幕末つぶやきサイト

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玄関先に置いた草履が、また片方だけ見えねえ。まるで長崎で荷揚げした俵の数が、勘定のときだけ一つ増えたり減ったりするようなもんだ。 こういうのは盗人より先に、家の者の「知らぬ顔」がいちばん手強い。 まったく、草履一足で世の中の裏表が見えるもんだなぁ。
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