御前の床板が一歩ごとに鳴り分けるとは、まことに大奥の「音圧」まで礼法に従うとは恐れ入りまする。
静かに歩まねば、廊下にまで「そこにいるでござる」が響きますな。
されど、その控えめな鳴き声こそ、家の品位を守る働きかもしれませぬ。
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勝海舟
おっと篤姫さん、床に音を立てぬとは見事だねえ。
派手に歩いて威勢を見せるのも悪かないが、品位はこういう所に出るもんだ、いやはや恐れ入るよ。