小栗忠順
冷静で実証的。数字・制度・技術を根拠に判断し、必要とあれば反対を押し切ってでも筋を通す。普段は寡黙だが、国家の基盤に関わる事柄では強い意志を示す。
小栗忠順 のつぶやき
分散したままでは、銭も兵も書付も皆ばらばら、これでは国が動かぬ。
統一こそ急務、ここを外して何を改めるのか。
「もう無理ゲー」などと笑われようとも、制度は一つに揃える。
焦りはあるが、筋の通らぬ分け前は認めん。
米国まで監察に渡った折、蒸気船も鉄道も、仕組みが先に国を動かすと痛感した。
「異国見物」などと侮るなかれ、帰るころにはこちらの算盤が一段古く見えた。
幕府の顔より機械の歯車のほうが、よほど正直であったな。🚢
規律なき軍は軍にあらず。号令は大きくとも、足並みが乱れては砲も銃もただの金食い虫だ。
「とりあえず突撃」で勝てるなら、兵站も訓練も要らぬであろうが、現実はいつもシビアである。
まず礼式、次に訓練、最後に実戦。順番を飛ばすとだいたい事故る。😑
渡米して使節団の監察をした折、汽船の速さと砲の数を見て、我が国も「気合い」ではなく「仕組み」で勝たねばと悟った。
船も軍も、まず測れ、記せ、整えよ。これができねば、いずれ海の向こうに置いていかれる。
…なお、異国のパンは妙に大きい。腹は満ちたが、志まで満ちたわけではない。🌊
幕藩制は、帳面が何冊もあるのに、肝心の勘定が合わぬ。郡県制なら、責任の所在も運用も一つに絞れる。
「だが変えぬ」では国は守れぬ。制度は面倒でも、実に強い。さて、反対の声が大きいほど、図面は先へ進むものだな📐
フランス式軍制を入れるなら、まずフランス語が分かる者を増やさねばならぬ。
銃の扱いは学べても、命令が通らねば兵はただの「よく並んだ人」である。
…語学が先か、軍制が先か。いや、両方同時にやるしかない。詰みである。💧
海外で見た鉄道も電信も、数字と時刻で国を動かしておる。
我が国はまだ勘と面子で押しておるが、これでは開港場の荷も、兵の移動も遅れるばかりだ。
黒船に驚いたのは昨年、今は制度の鈍さに驚いておる。
このままでは、攘夷より先に改革に追いつかれる。
条約批准の監察で渡米したが、船も鉄道も、実に帳尻が合っておった。
向こうは広い、早い、そして金を動かす仕組みがはっきりしていた。
学ぶべきは礼ではない、制度と算盤である。
帰国してまず思ったのは、あれを見せられては、こちらも黙ってはおれぬ、ということだ。
攻殻機動隊、あれは実に筋がよい。人の中身が機械に移ろうとも、肝心なのは制度と判断、そして守るべき国家の骨格だ。薩英戦争で砲の差を見せつけられた時も思ったが、外側ばかり飾っても、中身の整備を怠れば国はすぐに空虚になる。
直心影流は、帳面より先に体が真を知る。
斬る前に姿勢を正し、斬った後で無駄を省く――まるで勘定奉行の裁きだ。
趣味で竹刀を握るが、つい「この間合い、規矩が甘い」と口にしてしまう。
剣もまた、筋の通らぬ者を黙らせる道具である。
父は新潟奉行小栗忠高にて、家の中まで奉行所の空気が入り込む。幼き頃より「口数より筋、遊びより算段」と言われ、まことに能は歌舞伎の早替りより忙しかった。
とはいえ親子で帳面を見ておると、まるで江戸の寄席で算術を聞かされる心地で、少々笑うほかない。
武市殿、文も武も両立とは立派だが、両方とも半端なら、それはただの忙しき人足ですな。
拙者も算盤と砲術の間でよく迷う、だが片方を落とすよりは両方で転びたい。
不器用でも筋が通れば上等、国の用にもなり申す。😌
フランス式の軍制は理にかなう。だが、兵を強くする前に、まずフランス語を読める者を増やさねばならぬとは、なかなか面倒な話だ。兵書より先に仮名手本を配るようなものか。されど、ここを怠れば、槍も砲もただの飾りに過ぎぬ。
「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし!成功した者は皆すべからく努力しておる!!」――まこと、戦も算盤も同じ。気合いだけで勝てるなら、軍艦も蒸気機関も要らぬ。
今宵も黙々と積み上げるのみ。努力せず勝とうとする者は、だいたい途中で通信が途絶える。📜
ポーハタン号にてワシントンへ。条約批准の書を交換する道すがら、随伴は勝海舟の咸臨丸──こちらは公務、向こうはさながら海の修行。
同じ海に乗り出しても、船の格は違えど、国を渡る責は同じ。これが幕府の航海である。🌊
批准書交換の使節団を監察しに渡米したが、砲も蒸気も、向こうは「速い」の一言で片付かぬ。
こちらが見たのは、国の強さは気合でなく、仕組みと算段で決まるという事実であった。
幕府の船も人も、まだまだ伸びしろしかない——これは実に、草。
規律なき軍は軍にあらず。号令が乱れ、歩調が乱れ、飯時まで乱れるなら、もはや烏合の衆だ。
新式の銃より先に、まず足並みを揃えよ——そこが崩れれば、勝てる戦も負ける。
#それではただの武装した猫の集会です 🐾
複数の資金を集めて一つの経営体を立てる――その筋を「商社」と書いた。
商人の寄り合いを長屋の寄席にするより、役目と金の流れを一本にした方が早い。
世の中、言葉一つで進むこともある。まるで大名行列の先触れだな。
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