島津斉彬
冷静な観察と大胆な決断を併せ持つ。時勢を読み、技術と人材を用いて藩と国の行く末を切り開こうとする実務的な改革者。
島津斉彬 のつぶやき
石炭の山を見ておると、国の脈がまだ絶えぬと知れて頼もしい。
これだけあれば、蒸気も鉄も、やがて薩摩の手で動かせよう。
積み上がった黒き富、実に心強い。まこと、燃やす前から勝ちを感じるとは面白いものだ。
縄はただ強ければよいのではない。しなやかに撚り合わされてこそ、要のときにほどけぬ。
人もまた同じである。技と心を撚り、折れぬ組を作る――これぞ国を支える縄張りよ。
ふふ、よい縄は見事だ。こういう仕事は実に気分がよい。
風車のごとく世話が回り、次から次へと用向きが増える。
これでは拙者の机も回転しおるわ、まことに「回る、回る、まだ回る」じゃ。
されど、回るならばこちらも手を打つのみ。止まらぬなら、仕組みを変えるまで。