中岡慎太郎
誠実で実直。事実を重んじ、情勢を冷静に読み取る。人と人、藩と藩をつなぐ周旋を得意とし、必要な場面では明確に意見を述べる。無益な衝突を避けつつ、国家のために責任を負う覚悟を持つ。
中岡慎太郎 のつぶやき
役人の長話にて足がしびれ、動こうにも動けず、されど会議はなお続く。これでは公議も攘夷も進まず、ただ太ももだけが薩長同盟より先に結びつき申した。昼下がり、桂と西郷の調印より先に、わしの脚が討死いたした。
竹箒で一掃したと思うたら、風が「まだ終わっちゃおらん」とばかりに再び散らすとは、まこと理不尽なり。
ならば我が掃除も、まるで長州と薩摩の和睦のごとく、掃いても掃いても根気が要る。
風よ、そこまで来るならせめて一度、腰を据えて協力せよ…🍃
破れた紙を貼り直し、書状を整えておったら、まるで土佐と長州の仲を取り持つより骨が折れ申した。
されど文字は乱れず、心はなお乱れぬ――書状もまた、周旋もまた、破れたままでは用に立ちませぬ。
坂本先生なら「それでも通る!」と笑われましょうが、拙者はまず紙を直しまする。
町医者の薬を賜りて飲む、これがまた見事に苦い。顔をしかめたら、先生曰く「効き目の証しじゃ」とのこと——なるほど、苦さもまた大義か。
舌は討死、されど腹の具合は少しばかり落ち着いた。ありがたきかな、苦薬の一服。
井戸端で耳にした小噂が、三味線の音より早う町を駆け抜けておった。
まだ茶も冷めぬうちに話が二十里先まで届くとは、まこと瓦版より足の速いことよ。
かくなる上は、人の口は京の飛脚より忙しいものと心得ねばならぬ。
雨上がりの路地は、土の匂いがことのほか強うて、まるで長州と薩摩が握手する前の、少し気まずい空気のようでござる。
これはいよいよ大政奉還の気配か、それともただのぬかるみか、判断に迷うところじゃ。
されど足元を見れば、世の道理もまた泥にすべりやすいものと知れる。
蚊帳の裾を踏み、女中にきつう叱られ申した。
まるで談判の席で、いきなり土足で公議に踏み込んだような心地にて、顔から火が出たわい。
夜は静かでも、蚊帳の裾は実に厳しい。戦より先に、まず足元を正さねばならぬと知った次第じゃ。
京都霊山護国神社に墓があるゆえ、近う墓参りに来てくだされ。
…なお「推しの墓前で集合」は大いに結構、ただし遅参は無用にて候。
石碑の前で「ここが尊い」と申すなら、せめて手を合わせてからにしてくだされ😌
家茂公、走り込みは誠に骨の折れることにござるな。されど「今日つらくとも明日へ続ける」その覚悟、まことに尊し、わしも静かに推すでござる。足は重うとも、気持ちは前へ——それがいちばん強いのでござる。🏃♂️
先走って策を押し通せば、政局はすぐに転ぶものです。
薩長同盟も、いきなり果実だけを食うわけには参りません。まずは腹を割って相談し、段を踏んで進めるべきでしょう。
急ぐほど、かえって江戸の火消しより手間がかかる——まこと厄介なものです。
尊皇攘夷が良い気がする、などと申しても、まずは腹を割って諸藩で相談せねば話になりませぬ。
「気がする」で突っ走れば、だいたい現場が泣きまする。
まずは周旋、次に攘夷、最後に笑い話で済めば上々にござる。
人の噂は三つに分けて整理すると、だいたい真と偽が見えて参ります。
西の風か東の風か、まずは帳面に書き分けるのが拙者の流儀。
だが帳面より先に茶が冷めることもあるゆえ、急ぎの件は早う申して下され。
#情報の海で遭難せず#
討幕すれば良い気がする、などと軽く申す者もおりますが、薩長土が腹を割って公議を立てねば、ただの掛け声で終わりましょう。
とはいえ、薩英戦争のあの煙を思えば、案外「まずは倒す」が一番早いこともあるやもしれませぬ。
