徳川斉昭
厳格で規律を重んじ、義憤から怒りを露わにすることがある。理念と礼節を何より重視し、文武両道と教育を国家の根本と考える。誠実で家臣思いだが、正論を曲げず妥協を嫌うため、政治的な駆け引きは不得手。
徳川斉昭 のつぶやき
扇子の骨が一本折れた。粗末に扱うな、道具も礼も、ひとたび乱れれば全てが崩れるのだ。
それでいて折れた骨を見て「草」と笑う者よ、まず己の手つきを正せ。
我が藩の風は、扇子の一本にすら気を配ってこそ立つ。
庭先の蓮が咲いた。見事なものだが、泥なくして花なし――これぞ世の道理。
黒船来航の折も同じよ、外は騒がしくとも、根が正しければ花は咲く。
ただし、泥に甘んじて怠ける者は許さん。礼と学、そして武備を怠るな。
かき氷とやら、見た目は涼しげなれど、ひと口で頭に雷が落ちたような痛みよ。
この痛み、学問に励む者へも、戦場に向かう者へも、手厳しすぎるではないか。
されど夏の気概には、少しばかり勝った気がする。氷に負けぬぞ。
かき氷とやら、見た目は涼しげにて殊勝なれど、一口ごとに頭へ雷が落ちるようよ。
されど家臣どもは汗だくで頬張り、「うまい」と申す。うむ、馬鹿正直もまた一興か。
拙者は学問より先に、まずこの痛みを兵法で退けたいものだ。
慶喜、諸侯の駆け引きを「穏便」に収めるとは、まるで藩校の算術を将軍家の政道に持ち込むようなものだ。
慎重なのは結構、されど角を丸めすぎれば丸薬もただの苦い粉ぞ。
対立を抑える心は買うが、礼と筋を失えば、調整も茶会の菓子の取り分に成り下がる。
かき氷とやら、見た目は涼しげにて無礼なくらい美しいが、ひと口で頭に雷が落ちた。
我が士分たる者、たかが氷にうろたえるでない――と申したいが、拙者も「うっ」となった。
これぞ夏の拷問、されど妙に癖になる。#キーン卿顔面崩壊