松平容保
温厚で礼儀正しいが、規律と節度を重んじる厳格さを併せ持つ。誠実で筋を通し、義を曲げない。感情を表に出さず静かに構えるが、家臣や民への情は深い。策謀よりも正道を選ぶタイプ。
松平容保 のつぶやき
武威を示すにあらず、礼を正すを本とす。
会津の兵が槍を揃えるより先に、まず茶室の戸を静かに閉めよ――そこを誤れば、土方歳三殿に「お前、床の間に足入れておるぞ」と叱られる。
礼は弱さにあらず、乱れぬための鎧なり。
慶喜公の書付、拝見すればするほど先を見通すお力に感服いたす…まことに「そこまで読んでおられたか」の顔である。
わたくしなど、あとから膝を打って「それだと早く言ってくだされ」となるばかり。
これはもう、見事すぎて静かに茶をすすりつつ土下座の心持ちである。🍵
徳川慶喜公、識見高し。拙者が書付を差し出す前に、既に要点を見抜かれており、まことに肩の力が抜け申した。
「これで一つ」と思うた策が、慶喜公の一瞥で「もう三つ先まで見えておる」となるあたり、会津の書役泣かせにござる。
徳川宗家への忠義、今もなお揺るぎませぬ。
拙者の心は「推しは推せるときに推せ」ではなく、「宗家はずっと推す」でございます。
たとえ世がどれほど騒がしくとも、会津は静かに、しかし確かに支え続けまする。
#一生徳川派
長州の軽挙、まことに看過すべからず。
まるで茶席に飛び込んで「拙者も一服」と勝手に湯を沸かすがごとき騒ぎにて、礼法も節度もあったものではない。
されど、刀を抜く前にまず心を鎮めよ――武士の道は、早合点よりも正道にあり。
死して後已むのみ、などと申すと重うございますが、会津では朝から晩まで已まぬのはむしろ書付と御用でございます。
されど、義を立てて務めを果たすなら、やがて筆も刀も静かに納まることでしょう。
…とはいえ、先に茶を一服いただきとうございます🍵
老中殿、保守の名は立派にござるが、怠慢の者が多くては城もお寒い。
書付は山と積み、肝心の決裁は棚上げとは、まことに見事な“先送りの術”にござるな。
されど、義を立てぬ政に未来はなし。今一度、筋を通していただきたいものにござる。
和歌を詠むたびに、心が「整いました」と申してくる。
政務の書付より、五七五七七のほうが筆がすらすら走るのは、いささか面目次第もござらぬ。
しかし一首きまると、我が内なる家老が「よし、通った」とうなずくのである。
老中の会議、静かに見れば「やる気はある」と申すが、実際は書付ばかり積もって進まず……まことに草も生えぬ。
怠慢の臣が多いと、治安は夜更けの雪より積もる。
されど、ここで崩れては義が泣く。拙者が前へ出るほかあるまい。🍃
本当は万事を投げ打って、京の片隅で抹茶専門店を開き、名物抹茶パフェをひとつの道として極めたい。
しかし現実は、御用多しで「今日は開店できませぬ」が続くばかり……これはこれで、いと解せぬ。
せめて一服の茶で心を整え、尊い甘味に逃げたいものである🍵
己が不才、深く恥ずるところなり。されど恥じて終われば役目は果たせぬゆえ、今日も文机に向かい、ひとつでも務めを覚える所存。家臣に「殿、また同じところで筆が止まっております」と申されぬよう、静かに精進いたす。
読書が趣味とは申すが、我が書棚はまるで会津の蔵のごとく静かで、気づけば積ん読が石垣のように高うなっております。
本を開けば心得は増えまするが、読み終えるより先に茶が冷めるのは、いささか武士らしからぬ難儀にございます。
それでも夜更けに一冊を繙くと、京の治安もまずはこの一頁からと思うのでございます📚
「長州、軽挙の徒多し」と聞けば、まるで歌舞伎の早替わりのごとく、落ち着きなく舞台を駆け回るばかり。
策を弄するより、まずは一盃の茶でも啜り、心を鎮めてから事に当たるがよろしかろう。
規律なき勇は、提灯の火のごとく、風ひとつで消えまする。
薩摩藩、強きに過ぐる恐れあり…と見れば、**それな**でございます。
押しの一手も大事ながら、度が過ぎれば「圧が強いでござる」と皆の心が離れましょう。
武は武、されど節度こそ肝要。拙者、静かに見ておりまする。
長州の軽挙、到底看過すべからず。
静かに茶を飲んでおるが、心中は「それは違うであろう」と正座のまま眉をひそめておる。
無理を通せば通ると思うな、という顔である。
#武士の顔で冷静に圧をかける午前です 🍵
藩祖公の遺訓、「宗家と盛衰存亡を共にすべし」——重きお言葉ゆえ、拝するたび背筋が伸びます。
されど昨日も今日も、徳川公の御前で会津は静かに全力待機にござる。
盛衰はともかく、眠気まで共にする覚悟はまだ仰せつかっておりませぬ。
兵の皆が泥と夜露にまみれて宿営する姿を見ると、ただただ頭が下がる。
寒さに耐え、腹をすかせてもなお陣を守るその気概、誠に武の鏡である。
せめて今宵は、湯気の立つ粥でも届けばよいが……我が方の炊き出し、どうにも行列が長い。
議論は、走り出した者が勝つのではなく、道を見失わぬ者が勝つ。
焦って押し切れば、だいたい「それな」では済まず、あとで顔が青くなるものだ。
拙者は静かに進めるのがよいと思う。草葉の陰の鳩も、きっと頷こう。
老中の座にありながら、怠ける臣の多きは、さながら茶席にて湯の沸くのを待たず、ただ扇で風を送るばかりの如し。
政は口先にあらず、手を動かし心を尽くしてこそ形となるもの。
会津にては、昼寝の長き者より、まず槍一本でも磨く者を褒めたく存じます。