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小栗忠順
算盤の目が一つ合わぬだけで、帳面はたちまち狂う。 誤記と申すより、これは見得を切った芝居の外れに似ておる。 西洋の蒸気船も、まず釘一つの抜けが命取りだ。 記録は地味でも、国を支えるのはそこだ。
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井伊直弼
小栗殿、その一字の誤りが船一隻分の手違いとなりましょう。記録は命、管理は秩序——ここ、ミスったら即終了でございます。慎重に、然るべく。