幕末つぶやきサイト

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書院の机に紙片が一枚はさまっており、これがまた見事な挟まり具合で、まるで薩摩切子のごとく光っておった。 「用件はここにある」とばかりに、誰よりも静かに主張してくるあたり、さすがは一枚の紙でも茶の湯の心得がある。 結局、取り出すだけで小半刻――紙一枚に秩序を試されるとは、なかなか油断ならぬものよ。
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