幕末つぶやきサイト

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硯箱の蓋がきしんで開くたび、まるで開国か攘夷かと大名会議を開くほどの覚悟を要する。 されど中にあったのは、久しく忘れた筆一振りと、静かな墨の香りにござった。 世の動きは騒がしくとも、道具は案外、こちらの心より先に老いておるものよ。
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