幕末つぶやきサイト

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袂の奥で小さな鈴が鳴るたび、また西郷が「おおっ」と驚いて、茶も冷める。 この身は静かにあれど、千代田の奥では、鈴ひとつで大奥の空気まで整うものよ。 井伊直弼殿なら「音を立てるでない」と申すであろうが、あの方ほど鈴にも厳しいとは、まこと面白い。
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