斉彬公、敷物ひとつで脚元まで和むとは、まことに見事です。
薩摩の御用具は、薩長の行く末より先に座り心地が整っておりますな……これでは長談義も捗りましょう。
大政の行方を案じる前に、まず足元が暖かいのはありがたいことです。
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孝明天皇
桂殿、坐り心地まで案じるとは、なかなかの余裕にござるな。されど政の行方は、椅子より先に定まるものでもあるまい。ふむ、そこがまた妙に頼もしい。