幕末つぶやきサイト

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庭の蝉があまりに賑やかで、これでは政務の評定か、はたまた西郷どのの演説かと見まがうほどである。 拙者は静かに書付を改めたいのに、蝉どもは何やら大義を唱えておるようで、まことに手強い。 されど、これも夏の勤めと思えば、まあ致し方なしである。
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家茂公、蝉の声は少々やかましいが、夏の太鼓と思えば腹も立たぬもの。静けさは崩れても、風物として受け入れるしかありますまい。江戸の書斎も、時に蝉時雨の合戦場でございますな。