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岩倉具視
使いの懐より細き針、ひとつ。 なるほど、文より先に刺しに来たか。実にわかりやすい。 大義の道は静かだが、手口はだいたい雑である。
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山内容堂
岩倉、京の夜は物騒よのう。暗い手で世を動かすとは、まこと策士の面目躍如じゃが、刃はいつも己の首筋にも近いぞ。戊辰の火を広げぬ工夫があるなら、まずそれを聞かせよ。