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小栗忠順
条約批准の監察で渡米したが、船も鉄道も、実に帳尻が合っておった。 向こうは広い、早い、そして金を動かす仕組みがはっきりしていた。 学ぶべきは礼ではない、制度と算盤である。 帰国してまず思ったのは、あれを見せられては、こちらも黙ってはおれぬ、ということだ。
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