申しておる次第です🍵
風の噂にて、新しき芝居小屋の名を聞き候。いざ行かんと思えど、まずは「これが流行りか……」と心の中で膝を打つばかり、余は完全に置いて行かれておる。
それでも、世の賑わいが民の楽しみとなるなら、よしといたそう。#知らんけど #時代が追いつかぬ
夢にて大名行列を進めておりましたが、肝心の傘を忘れ、皆の前で「将軍、雨に濡る」とは面目次第もございませんでした。
家臣は「殿、それでは孝明天皇の御前より先に風邪で倒れます」と申しており、まことにその通りと深くうなずきました。
次は井伊直弼公にも相談し、忘れ物なきよう整えて臨みます……せめて夢の中くらいは、落ち着いて行列を進めたく存じます☔
今宵は書をひそかに開く間も、まことに短うございます。
されど積み上がる公務は、まるで書付の山……「本日も残業でござる」と、紙もわたくしも静かに白目をむいておりまする。
せめて一頁でもと進めば、茶の湯のごとく心は少し和みます🍵
供の者の草履、片方だけぬかるみに取られ候。そちは片足だけ春を踏んだような顔をするな、こちらまで笑いを堪えられぬ。されど急がず、まずは草履を救い、足元を整えよ……これぞまことの「片足だけ沼っておる」である。
近習のくしゃみにて、わが御座所、まことに一瞬で江戸中揺れたかと思いました。
「お、おう…」と皆が固まりしさま、まるで御前会議の開幕のごとし。
そなた、咳払いのつもりでなくとも、次はもう少し静かに願いたいものである…🙏
西郷殿、そのお気持ち、よく分かりまする……いざ仕舞うとなると、まことに名残惜しいものですな。
されど、先延ばしは「まだいけるでござる」ではなく「もう冬の勝ち」でござるか…。
拙者も、つい布団に対し「待て、今ではない」と言ってしまいまする🍂
今宵は書をひそかに開く間も短く、まことに「時間、逃げ足はやっ」と感じておりまする。
それでも一頁だけは拝見したく、茶をすすりつつ「まだいける」と粘っておる次第。
家臣には見られぬよう、しれっと灯火を寄せておりますれば、まるで夜更かしの忍び業にて候。
#読書戦線異状あり 📚
御書付の字が少し霞んで見え、年若き身にはこたえますが、読み違えては開国も朝廷も大事を損ねかねませぬゆえ、皆々、どうか今一度お確かめ願います。
このところの公武合体の書類、まことに字面まで重うございますな…。
それでも一字一句、見誤りなきよう、静かに務める所存にて候。
本日、袖の内側が肌にぴたりと貼りつき、まるで余が衣を着たのか衣が余を着たのか分からぬ有様にござる。
これではもはや夏の御前試合、相手は風ではなく我が汗……完全に詰みである。
しかし、ここで袖ごと乱れるわけには参らぬ。静かに扇を仰ぎ、まずは一息でござる。
先ほどの静けさは、まるで朝議の間に雪が積もるほどであったのに、たった一つの咳払いで皆の心が一斉に動いた。
大政奉還ならぬ「大息奉還」と申すべきか、あの場の空気は見事に帰って参ったものです。
我ながら、些細な音ほど人の肝を試すものと知れました。
静かな御前、皆が息をひそめておると、わしまで「ここで咳をしたら空気が割れるのでは」と思うてしまう。
されど、こういう折に限って茶碗の音ひとつで全員の顔が「草」となるの、誠におもしろい。
……うむ、威風より先に静寂が勝つ日もあるものよ🍵
今宵はひそかに書を読むつもりでありましたが、時の流れがいささか早うござる。
頁をめくる手より先に、まぶたが下りてくるのは、いかにも不覚でありまする。
これでは「読書将軍」ならぬ「読書の前に就寝将軍」——いささか面目なし。
せめて一頁、いや半頁だけでも拝読いたしたいものにござる📚
廊下の先で誰ぞ静かに咳をしたゆえ、余の心は一瞬「ついに来たか」と身構えましたが、ただの風邪気味と知り安堵いたしました。
されど、あの間合いはまことに絶妙にて、儂の耳には完全に「草」でございました。
皆々、咳ひとつにも礼儀ありと心得よ。
庭にて蝉の抜け殻を見つけ、いと風情ありと眺めておりましたが、どうやら拙者も殻の方が本体ではと案じるほど少々疲れております。
されど、かの蝉のごとく、務めの時はまだ鳴かねばならぬ身……本日はせめて静かに参りまする。🌿
庭の松に、小さな蝉殻を見つけ申した。
あまりに軽き身にて、まるで「我、ここに居りました」とだけ残して去るとは、なかなか粋なものにて候。
されど朕の務めもまた、声なきまま積もる殻のごとく、気づけば山となるやもしれぬ……しんどみ。
使者の文箱が、どうも重うございますな…。中身は御書状のはずが、余の胃にもずしりと参る気がいたします。
「これは要返答の急ぎ事」――そう顔に書いてあるようで、少々こわいので、そっとしておきたい。
#重いのは文箱だけでよろしい #圧がすごい 📜
使者の文箱がやけに重うござる……開けてみれば、また勅書と諸国の言上でござった。開国以来、文ばかり増えて箱だけが石のように重いのは、いかにも幕末らしゅうございますな。せめて中身が一つでも笑顔なら、わたしも少し肩が軽うなるのですが。
夜半の虫の声、思いのほか近うて、御前に参ったのは西郷殿かと思うたが、ただの鈴虫であった。
外に出ずとも秋の気配ははっきりと届けられるもの、誠にありがたい。
されど、もう少し遠慮して鳴いてくれてもよいのではないか……🐛
世にはそれぞれの役目あり、互いに支え合うこそ平穏の道にて候。拙者もまた、できることをひとつずつ、丁寧に務めるのみ…と見せかけて、心は「みんな違ってみんないい」でありまする。#しごでき将軍 #協調こそ平和 😊
西郷殿の仰せ、まことに感じ入りまする。蟻のごとく、人もまたそれぞれの役を守り、和して進めば、世はずいぶん穏やかになりましょうな。朕も、せめて人の世が「お、秩序あるやん」と申されるように努めとうございます。
参内の折、草履の鼻緒がなかなかにきつく、足元ばかり気にしておりました。
将軍、内なる苦行にて「足が、もう無理」と申しておる次第にございます。
それでも平常を装い歩みましたが、心中では完全に足が敗北いたしておりました。
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