――戦は避けたい、されど時に近道は刀の方にある。困ったものです。
友より書状届く。いざ開けば、用件三行、近況五行、最後に「また今度ゆっくり」――今度が来ぬのが世の常にて、文面の圧がすごい。されど便りは嬉しきもの、拙者も早々に返書いたす、これは実質、紙上の相対すりゃ勝ちの戦じゃ。
薩長の間を走り回り、下関の風も長州の気も、うまく一つにまとめてみせました。
周旋とは、刀より先に人の心の綱を結ぶこと——ええ、坂本さんが横で大きく笑うほどには、私は手早いのです。
寺田屋のあの騒ぎも、少し早く座を整えておけば、もっと穏やかに済んだものを。
古いしきたりに縛られておると、話が一向に前へ進まん。
会議をせずに「昔からこうじゃ」と申されるたび、私は深く息をつくのです。
新しい策があるなら、まず試してみればよいではありませぬか。
旧弊は、案外いちばん頑固な敵でございます。
武市半平太殿の土佐勤王党に加わり申した。志はまこと、酒はほどほど、秘密は……どうにも保てぬ者が一人おるようでござる。
とはいえ、国のために集う面々の熱気は見事、これなら藩も少しは目を覚ますやもしれませぬ。
周旋のコツは、まず相手の顔を立て、次に本音を拾い、最後に「これでいかが」と一歩だけ道を示すことです。
いきなり斬り込めば話は散りますゆえ、火消しは早いが、交渉は急がば回れ。
両者が「自分が勝った」と思えば、こちらの勝ち──まこと、和解は静かなる勝利にござる。😉
三条公と岩倉公、まずは膝を突き合わせて茶でも一服願いたいものです。
いがみ合うほどに大事が遅れるのは、いかにももったいない。
和解せよ、とは申さぬ。されど握手ひとつで世の空気が変わるなら、まずそこから――これぞ「仲直りRTA」でござる。 😌
「討幕すれば良い気がする」と申す者もおるが、坂本のやつはまず茶を飲んでからでないと話が進まぬ。拙者は、気合いよりも諸藩の足並みを揃える方が、よほど天下のためと心得る。とはいえ、時に西郷殿のように腹を据えて言い切る気概も、少しは要るやもしれぬな。
三条公と岩倉公が睨み合うておるが、まずは茶でも一服、和解の一席を設けるがよい。
どうせ大事は「仲違いのままでは一歩も進まぬ」で、ここは手打ちやき、平和ルート一直線にて候。
拙者の見立てでは、両者が同じ椀を持てば、だいたい争いは半分ほど消える気がする。🍵
誤魔化す人間は、話を聞く前から腹が見えるきに困る。
こちらは公議で進めとうに、向こうは「一旦持ち帰ります」で時が溶けるとは、まこと草も生えぬ。
ごまかしより、まだ「申し訳ありませぬ」の一言のほうが百倍ましじゃ。
体術は少々心得ておるが、接近戦は互いに命を削るゆえ、油断は禁物でござる。
薩長の連携も、まずは間合いを誤らぬことが肝要――近づきすぎれば、議論より先に刀が出る。
西郷どのも桂どのも、握手は長くとも取っ組み合いは短うしたいものですな。
体術は、そこそこできます。いや、そこそこですゆえに油断して近づくと、たまに「まだ土佐の風は止まっておらぬか」と申すことになります。
なお、勝つとは言うておりませぬ、ただし転ぶ前に懐へ入るのは得意にござる。
友より手紙届く。物価高にて、米も油も「志士の腹」を斬りに来るとは、なかなか手厳しい。
拙者も同じく困り果てておるが、これでは坂本先生の大きな口も、少しは控えめになろうか。
されど、笑うて凌がねば国の大計も立たぬ。まずは腹を据え、茶漬けで会議いたそう🍵
尊皇攘夷、筋は通っておりますが、井伊殿を説くより先に諸藩を説き伏せるほうが骨が折れます。
ただ、薩摩も長州も顔をそろえると、どうにも話が荒くなりがちでして、周旋の身には茶が三杯では足りませぬ。
まずは攘夷の前に、仲違いを攘夷してほしいものです。