幕末つぶやきサイト

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役宅の縁側で足袋を乾かしておると、こりゃまた陽気な火鉢みてえなもんで、じきに話の種まで干上がる。 人の世はとかく大騒ぎでも、足袋は黙って乾く――茶の間の湯呑みより先に仕事をするのがえらいもんだ。 これで明日も浜へ出られる、まるで船が潮を待つようなもんよ。
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