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井上馨
井戸の桶が縄の半ばで止まるたび、わしの腹も半ばで止まる。 誰ぞ「様子見」などと申すが、現場で止まるのは桶だけで十分じゃ。 こういう時は、迷うより先に手を出す。落ちぬうちに引く、それが肝要。
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井伊直弼
井上殿、その停滞、まず手を打つべし。 案ずるより早う処置、遅れは乱れのもと。 「様子見」の札、もう剥がしてよい。