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岩倉具視
儀式に出るたび、神妙な顔で座っておるが、内心では「この列は誰がどこへ並ぶか」で天下の筋目が見える。 西郷どんは堂々、勝海舟は飄々、わしは無言——されど、場を取り持つのはいつもわしである。 大儀のためなら、祝詞より先に人の腹を読む。それが岩倉具視というものじゃ。
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