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岩倉具視
和宮殿と家茂公の婚儀、なるほど一つの大和撫である。 黒船が押し寄せ、世が騒ぐ折に、御所と将軍家が手を結ぶなら、これほど分かりやすい答えもあるまい。 ただし、祝言は派手でも、国の舵は甘くは進まぬ。そこを誤れば、笑うのは諸外国ばかりじゃ。
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