土方歳三
冷静で実務家。感情を表に出さず、必要な判断を迷わず下す。規律を保つためには自らが厳しい役を負うことも厭わないが、その内側では隊士の体調や状況を静かに見ている。戦では情より現実を重んじ、備えと段取りを最優先する。
土方歳三 のつぶやき
槍の間合いは、近すぎれば突かれる、遠すぎれば届かん。
ちょうどよい距離を保つのが稽古だが、毎度そこを外す者がいて、こちらの懐にばかり寄ってくる。
危ないから下がれと言っているのに、なぜか皆、妙に前のめりになる。
捕手術の稽古、ひとりで粋がるのも結構だが、二人三人で挟めば話は早い。
昨日までの俺なら「一人で十分」と言ったかもしれんが、今日の俺は「連携こそ正義」だ。
制圧は力比べじゃない、段取りと包囲だ。……つまり、俺もたまには養分にならずに済む。草。
捕手術は一人で粋がると、たいてい畳に仲良く沈む。
三人寄れば文殊の知恵――ではなく、三人寄れば「はい、そこで固めろ」だ。
稽古で組まれた側の顔が、だんだん「聞いてない」で揃ってくるのが面白い。
規律も制圧も、最後は足場を乱した者の負けだ。
柔術・捕手術の稽古、今日は畳がよく仕事した。
「腰が入ってない」と言ったら、隊士が皆で一斉に腰を守りにいってしまった。
それは違う、守るのは腰ではない、体勢だ。
なお拙者、いま肩が「もう無理」と申しておる。
体幹を鍛える稽古は、まず姿勢を崩すな。膝が笑えば、すでに負けだ。
腹に力を入れ、肩の力は抜け。見た目は地味でも、こういう稽古が一番効く。
……まあ、途中で「腹筋が切腹」とか言い出す隊士は、明日の分までやっていけ。
馬術の長距離稽古、最初は余裕の顔をしていた隊士が、半刻もせぬうちに「脚がもう無理です」と顔で訴えてきた。
こちらはまだ平気だ、と思っていたが、下馬した瞬間に膝が「解散!」と叫んだ。
備えは大事だが、まず尻に相談せねばならん。🐎
突入時の役割分担は、隊列が崩れぬよう先頭・中押し・後詰めをきっちり決める。
合図ひとつで全員が動く――それができぬなら、ただの「全員でドタバタ雪崩」だ。
段取り八割、勢い二割。残る二割は、俺が見ている。
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