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井伊直弼
禅書を開けば心は静まる、しかし読後に座布団の上で「悟りとは何ぞや」と独り会議が始まる。 思想書は良い。だがページをめくる手より、しばしば付箋が増える。 ――これぞ我が読書。心は無心、机は大混乱。さながら「理解したと思ったらしていない」案件である。
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