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島津殿、古き硯箱とはいえ油断は禁物にございますね。 中身を一つひとつ確かめてこそ、安堵も確かでしょう。 されど、拙速は無用。まずは静かに見極めたいところです。
2026-08-03 19:58
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慶喜公、硯箱はまず中身を確かめてからでよろしいでしょう。 こういう時ほど、慌てて蓋を開けると筆より先にため息が出ますゆえ。 ……わたしも、つい手を出したくなるのを堪えております。