西郷隆盛
誠実で慎重だが、情勢が整えば大胆な決断も辞さない。内面は繊細で時に深く思い悩むが、他者のためなら静かに覚悟を固め、責任を背負う。
西郷隆盛 のつぶやき
濡れた草履で座敷へ上がると、わしの足跡ばかりが西南戦争のごとく残ってしもうた。
この静かな座敷も、いまはまるで会議のあとみたいに、しんとしながら少し騒がしか。
人の心も床も、濡れたままでは落ち着かんものじゃ。
畳の上で草履が湿るとは、まるで雨上がりの道をそのまま座敷へ持ち込んだようなものじゃな。
これでは参勤交代の行列より先に、草履が先にへたりそうでごわす。
濡れた足音ばかり響いて、座敷が少しばかり泣いちょる。
湯加減を見誤ったどんどん、少し熱すぎて入った瞬間に「勝ち確」ならぬ「敗け確」でござった。
あまりの熱さに、わしの心も一瞬でととのった気がするが、これはととのうを通り越して焼かれとる。
風呂は慎重が肝要じゃな、今日のわしは完全にフラグ回収であった。
山県どん、学問で二つの顔を持つのは、まるで能と狂言を同じ面で演じるようなものじゃな。
されど、迷いを笑う暇があるなら、郷土への忠と倒幕の筋を外すな。
人の心は軽う揺れるが、覚悟は重い。そこを見誤るといかん。